日本の山奥のインフラが届かない場所に建てられた壮大な小屋。

Majestic Off-Grid Cabin In The Japanese Mountains - Living Big In A Tiny House

動画の説明文より: インフラのない日本の郊外の山奥の森林に隠れた壮観な小屋は、日本とヨーロッパの建築をうまく組み合わせいる。シンプルだがとても機能的で騒々しい都会から逃げ出すのには最適な場所だ。

Living Big In A Tiny Houseより引用 「日本」と聞いて大抵の人は東京のような大都会が頭に浮かび、木々に囲まれた牧歌的な小屋のある風景を思い浮かべる人は普通はいないだろう。今回私たちは長野県の東部の佐久穂町にやってきた、この田舎に建てられたダウンサイズした家がどんなものかを見てみよう。


ダイゴは彼の家族が所有していたがまったく用途がなかった土地に、学校からの友人と共にこの信じられないほど素晴らしいコテージを自分で建設した。 当初は彼と友人達の短期休暇用の保養地として使う予定だったが後にダイゴと彼の家族が実際に住むことになった。 このとても魅力的なコテージは完全に水道や電気などのインフラが届かない場所に建っており、また使われている建材も近くの森林で集めた素材を多用している。



Bryce(以下ブライス):
ここはかなり人里から離れている山の中だけど電気や水とかはどうしているんだい?

ダイゴ:
ここには電気や水道などのインフラはありません。電気は屋根の上にあるソーラーパネルで発電し、明かりや小さな冷蔵庫などに使っています。水は山の中を流れる小川から引いています。



ブライス:
トイレなどの廃棄物はどうしているの?

ダイゴ:
コンポストトイレなどを使っています。(離れの小屋にあります。)

ブライス:
Oh、なるほどね。ではさっそく家の中を見せてもらえるかな?



ブライス:
このドアは凄くいいね!

ダイゴ:
これは山をイメージしてデザインしてあります。あそこに見える大きな山は茂来山と呼ばれていてあの形をドアで表現してみたんです。



ブライス:
今は日本は冬の真っ只中で外は凍えるように寒いけど、中はとても暖かく居心地が良いね。コーナーにある小さなストーブが身も心も温めてくれている。

ダイゴ:
かなり小さいストーブですけどね。



ブライス:
中のデザインは日本風というよりだいぶヨーロピアンな雰囲気だね。

ダイゴ:
そうですね、私はフィンランドに住んでいたことがあるんですがその時北欧のデザインに魅了されたんです。ですので日本に帰ってきてこのコテージを建設するとなった時、フィンランドのインテリアをイメージしたものを作りたかったんです。



ダイゴ:
ドアから入って直ぐの場所はリビングルームとして使っています。窓側の机は勉強や仕事に使っています。

ブライス:
これだけ素晴らしい風景が目の前にあると仕事に手が付かなくなりそうだけどね。とても美しい眺めだ。こんなところに座ったらとてもじゃないけどコンピューターのスクリーンなんて見続けられない。

ダイゴ:
ここに座ってする仕事はとても楽しいですよ、私にとっては。

ブライス:
そうだろうね、そして部屋の中央はダイニングエリアだね。



ダイゴ:
そうです、カウンター付きのキッチンとダイニングテーブルがあり、ここで飲食をしています。

ブライス:
特にキッチンカウンターのデザインがいいね、とても珍しいスタイルだ。

ダイゴ:
ありがとうございます。ここでの料理は楽しいですよ。 私が料理している時に家族がこちらを見るんですがまるで自分がカフェやバーのマスターにでもなったかのように感じます。



ブライス:
それでこの小屋の実際のサイズはどのくらいなんだい?

ダイゴ:
5.4m×3.5mですね。

ブライス:
木々に囲まれた山の中の小屋としては最適のサイズだと思うよ。それとさっきから気になっていたんだけどあれはハンモックじゃないか? この小屋の目玉だね。乗ってみてもいいかい?

ダイゴ:
もちろん、どうぞ。

ブライス:
いいね、すごく気に入った。もし自分が山の中にコテージを建てる時は必ずハンモックを設置すると決めたよ。


Living Big In A Tiny Houseより引用 ブライス:
寝るときはこのロフトの上に上がるのかな、見せてもらっても構わないかい?

ダイゴ:
もちろん、どうぞ。

ブライス:
とても素敵な空間だ。 山の中にコテージを建てたいと思っている人は皆このような寝るためのロフトを夢見ているだろうね。 居心地の良いベッドに窓からは素晴らしい景色が見えて、下のフロアのストーブの火も眺められる。とても気に入ったよ。

ダイゴ:
ええ、私もこの小さな空間が大好きです。このベッドに寝転ぶと夜は窓から星空が見えますしね。

ブライス:
君は日本でも今後このコテージのような田舎に小さな家を建てる動きが活発になると思うかい?

ダイゴ:
そう思いますね。日本の郊外では用途のない土地がありますし増え続けていますから。多くの人が同様のコテージを建てていくでしょうね。私には建築に関する知識はありませんでしたので時間がかかってしまいましたが自分の力でこのコテージを建てることが出来ました。

ブライス:
ちなみにいくらくらいお金がかかったんだい?

ダイゴ:
だいたい16,000ドルくらいですね。

ブライス:
16,000ドル! 日本円だと200万円だよね、それってかなり手の届く価格だよね。 このコテージを見れば、少しクリエイティブにさえなればそれほどお金をかけずにこんな素晴らしい建てる事が出来るってことが証明されているよね。

ダイゴ:
そうですね、時間はかかりますがその作業自体もとても楽しい経験です。このように家はとても小さいですがとても快適に、幸せで暖かい家が作れるということを皆さん知ってもらいたいですね。妻や家族との関係は大きな家に住んでいた頃よりも良くなったと思っています。

ブライス:
ダイゴ、この家はとても素晴らしい。 木々に囲まれたこの家はまさに君のドリームホームなんだね。私たちに見せてくれて本当にありがとう。



この家で時間を過ごしていると自分が大自然と繋がっていると体にじかに感じることが出来る。それはまさに山小屋のあるべき姿なんだろう。余計な事を考えることなく心を癒すことが出来る、そんな場所だ。世の中の喧騒から離れられるこんな場所があると知れて私は嬉しい。

スポンサードリンク

海外の反応

Youtubeのコメント欄より: ソース

lovemyslowee wow $16,000

GandalfTheFancy これまで紹介された家の中で一番のお気に入りだよ。まさに私が建てたいと思っていた家だ。

Living Big In A Tiny House(動画主) 喜んでもらえて嬉しいよ。この家のシンプルさがとても気に入ってる。そしてなんといっても眺めが素晴らしい。どんな家に住もうとも素晴らしい景色が見える家にに勝るものはないね。

norb4152 この家に泊まったことがあるよ。この男性はとてもいい人だった。今はAirBnB(民泊サイト)で予約して泊まることが出来るんだ。

Tamara Woods 見るのが楽しいビデオだった。私は3年以内にタイニーハウスを建設しようと考えているのだけど とてもインスピレーションを掻き立てられたね。

タイニーハウス・ムーブメント』とはアメリカを中心に広がっている文字通り「小さな家」に移り住み「シンプルで無駄のない暮らし方」を良しとする運動で2008年のリーマン・ショック以降に急激に広まった。

住宅ローンなどの長期債務を抱えることを不安に思い、今までの大量生産・大量消費の生活を捨てて、自分に必要なものを見つめ直し、物をあまり所有せずに小さな家で豊かに暮らそうと考える人達が出てきたことが影響している。


Gretchen Smith 洗面所はどこだろう? それと冷蔵庫も見当たらないな。

norb4152 冷蔵庫はキッチンのところで映ってたと思う。洗面所やシャワーは分からないね。

Living Big In A Tiny House(動画主) 日本には温泉や銭湯という公衆浴場があり人々は長い間それらを利用してきた歴史があって日本中に存在するんだ。

Bikash Gautam 仕事机から美しい風景が望めるなんて最高すぎる。まさにタイニーハウス好きには夢のような家だ。

Helen Bradley 思ったよりも広々としているね、ワンダフルなデザインだ。それと星空が見えるのもいい、動画主はこの家に泊めさせて貰ったのかな?

Living Big In A Tiny House(動画主) そうだよ、夜には外に出て天体観測もしたんだけど圧倒的な眺めだった。家に戻りストーブの火で温まったんだけどつくづく素晴らしい家だと感じたね。

Jacob Maelstrom フィンランド人だけど日本の山奥にフィンランド風の小屋が建ってるなんて驚きだったよ。とてもいいビデオだった。

Living Big In A Tiny House(動画主) 気に入ってもらえたようで嬉しいよ。フィンランドでのタイニーハウス・ムーブメントはどんな感じだい? いつか行こうと思ってたんだ。

Jacob Maelstrom この国では夏の休暇用の小屋はあるけど米国やニュージーランドでおきてるタイニーハウス・ムーブメントはフィンランドではあまり見られないね。大抵は小さな小屋で郊外の海や湖の側にある。サウナとビーチがある小屋を持つことはフィンランド人の夢なんだ。

タイニーハウスにはずっと興味があったけど私は身長が190cmもあるし断熱性も気になってて中々手を出すことが出来ないんだ。ここでは-30度なんて普通だからね。

RosieF26 とても美しい家だしロケーションが最高だ。自分もこんな家を建てたいと思ったよ、イギリス政府に返済しなくてはならない学生ローンさえなければね。

Living Big In A Tiny House(動画主) 君と同じ立場にいる人はたくさんいるね。学生ローンっていうのは社会人のスタートを大変なものにしている。がんばってくれ。

RosieF26 そうなんだよ! 大学と大学院の学生ローンで5年分の借金があるけど幾分気が狂ってしまいそうだ... 動画主の住んでいるニュージーランドではどうなのか分からないけど、ここイギリスの授業料はひどく、さらにどんどん上昇し続けてるんだ。

lovely kid JAPAN 私は日本の北海道に住んでいるけどここにもこんなコテージはたくさんあるよ。日本の美しい自然に囲まれた小屋はとても心を穏やかにしてくれる。たくさんモノを所有することなんてどうでも良くなる、新鮮な空気とポジティブな気持ちにさせてくれるこんなスローライフは現代人の誰もが必要としていることだと思う。日本の美しさを捉えたビデオを投稿してくれてありがとう。

Living Big In A Tiny House(動画主) 私も日本が大好きさ。是非またこの国を訪れ、今度はじっくり時間をかけて知りたいとたいと思ったよ。

Simran Gill タイニーハウスのビデオを見るのが好きだけどこのYoutubeチャンネルは特にお気に入りだよ。私は香港に住んでいるんだけどここではアパートはどこも狭いから人々がどのようにスペースを有効活用しているかは見ていて楽しい。

ThisIsAPrettyLongUserNameWhyTheFuckWouldHeDoThatSoThatEveryoneWouldThumbsUpIt 小屋もいいけどなんといっても景色が素晴らしい。あのただ置かれただけの丸太に座るだけで満足できそうだ。