あなたのEVに対する認識を変えることになるであろう車 トップ5

Electric cars that will change your mind by Roadshow 2017/06/15
Roadshow by CNETは米国のIT分野に特化したメディア企業CNET Networks, Inc.傘下の自動車のレビュー、解説、情報サイト。


近年EVに注目が集まっているが本当に欲しいと思っている人はどれだけいるだろうか? 米国のコンサルティング会社マッキンゼーの2017年の調査によると、米国の新車を購入しようと考えている人のおよそ30%がプラグイン、あるいはEVを検討しているというが実際に購入するのは3%以下だという。それはEVが値段が高く、航続可能距離が短く、充電時間が長く、そして醜いことが妨げになっているからだ。

だが私はそれが今後数年で変わると見ている、注目すべきEVがこれから販売されていくからだ。ではさっそく 今後EV市場に投入される一般的な収入の人々が購入可能な、人々のEVに対する認識を変えることになるであろう車 トップ5を発表しよう。

5. フォルクスワーゲン I.D.コンセプト


第5位はフォルクスワーゲンのI.D.コンセプトだ。これはセダンやマイクロバスなどいくつかのスタイルが計画されている。ここで重要な事は世界最大の自動車メーカーであるフォルクスワーゲンがEVにかなり注力しているということだ。今まで柱となっていたディーゼルエンジンを自ら終わらせる手助けをしてしまった彼らには他の道がないのだ。

フォルクスワーゲンは今後2020年から2025年の間に他のどのメーカーよりも多い30種類以上のEVを投入すると発表している。だがそこまで力を入れているのになぜ第5位なのか? なぜなら最近のフォルクスワーゲンが言う事の全てが信用ならないからだ。彼らは口だけでなく実際に人々に見せる必要がある。

4. ヒュンダイ・アイオニックEV


2016年に販売されたヒュンダイ・アイオニックにはたくさんの種類がある。ハイブリッドバージョンやプラグインハイブリッドやこのEVなどだ。なぜ4位なのかといえばそれはこの車の航続可能距離が日産リーフより長いとはいえたったの124マイル(約200km)しかないからだ(EPA・アメリカ合衆国環境保護庁の発表)。ほとんどの人はそれが十分だとは感じられないだろう、たとえそれが普通の人が日常的に使う分には十分だとしてもだ。

だがこの車はヒュンダイがこれから本格的にEV市場に乗り出そうとするその先駆けといえる車であり注目に値する。

3. ヒュンダイEV SUV(仮)

そしてヒュンダイのEVの本命が現在計画されているEVのSUVの新型モデルだ。これはヒュンダイとキアの初となるゼロから作るEVであり、巨大な投資であると共に両社の今後を示す大きな指針でもある。予想される航続可能距離は180マイル(約290km)でヒュンダイから2018年、キアから2019年に発売されると見られている。SUV × EV × 長い航続可能距離 × 韓国勢の価格力、おそらくヒットすることだろう。

2. フォードEV SUV(仮)

第2位は待望のフォードが開発中の新型モデルだ。今年1月の発表によると航続可能距離300マイル(約482km)のEVのSUVタイプを2020年までに投入するという。フォードはEV市場にかなり早くから参入していたが今は影が薄くなってしまっている。実際EVと聞いてフォードを連想する人はほとんどいないだろう。そして現在フォードは販売不振、利益の減少、株価の低下で批判が集まり経営陣が刷新させられる事態に追い込まれた。その要因のひとつがEV市場で存在感を失ったことであり、少なくとも人々の頭からは消え去っている。フォードはEV市場で再び存在感を示す必要がありこの新型モデルにかなり力を入れてくることが予想される。SUVはフォードの強みであり、そのEV版は期待していいだろう。

第1位を発表する前に、顔を真っ赤にして激しく怒る人がでるかもしれないので予め言っておくが1位はシボレー・ボルトでもテスラ・モデル3でもない。シボレー・ボルトは既に販売されている車であり、テスラ・モデル3はフォードやヒュンダイよりもBMWなどと競合する高価格帯の車だからだ。

1. 新型 日産リーフ


EVに対する認識を変えることになるであろう車の第1位は新型日産リーフだ。現在のモデルは はっきり言ってジョークのような存在だ。航続可能距離は107マイル(約172km)と目も当てられないほど貧弱でこんな車は忘れてしまった方がいい、というかほとんどの人は忘れてしまっているだろう。

だが今後発売される新型は航続可能距離が200マイル(約322km)を超え、ルックスも一新され良くなると見られている。そして忘れがちだが日産は世界最大のEV販売台数を誇っている。EVに関しては日産はテスラという巨木の陰に隠れてしまっているがここアメリカでかなり地盤を固めているのも事実なのだ。

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海外の反応

Youtubeのコメント欄より: ソース

Charles Everett EVにとって最も過酷な状況においても航続可能距離がフル充電で600kmってくらいになったら買ってもいい。

Ray Johnson んな無茶なこと言うなや。4気筒エンジンでもハイブリッドでなきゃその数字は無理だ。

Jonathan Dittmar 普通のガソリン車でも一回の給油でそこまで走らんだろ。

Charles Everett そのくらい走ってくれなきゃ困るでしょ、ガソリンスタンドはそこら中にあるし給油時間も短いけどEVは充電スタンドが少ない上に時間もかかるんだから。

Christopher またSUVかよ、もうあんなの見たくないわ。どこかマツダロードスターのライバルになるようなEVを作ってくれないかなぁ...

s50201 テスラ・ロードスターがあるじゃない、ほら、テスラのEV第一号がさ。

chicobear フォルクスワーゲン I.D.のIDって"Instead of Diesel(ディーゼルの代わりに)"なんかね?

Ivan Vojt 確かにモデル3はスタート価格は35,000ドルとかだろうけどオプションで最終的に42,000ドルとかになるだろうな。

テスラモーターズファン モデル3は中古査定では高く値がつくだろうからその辺も考慮すべきだと思う。

Rob N テスラ・モデル3に対する愛情は日に日に高まっている、でも実際には新型リーフの方が私の家庭にとって現実的な選択肢なんだなぁ。

The Mouse In Your Room EVは誰にでも適しているとはいえないんだよな。駐車場を持っていない道路に駐車している人は充電できないし、家に帰って来たら毎回一晩かけて充電するっていう生活が合わない人もいる。やっぱりネックは充電時間だよなぁ。

SS S それと価格だね。

Robert Montgomery EVはクールだけど寒い気候ではクソなのが駄目だ。

Dogphlap 一人当たりのEV普及率はノルウェーが一番高い、そしてノルウェーはかなり寒く土地にある国だ。もちろん性能の良いEVが必要になるけどね。日産リーフは低温だと性能が落ちちゃう。

Jet IceBane テスラ・モデル3みたいなEVがたくさんでてくる事を祈ってる。他のEVは駄目だ。

gorrilaunit99 後輪駆動で手ごろな価格のEVが出るのを待ってる。

FastLikeUNO テスラやシボレー・ボルトを一度でも運転すればガソリンエンジンに乗ろうとは思えなくなる。アウディが販売しようとしているコンパクトSUVのEVも楽しみになってきた。

Walter Black 私は燃料電池車の方に期待してる。

kclefthanded 427 航続可能距離もだけど選択肢が少ないのがね... まぁあと5年、10年くらいは様子見かな。

Mario Master 02 自動車業界の未来はEVなのかもしれないけど それまではガソリン車のエンジン音、排気音を可能な限りギリギリまで楽しむわ。

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