米CBSテレビのワイドショー番組『インサイド・エディション』より

毒殺による暗殺の恐怖にとらわれたプーチン、側近1,000人を更迭する

Putin Poison Paranoia Prompts Replacing 1000 Personal Staff - 2022/03/18




- 動画の翻訳 -


ロシアのウクライナへの攻撃がエスカレートするにつれてウラジーミル・プーチン大統領の暗殺への恐怖も高まっているようだ。

これまでに何人もの政敵を毒殺してきたプーチン大統領は今、同じ運命が自分にも訪れることを恐れていると『インサイド・エディション』のスティーブン・ファビアン記者が伝えた。




ロシアの国営テレビに今日出演したウラジーミル・プーチン大統領は彼が起こしたウクライナとの戦争に反対するロシア人を「Scum (人間のくず) 」や「Traitors (裏切者)」という言葉を使って激しく非難した。

しかしその裏には自分の側近に毒殺されることへの恐怖と募り続ける妄執があると日刊紙『Bonner County Daily Bee』の編集者であるクレイグ・コピデス氏は指摘する。

報道によるとプーチン大統領は先月、秘書から洗濯スタッフから料理人に至るまで、彼の身の回りの世話をする側近1000人全員を更迭させたという。一部の諜報機関からはプーチン大統領が身の回りの人間の裏切りにますます脅えているとの報告も出ている。

特に脅えているのがロシアの暗殺の常套手段である毒殺だ。




プーチン大統領は2006年にロシア連邦保安局の元スパイでプーチン政権を批判していたアレクサンドル・リトビネンコ氏が紅茶に混ぜられた放射性物質ポロニウム210で毒殺された事件に関与。

さらに2018年にイギリスに亡命した元スパイのセルゲイ・スクリパリ氏とその長女が自宅のドアに塗られた神経剤ノビチョクに触れて意識不明の重体になった事件ではプーチン大統領の側近が実行犯と言われている。

また2020年にプーチン政権を厳しく批判してきたロシア野党指導者アレクセイ・ナワリヌイ氏がこん睡状態に陥った事件もプーチン大統領が毒を盛るよう命じたと言われている。

プーチン大統領自身も元スパイで自分を毒殺しようと思ったらそれが可能であることを知っているだけに余計に恐れているという。伝えられているところによるとプーチン大統領は食事の毒見役まで用意しているとのことだ。



また最近はプーチン大統領のウクライナ侵攻は「ROID RAGE (ステロイドによる衝動的攻撃性)」によって煽られているのではないかという憶測が高まっている。

プーチン大統領は自身を若々しく見せるために筋肉増強剤であるステロイドを使用していることで知られている。

専門家によるとステロイドには血糖値の上昇や体重増加などの副作用の他に鬱や突発的な怒り、攻撃性の高まりなどの心理的影響を引き起こす可能性があるという。

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海外の反応

Youtube, reddit.comのコメント欄より: ソース , ソース


Sharia Mall 「最近ヘアスタイリストと雑談したときに「この妄執に取り憑かれた男は食事の際にも周囲の人間に毒見を強いているに違いない」なんて話をしたけどまさか本当にそうだったとはね。ビビって1,000人を解雇するとかどんだけ猜疑心の塊になってるんだか。そんな生き方は最も悲惨な人生と呼ぶにふさわしい。彼は実際のところ統合失調症だよ」

SweeTY PIe 「過去の歴史では一般的に、暴君が妄想に駆られ不安定な行動を始めると、失脚がそのすぐ後に続くが果たして」

Mary Marth 「あんな馬鹿みたいなことをしでかしていなかったらプーチンも恐怖に脅えたり被害妄想に陥ったりしなくて済んだだろうにね」



Bob 「彼の行動はスターリンの末期を連想させる。スターリンは周囲の人間を恐怖によって従わせていた。そして彼が発作を起こしたとき周囲の人間はそれを放置した、彼がそうやって周囲を騙し裏切者をあぶりだそうとしていると思ったからだ。彼らは最終的に助けようとしだたができなかった、疑心暗鬼に陥っていたスターリンはあらゆる医者を粛清していたからだ。悪はしばしば自らの行いの報いを受ける」

M S 「どうにもパラノイア(疑心暗鬼/被害妄想になる、偏執的になる)という言葉がプーチンに対してやたらと使われているけど、それが何を意味するのか理解していない人が多すぎる。パラノイアは単に何かを恐れることを意味する言葉ではない。パラノイアは例えば隕石にぶつかるのが怖くて外に出るのが怖いなどの「不合理」な恐怖を指す言葉だ。プーチンの首には100万ドルの懸賞金が賭けられている、さらに彼はロシアを核戦争に巻き込もうとしている。彼の恐怖は非常に「合理的」だよ」



Laura Wrzeski 「パラノイアとは恐れる理由がないのに心の中に疑念が生じた結果、周りの何もかもが疑わしく思えてくる不合理な恐れを指す。プーチンには暗殺を恐れる理由がこれでもかとある」

V 28 「プーチンは本当にどんどん「現代のスターリン」になりつつあるな」

LASHK001 「まぁ事態は彼にとって悪い結末が待つ方向に向かっているからな、そして彼はそれを理解している」



Cucker tarlson 「更迭された1000人だけどさ、これまで彼を毒殺しなかったという時点で十分信頼できる側近だと思うぞ。If it ain't broke, don't fix it (壊れてもいないものを修理しようとしてはいけない)」

Rakhim Ashyrov 「もし本当に側近の中に暗殺を企てるような人間がいたらとっくに暗殺しているだろうに」

MattCee 「着るもの触れるもの食べるものを含め、あらゆるものが信用できなくなるレベルで猜疑心を募らせる人生とか想像してごらんよ、惨めったらないね」

If it ain't broke, don't fix it:壊れてないものは直すな。そのままで正常に動くものを改良をしようと手をくわえるとしばしば悪い結果が待っているという英語のことわざ



Anthony Kristofferson Alonzo"人はそれを避けようと進んだ道の先で自らの運命に出会うものだ (自らの運命から逃げようとしても逃げた先にはやはりそれが待っている)" - 映画『カンフー・パンダ』より」



Icebummer これまで散々毒殺による暗殺なんてしていないと否定してきた人間が毒殺を恐れているとか笑っちゃうね

WintertimeFriends 詐欺師は自分もやっているのだから周りの人間も隙さえあれば自分を騙そうとしてくるに違いないと考える。

泥棒は自分もやっているのだから周りの人間も隙さえあれば自分から盗もうとしてくるに違いないと考える。

ポロニウムを使って政敵を暗殺する人間もやはり、隙さえあれば周りの人間は毒殺しようとしてくるに違いないと考えるのだろう。

eeeedlef そりゃビビるだろう、その効果は本人が一番わかっているだろうしな

TheUltimatePoet 我々が知っているのは報道されたものだけだけど放射性物質ポロニウム210と神経剤ノビチョクが一体何人に使われたかは知る由もない。だがプーチンは知っている。そりゃ怖いだろうさ。

LaNague そうですよね、新しい人間の方が彼のために何年も働いていてきた人間たちよりもはるかに信頼できるますよね。

onlefans 気のせいかな? 暗殺が起きる可能性が増えた気がするんだが?

MissPandaSloth これどういう理屈なのかね? 普通に考えて新しい人間の方が怪しいだろうに

Optimized_Orangutan 新しい人間の中には一部スパイや外国エージェントが紛れ込む「可能性」がある。だがこれまでいた1000人の中には「確実に」スパイがいる。

Ben2018 長年プーチンに仕えていた人間はプーチンの行動も周囲の状況も監視体制も熟知しているだろうし、各国の諜報機関にも実際に実行するかどうかは別にして暗殺計画くらいはすでに用意してあっても不思議じゃないしな。人事を一新すれば諜報機関は最初から人材や計画を再構築しなくてはならなくなる。

MooseBoys 仮に今プーチンが暗殺されるとしたら、それは他国のスパイとかではなくロシア内部の人間によるものだと思うぞ

MrSpindles プーチンが今でもまともならそういうことを考えていたかもしれないけど...

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