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アメリカのテレビネットワーク『CNN』より
日本の東京には信じられないほど素晴らしい寿司やラーメン、天ぷらを提供する店がある、それは誰もが知ることだろう、日本の首都は美食のワンダーランドなのだ、特に驚くことではない。だが本当に日本の豊かな食文化を体験したいのなら東京を飛び出し日本全国を食べ歩くべきだ。
「日本は世界で最も豊かで幅広い食文化のある国の一つです。」と、食と文化にフォーカスしたツアーを提供する『Walk Japan』のCEOであるポール・クリスティ氏はCNNトラベルに語る。
「日本では地域のアイデンティティーが歴史を通して非常に強い、今も人々は自分たちの地域に誇りを持っています。また地域によって気候が非常に異なるためその地方地方の特色が色濃く出た多種多様な料理が生まれました。」
しかもその多くが非常に高品質だという。その最大の要因は何世紀にもわたる伝統、小規模農場、小規模経営のレストランだ。
「レストランの大半は家族経営のレストランです、そのため効率や利益よりも、料理に対する誇りと顧客満足度が最優先事項となっているのです。」過去30年間日本に住み続けてきたクリスティ氏はそう語る。
「これらのレストランは日本の料理文化の屋台骨です、そしてそんなレストランが全国津々浦々に数万数十万という規模で存在しています。」
なるほど、では食道楽が最高の食い倒れ体験をするには日本のどこに行けばいいのか? ではさっそくクリスティ氏がお勧めする日本で最高のグルメスポットのいくつかをご紹介しよう。
九州の東端に位置する小さな海岸の町である国東や別府は古風で趣のある通りや温泉で有名だ。
「大分県では『だんご汁』という小麦粉を使った手ごねの太い面と椎茸、玉ねぎ、ニンジンを味噌汁で煮込んだシンプルでありながらも満腹感をもたらす料理があります。またこのだんご汁の派生料理に『やせうま』というものがあり、こちらはだんご汁に使われる麺を甘味のある "きな粉" でまぶした物になっています。」
photo via “おおいた和スイーツ【黒蜜やせうま】”
それは平安時代(794-1185)から作られる郷土料理と言われており、特にやせうまはちょっとした軽食やデザートとして楽しめ、コーヒーや緑茶との組み合わせが理想的だという。
国東半島にある平安時代に開かれた由緒ある寺院、その美しさでも知られる富貴寺の側にある田舎料理専門の『 榧の木』は自家製の麺で有名だ。そしてここでは地元の農家から調達された新鮮な食材を使った素晴らしい麺を楽しむことができるそうだ。
photo via “六盛 (ろくせい) - 別府_冷麺 [食べログ]” by is licensed under CC BY 2.0
国東から海岸沿いに南に向かった先にある別府では温かい蕎麦料理である『温麺』がお勧めだとクリスティ氏は語る。これは通常、小から特大までのサイズから選ぶことができるそうだ。
「そば粉で作られた麺はアルデンテに近いテクスチャーを持ち、そこに透明感のあるスープが注がれ、しっかりと味付けされた牛肉、半熟卵、キムチ、胡麻がその上にトッピングとして飾られます。」
「別府にはこの地元料理の専門店が数多くありますが、中でも『きりん亭 』では目の前で麺が作られているのを見ることができます。」
別府湾沿いに位置するきりん亭は1974年にオープンし、作りたての麺とその量の多さで定評があるとのことだ。
日本の本州の南西端に位置する広島は近代化が進んでいながらも地元の料理の伝統を失うことなく現代に残している。
「広島のソウルフードは間違いなく、日本風のパンケーキである『お好み焼き』でしょう。各レストランには独自のスタイルがありますがその基本となるものはあまり変わりません、生地とキャベツ、豚肉、エビ、鰹節、ウスターソースなどです。」
"お好み" という字が指すようにこの料理はそのトッピングや具材において非常にカスタマイズの幅が広い。お好み焼きを提供するレストランは大きな鉄製の鉄板を中心にした店作りになっているのが一般的で店主が目の前で料理を作ってくれる。この郷土料理を味わうのに最適な店が『みっちゃん総本店』だそうだ。
「広島風お好み焼きは1951年にこの店から始まったと言われています。それ以来、お好み焼きは日本全土で人気を博し数多くのお好み焼きレストランを生み出していきました。」
お好み焼きを堪能した後には近隣の瀬戸内海を探索することをクリスティ氏は提案する、そこには数々の牡蠣の養殖場があるという。
「当然のことですが、牡蠣、特に焼き牡蠣はこの地域の定番料理の一つです」とクリスティ氏は付け加える。
浅瀬が広がる沿岸、鬱蒼とした森林、肥沃な火山性の土壌、山岳地帯が広がる伊豆半島は日本でも有数の海の幸/山の幸を堪能できる地域だ。さらに伊豆は自然の湧水で知られており地酒や『ベアードビール』などの地ビールが数多く作られている。
その地形から新鮮なタカアシガニから鯛、イカ、ロブスター、キノコ、ワサビまで自然の恵みをこれでもかと味わうことができる。採れたてのワサビを自分で擦ることができる機会もここでは多く訪れるだろう。
この地域で最も愛されている地元のレストランには、シーフードで有名な『 熱川温泉 粋光 』、会席料理で有名な『天城荘』、家庭的な会席体験をすることができる浜辺の宿 『濤亭』などが挙げられる。
東京から北西にわずか30分の場所に位置する川越は東京に滞在する人にとって日帰り旅行に適したグルメスポットだ。この江戸時代の城下町の面影を残す川越は旧世界の建築物や寺院で人々を魅了するがそこに気を取られ過ぎるわけにはいかない、そう、我々は最高の食体験を求めているのだから。
「焼き鳥は日本全土で楽しまれている料理ですが、最高のものはここにあります。」とクリスティ氏は語る。
彼のお気に入りのスポットは夫婦で経営する焼き鳥屋『とらや』だ。
「炭を使い焼き鳥を料理する旦那さんを囲うようにカウンターが設置されていて目の前で焼いてくれます。奥さんの方は軽妙な会話で客を楽しませつつ飲み物や食べ物をせっせと運んでくれます。」と、クリスティ氏は回想する。この地域特有の赤いスパイシーなペーストと共に焼き鳥を味わうのがお勧めだそうだ。
photo via “The Image Makes Me Happy!!_ さつまいもと共に百余年 川越の伝統銘菓店「亀屋栄泉」のスイートポテト”
焼き鳥で腹を満たした後は川越の名物であるサツマイモを食べるのはどうだろうか。 240年以上にわたりこの土地に定着するサツマイモを使った料理は数多くあり、ビールからアイスクリーム、ゼリーまで様々なものに使われている。
「『亀屋栄泉』 と呼ばれる菓子店ではサツマイモをベースに洋風の味付けをしたとてもおいしいスイートポテトが味わえます、口の中で溶けるように広がります。 『東洋堂』の芋せんべいもお勧めしたいですね。」とクリスティ氏は語る。
四国の高松には古城と豪華な日本の庭園があるが最も人々を魅了するのは街の有名な麺料理だ。
「讃岐うどんは高松の名物で地元の人々は朝昼晩に食べています。地元の人々が好むのは学生食堂/社員食堂のような店ですが、その見た目とは裏腹にシンプルながらも非常に味わい深い最高のうどんを提供しています。」
ほとんどのうどん屋は、麺をすすって飲み込むよりも早くうどんが提供されるとクリスティ氏は語る。
「これはおそらく世界で最も速いファーストフードの一つであり、最も健康なファーストフードと評してもいいでしょう。」
この地域には数え切れないほどの讃岐うどんを提供する店があるが、クリスティ氏にはその中でもお気に入りの店が何店かあるという、その一つが高松中心部にある 『さか枝』だ。
「この店には食堂らしい機能性と他のどこよりも美味しいうどんがあります。地元の人々が学校や職場からの行き帰りにものすごい勢いで出入りしているのを目撃したらその店は要チェックです。」
沖縄南部の地域はその独自の文化や料理で知られている、そこは居酒屋やラーメン店が軒を連ねる日本のコスモポリタンな都市とはかけ離れた世界だ。
ここでは健康的なスープや泡盛、海ぶどう、ゴーヤ、米軍基地の影響がうかがえるタコライスなどの沢山の珍しい料理に遭遇するだろう。
「沖縄には異なる系統の文化があります、それは日本と中国の中間にあると言えるでしょう。そのため料理体験もまったく異なるものになります。」
photo via “阿波と島の味「はてるま」西表島(竹富町) _”
その亜熱帯気候とそこで生産される食材は他の日本とはかなり異なっているが、沖縄の生産者は本土と同様の細部までのこだわりを見せるという。
「西表島にある 『はてるま』 は看板料理のないレストランです。オーナーシェフが自分で釣った島の旬の魚や自家製の野菜のみを使用して料理をするのですが、十分な食材が揃わない限り営業しないというこだわりぶりです 。」
「地元沖縄の食材に対する彼の献身っぷりがはっきりと伝わってきます。彼はその愛情を込めて作った料理の一品一品を熱意たっぷりに説明してくれますから。」
クリスティ氏はまた石垣島にある『舟蔵の里 』も挙げないわけにはいかないと主張する、この店の看板料理はイカ墨を使ったチャーハンだ。
「この一品は泡盛で流し込むのが最高なのですが、賑やかで生き生きとした生演奏の沖縄の音楽がその体験を極上のものにしてくれます。」
江戸情緒を残す木曽福島は山々の景色、古代建築、独特の料理の伝統で旅行者を魅了する。
「この長野県の小さな町は海から遠く離れた山の中にあります。その地形と過酷な冬の気候によりこの地域では稲作が困難でした、そのため食生活も他の日本の地域と比べ著しく異なるものになっています。」
「ここでは歴史的に主食が米ではなく蕎麦でした。それもあって今日まで、最高の手作りの蕎麦料理はここにあると言われ続けています。」
クリスティ氏が特に好きな蕎麦料理は 『にしんそば』 だという、これは乾燥させマリネしたニシンと新鮮な蕎麦を組み合わせた料理だ。
「木曽福島中心部にある老舗のそば処『くるまや』 が訪れるべき店です。」と、クリスティ氏はお勧めする。「御岳山の麓にひろがる開田高原に行くのなら 『まつば』 に向かいましょう。こちらも『くるまや』と負けず劣らず素晴らしい味わいの蕎麦を味わえますしとてもフレンドリーなサービスを提供してくれます。」
蕎麦以外にも木曽福島には試すべき名物がたくさんある、珍重される川魚である岩魚もそうだ、こちらは一般的にシンプルに塩をまぶしてグリルした状態で提供される。また冬に美味しい朴葉味噌焼き、朴葉の木の葉の上に味噌と肉と野菜をのせ焼いて食べる郷土料理もお勧めだという。
もっと冒険心のあるグルメな人は醤油とニンニクで食べる生の馬肉にチャレンジしてみて欲しいとのことだ。
猪苗代湖のほとりにある会津若松は赤みのある瓦屋根で有名な鶴ヶ城を主な観光名所としているが、この地域には日本で最高の酒がたくさんある事でも知られている。それだけでなく乾物のホタテの貝柱や滋味豊かな里芋やニンジン、キノコなども名産物だ。
「この福島県会津地方で最も親しまれている郷土料理が『こづゆ』です。これは乾物のホタテの貝柱を水で戻した際に出る出汁を使い、椎茸、ニンジン、里芋、コンニャクなどを咥え醤油とミリンで味付けたスープです。」
「それが基本的な材料ですが各家庭、各レストランはそこから独自のバージョンを作り出します。」
さらにこのエリアには、我々もなじみ深いある料理にこの土地ならではのひねりを加えた料理が提供されているという。
「『ミルク味噌ラーメン』というものがあります。これは他の日本の地域で食べられるラーメンよりも滑らかで新鮮な味わいがあります」とクリスティ氏は語る。「また『高遠そば』もぜひ試してみてください、蕎麦の中にネギが丸ごとドスンと入っている違和感しか感じない料理ですが。」
photo via “【福島県】江戸時代にタイムスリップ!?大内宿に高遠そばを食べに行こう♪ _ PlayLife [プレイライフ]”
見た目はアレだが、葱の辛味が繊細な蕎麦の味と驚くほど合うという。
東京より先へ:日本で最高のグルメスポット8選
Beyond Tokyo: 8 of Japan's best foodie destinations - 9th April 2018日本の東京には信じられないほど素晴らしい寿司やラーメン、天ぷらを提供する店がある、それは誰もが知ることだろう、日本の首都は美食のワンダーランドなのだ、特に驚くことではない。だが本当に日本の豊かな食文化を体験したいのなら東京を飛び出し日本全国を食べ歩くべきだ。
「日本は世界で最も豊かで幅広い食文化のある国の一つです。」と、食と文化にフォーカスしたツアーを提供する『Walk Japan』のCEOであるポール・クリスティ氏はCNNトラベルに語る。
「日本では地域のアイデンティティーが歴史を通して非常に強い、今も人々は自分たちの地域に誇りを持っています。また地域によって気候が非常に異なるためその地方地方の特色が色濃く出た多種多様な料理が生まれました。」
しかもその多くが非常に高品質だという。その最大の要因は何世紀にもわたる伝統、小規模農場、小規模経営のレストランだ。
「レストランの大半は家族経営のレストランです、そのため効率や利益よりも、料理に対する誇りと顧客満足度が最優先事項となっているのです。」過去30年間日本に住み続けてきたクリスティ氏はそう語る。
「これらのレストランは日本の料理文化の屋台骨です、そしてそんなレストランが全国津々浦々に数万数十万という規模で存在しています。」
なるほど、では食道楽が最高の食い倒れ体験をするには日本のどこに行けばいいのか? ではさっそくクリスティ氏がお勧めする日本で最高のグルメスポットのいくつかをご紹介しよう。
国東&別府 - 九州
“アルクマだんご汁” by Masaki Tokutomi is licensed under CC BY 2.0九州の東端に位置する小さな海岸の町である国東や別府は古風で趣のある通りや温泉で有名だ。
「大分県では『だんご汁』という小麦粉を使った手ごねの太い面と椎茸、玉ねぎ、ニンジンを味噌汁で煮込んだシンプルでありながらも満腹感をもたらす料理があります。またこのだんご汁の派生料理に『やせうま』というものがあり、こちらはだんご汁に使われる麺を甘味のある "きな粉" でまぶした物になっています。」
photo via “おおいた和スイーツ【黒蜜やせうま】”
それは平安時代(794-1185)から作られる郷土料理と言われており、特にやせうまはちょっとした軽食やデザートとして楽しめ、コーヒーや緑茶との組み合わせが理想的だという。
国東半島にある平安時代に開かれた由緒ある寺院、その美しさでも知られる富貴寺の側にある田舎料理専門の『 榧の木』は自家製の麺で有名だ。そしてここでは地元の農家から調達された新鮮な食材を使った素晴らしい麺を楽しむことができるそうだ。
photo via “六盛 (ろくせい) - 別府_冷麺 [食べログ]” by is licensed under CC BY 2.0
国東から海岸沿いに南に向かった先にある別府では温かい蕎麦料理である『温麺』がお勧めだとクリスティ氏は語る。これは通常、小から特大までのサイズから選ぶことができるそうだ。
「そば粉で作られた麺はアルデンテに近いテクスチャーを持ち、そこに透明感のあるスープが注がれ、しっかりと味付けされた牛肉、半熟卵、キムチ、胡麻がその上にトッピングとして飾られます。」
「別府にはこの地元料理の専門店が数多くありますが、中でも『きりん亭 』では目の前で麺が作られているのを見ることができます。」
別府湾沿いに位置するきりん亭は1974年にオープンし、作りたての麺とその量の多さで定評があるとのことだ。
広島
“お好み焼き②” by 天文館むじゃき is licensed under CC BY 2.0日本の本州の南西端に位置する広島は近代化が進んでいながらも地元の料理の伝統を失うことなく現代に残している。
「広島のソウルフードは間違いなく、日本風のパンケーキである『お好み焼き』でしょう。各レストランには独自のスタイルがありますがその基本となるものはあまり変わりません、生地とキャベツ、豚肉、エビ、鰹節、ウスターソースなどです。」
"お好み" という字が指すようにこの料理はそのトッピングや具材において非常にカスタマイズの幅が広い。お好み焼きを提供するレストランは大きな鉄製の鉄板を中心にした店作りになっているのが一般的で店主が目の前で料理を作ってくれる。この郷土料理を味わうのに最適な店が『みっちゃん総本店』だそうだ。
「広島風お好み焼きは1951年にこの店から始まったと言われています。それ以来、お好み焼きは日本全土で人気を博し数多くのお好み焼きレストランを生み出していきました。」
お好み焼きを堪能した後には近隣の瀬戸内海を探索することをクリスティ氏は提案する、そこには数々の牡蠣の養殖場があるという。
「当然のことですが、牡蠣、特に焼き牡蠣はこの地域の定番料理の一つです」とクリスティ氏は付け加える。
伊豆
photo via “【公式】熱川温泉 粋光:お食事の紹介”浅瀬が広がる沿岸、鬱蒼とした森林、肥沃な火山性の土壌、山岳地帯が広がる伊豆半島は日本でも有数の海の幸/山の幸を堪能できる地域だ。さらに伊豆は自然の湧水で知られており地酒や『ベアードビール』などの地ビールが数多く作られている。
その地形から新鮮なタカアシガニから鯛、イカ、ロブスター、キノコ、ワサビまで自然の恵みをこれでもかと味わうことができる。採れたてのワサビを自分で擦ることができる機会もここでは多く訪れるだろう。
この地域で最も愛されている地元のレストランには、シーフードで有名な『 熱川温泉 粋光 』、会席料理で有名な『天城荘』、家庭的な会席体験をすることができる浜辺の宿 『濤亭』などが挙げられる。
川越 - 埼玉
photo via “edition.cnn.com”東京から北西にわずか30分の場所に位置する川越は東京に滞在する人にとって日帰り旅行に適したグルメスポットだ。この江戸時代の城下町の面影を残す川越は旧世界の建築物や寺院で人々を魅了するがそこに気を取られ過ぎるわけにはいかない、そう、我々は最高の食体験を求めているのだから。
「焼き鳥は日本全土で楽しまれている料理ですが、最高のものはここにあります。」とクリスティ氏は語る。
彼のお気に入りのスポットは夫婦で経営する焼き鳥屋『とらや』だ。
「炭を使い焼き鳥を料理する旦那さんを囲うようにカウンターが設置されていて目の前で焼いてくれます。奥さんの方は軽妙な会話で客を楽しませつつ飲み物や食べ物をせっせと運んでくれます。」と、クリスティ氏は回想する。この地域特有の赤いスパイシーなペーストと共に焼き鳥を味わうのがお勧めだそうだ。
photo via “The Image Makes Me Happy!!_ さつまいもと共に百余年 川越の伝統銘菓店「亀屋栄泉」のスイートポテト”
焼き鳥で腹を満たした後は川越の名物であるサツマイモを食べるのはどうだろうか。 240年以上にわたりこの土地に定着するサツマイモを使った料理は数多くあり、ビールからアイスクリーム、ゼリーまで様々なものに使われている。
「『亀屋栄泉』 と呼ばれる菓子店ではサツマイモをベースに洋風の味付けをしたとてもおいしいスイートポテトが味わえます、口の中で溶けるように広がります。 『東洋堂』の芋せんべいもお勧めしたいですね。」とクリスティ氏は語る。
高松 - 四国
photo via “讃岐うどん “さか枝” 高松 _ 「大阪おうどんの会」日記(ブログ)”四国の高松には古城と豪華な日本の庭園があるが最も人々を魅了するのは街の有名な麺料理だ。
「讃岐うどんは高松の名物で地元の人々は朝昼晩に食べています。地元の人々が好むのは学生食堂/社員食堂のような店ですが、その見た目とは裏腹にシンプルながらも非常に味わい深い最高のうどんを提供しています。」
ほとんどのうどん屋は、麺をすすって飲み込むよりも早くうどんが提供されるとクリスティ氏は語る。
「これはおそらく世界で最も速いファーストフードの一つであり、最も健康なファーストフードと評してもいいでしょう。」
この地域には数え切れないほどの讃岐うどんを提供する店があるが、クリスティ氏にはその中でもお気に入りの店が何店かあるという、その一つが高松中心部にある 『さか枝』だ。
「この店には食堂らしい機能性と他のどこよりも美味しいうどんがあります。地元の人々が学校や職場からの行き帰りにものすごい勢いで出入りしているのを目撃したらその店は要チェックです。」
石垣島とその周辺に広がる島々「八重山諸島」 - 沖縄
photo via “edition.cnn.com”沖縄南部の地域はその独自の文化や料理で知られている、そこは居酒屋やラーメン店が軒を連ねる日本のコスモポリタンな都市とはかけ離れた世界だ。
ここでは健康的なスープや泡盛、海ぶどう、ゴーヤ、米軍基地の影響がうかがえるタコライスなどの沢山の珍しい料理に遭遇するだろう。
「沖縄には異なる系統の文化があります、それは日本と中国の中間にあると言えるでしょう。そのため料理体験もまったく異なるものになります。」
photo via “阿波と島の味「はてるま」西表島(竹富町) _”
その亜熱帯気候とそこで生産される食材は他の日本とはかなり異なっているが、沖縄の生産者は本土と同様の細部までのこだわりを見せるという。
「西表島にある 『はてるま』 は看板料理のないレストランです。オーナーシェフが自分で釣った島の旬の魚や自家製の野菜のみを使用して料理をするのですが、十分な食材が揃わない限り営業しないというこだわりぶりです 。」
「地元沖縄の食材に対する彼の献身っぷりがはっきりと伝わってきます。彼はその愛情を込めて作った料理の一品一品を熱意たっぷりに説明してくれますから。」
クリスティ氏はまた石垣島にある『舟蔵の里 』も挙げないわけにはいかないと主張する、この店の看板料理はイカ墨を使ったチャーハンだ。
「この一品は泡盛で流し込むのが最高なのですが、賑やかで生き生きとした生演奏の沖縄の音楽がその体験を極上のものにしてくれます。」
木曽福島 - 長野
“にしんそば” by Koji Horaguchi is licensed under CC BY 2.0江戸情緒を残す木曽福島は山々の景色、古代建築、独特の料理の伝統で旅行者を魅了する。
「この長野県の小さな町は海から遠く離れた山の中にあります。その地形と過酷な冬の気候によりこの地域では稲作が困難でした、そのため食生活も他の日本の地域と比べ著しく異なるものになっています。」
「ここでは歴史的に主食が米ではなく蕎麦でした。それもあって今日まで、最高の手作りの蕎麦料理はここにあると言われ続けています。」
クリスティ氏が特に好きな蕎麦料理は 『にしんそば』 だという、これは乾燥させマリネしたニシンと新鮮な蕎麦を組み合わせた料理だ。
「木曽福島中心部にある老舗のそば処『くるまや』 が訪れるべき店です。」と、クリスティ氏はお勧めする。「御岳山の麓にひろがる開田高原に行くのなら 『まつば』 に向かいましょう。こちらも『くるまや』と負けず劣らず素晴らしい味わいの蕎麦を味わえますしとてもフレンドリーなサービスを提供してくれます。」
蕎麦以外にも木曽福島には試すべき名物がたくさんある、珍重される川魚である岩魚もそうだ、こちらは一般的にシンプルに塩をまぶしてグリルした状態で提供される。また冬に美味しい朴葉味噌焼き、朴葉の木の葉の上に味噌と肉と野菜をのせ焼いて食べる郷土料理もお勧めだという。
もっと冒険心のあるグルメな人は醤油とニンニクで食べる生の馬肉にチャレンジしてみて欲しいとのことだ。
会津若松 - 福島
『こづゆ』By Opqr - 投稿者自身による作品, CC 表示-継承 3.0, Link猪苗代湖のほとりにある会津若松は赤みのある瓦屋根で有名な鶴ヶ城を主な観光名所としているが、この地域には日本で最高の酒がたくさんある事でも知られている。それだけでなく乾物のホタテの貝柱や滋味豊かな里芋やニンジン、キノコなども名産物だ。
「この福島県会津地方で最も親しまれている郷土料理が『こづゆ』です。これは乾物のホタテの貝柱を水で戻した際に出る出汁を使い、椎茸、ニンジン、里芋、コンニャクなどを咥え醤油とミリンで味付けたスープです。」
「それが基本的な材料ですが各家庭、各レストランはそこから独自のバージョンを作り出します。」
さらにこのエリアには、我々もなじみ深いある料理にこの土地ならではのひねりを加えた料理が提供されているという。
「『ミルク味噌ラーメン』というものがあります。これは他の日本の地域で食べられるラーメンよりも滑らかで新鮮な味わいがあります」とクリスティ氏は語る。「また『高遠そば』もぜひ試してみてください、蕎麦の中にネギが丸ごとドスンと入っている違和感しか感じない料理ですが。」
photo via “【福島県】江戸時代にタイムスリップ!?大内宿に高遠そばを食べに行こう♪ _ PlayLife [プレイライフ]”
見た目はアレだが、葱の辛味が繊細な蕎麦の味と驚くほど合うという。
良い記事だと思うけどどうせこれも何度もアンテナに載るように工作するんでしょ
返信削除溢れ出るクソ記事よりマシなのではないかという気もするが
削除別府の温麺てなに?初めて見たんだけど。しかもキムチとかのってるし
返信削除他ブログをコピペやあえて嫌韓を釣ってアクセス稼ぐようなところよりはるかにまし。
返信削除※2
返信削除昔からある別府冷麺だぞ、満州から引き上げてきた人たちが発祥
きりん亭は超有名店だ
※4
返信削除なるほど、それでキムチか
具の組み合わせは美味しそうなんだけど、これなら蕎麦より小麦麺の方が合いそう
食べたことないから今度温蕎麦にキムチ、試してみよう
地元の会津が出てて嬉しい!こづゆは貝柱の出汁がほんとうに美味いんだ。
返信削除ただ写真の一本ネギで食べさせる高遠そばは大内宿オリジナルなんだよなあ
辛味大根のおろし汁を入れたつゆで食べるのが昔ながらの福島の高遠そばだよ。
消化にいい合理的な食べ合わせなんだ。
どちらかといえばマイナーですな。
返信削除美味しいそうだけど。
*4
返信削除うちは祖父母は満州で商売、両親やその兄弟は満州生まれだけどキムチとか聞いたこともねえよ
当時は水キムチだし
息を吐くように嘘つくな
当時の満州には朝鮮人もいたやろ
削除今でもいるし
何をそんなにつっかかる必要がある?
いやお前さ・・・人に文句付けたいなら少しくらいググってからにした方がいいよ
削除普通に別府 冷麺 で公式HPもWikiもあるんだけど
国東&別府って書いてあるけど、後ろの信州名物ってw
返信削除どっちなんだよ^^;
高遠そば、ハシ無しで一本ネギですくって食わせるっていうパフォーマンスでテレビで紹介されまくるけど
返信削除実際、生のままのネギは強過ぎて蕎麦の風味も糞もなくなる。
こんな食い方はありえん。
どうしようもない糞パフォーマンス。
わかってる蕎麦屋なら蕎麦の時期や質によって、切ったネギを水通ししたりして調整する。
お好み焼きはパンケーキじゃない...
返信削除木曽福島 - 長野でにしん蕎麦の紹介はおかしいね。
返信削除にしん蕎麦は京都の伏見稲荷界隈じゃないの?
長野開田高原辺りでにしんじゃなくて鮎やマスの川魚か信州サーモンならわかるけどね。
蕎麦ならとうじ蕎麦でしょ。
海から遠いから干したニシンは、良く流通してたしご馳走だったんだよ。
返信削除古くから食べられていた食材です。
蕎麦とニシンの組み合わせは昔から有りました。
生臭さから京の都のニシンそばの方が後だと思うよ。