イギリスのバイク専門Youtubeチャンネル『The chronicles of mr fish』より

新型ホンダ・モンキーのレビュー、ファーストインプレッション

HONDA Monkey bike | NEW | Review | First impression - 2018/07/15


(※以下動画の翻訳)

Youtubeを見ている皆、調子はどうだい?
またこのチャンネルを訪れてくれてありがとう、重ねて感謝を言わせてもらうぜ!

俺は今興奮している、なんせコイツに、コイツに乗っているんだから!
最新の、昨日リリースされたばかりのホンダ・モンキーに乗っているんだからな!




俺は興奮を抑えられずにいる、そう、コイツが新型のホンダ・モンキー2018年モデルだ。

見ろ、この道路にいる全ての人間がこちらに向かって駆け寄ってきている。彼等がその顔に浮かべる喜びの表情を見てみろよ! いや、実際はその誰もが体調が悪そうな感じの表情を浮かべているわけだが。なんであの人たちは苦しそうな顔までして走るなんてことをしているのだろう? 奇妙な連中である。




話をバイクに戻そう、そして断言させてもらおう、この小さなバイクはあまりにも、あまりにも心地良すぎる! もうちょっと信じられないくらいに乗り心地が素晴らしい。

とにかくこのシート、シートだ、まるで雲に乗っているかのような、でっかいマシュマロにまたがっているかのような、驚くほどの座り心地がそこにはある。本当に柔らかく、本当に自分のケツの形に合わせて形が変わっているかのようにこのシートは包み込んでくれる。そう、例えるならキム・カーダシアンの尻に座っているかのような...


Embed from Getty Images
(※キム・カーダシアン:アメリカ合衆国のソーシャライト、リアリティ番組パーソナリティ、モデル、女優。豊胸ならぬ豊尻手術で巨大化した大きなお尻で有名。)

そのくらい、とにかく柔らかい。もっといい言葉で表現できればいいんだが、というかキム・カーダシアン嫌いだし、でもあの尻が柔らかいことは知っている、いやもちろん触ったことはないんだが、たぶんそうなんだろうと思っているだけなんだが。

だが一度でもこのホンダ・モンキーのシートに座ったことがある人間はキム・カーダシアンを前にした時、「Hey、キム、君のお尻はまるでホンダ・モンキーのように素晴らしいな」と口にしてしまうかもしれない。

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少し本題からそれてしまった。とにかくだ、このシートは驚くほど心地が良い。

まだ激しいカーブを走ったわけでも攻めた走りをしたわけではないが、このイギリスの田舎道を入ってみた限りホンダ・グロムよりハンドリングは優れている気がするしフィーリングも優れている気がする。もっとこう、地面にピッタリと這いつくように走るのではなく滑らかに走る、より洗練されていてもっと高価なバイクに乗っているような感覚を覚える。

ホンダはこのホンダ・モンキーを柔らかい乗り味、快適に走ることを目指して開発したんだろう、まぁ125㏄だしスピードのために作ったのではないことは明らかなわけだが。




ハンドルとフットペダルとシートが描く三角形、その比率がとてもいい。とても好みだ、違和感など一切なく何時間でも運転できる気がする。

実際かなり快適だ。というか何がショックかといえば、走り始めてからずっと、今も、何でここまで心地よいのかと驚き感動し続けていることがショックだ。乗り始めて10分も経っていないがこのバイクが大好きになった、絶対的に惚れた。

とても楽しい。特に何をしたわけでもない、ただ普通の田舎道をちょっと走っただけなのに、今なんてただ直線の道路を走っているだけなのに、なぜかずっと顔がニヤけている。 もう、なに?
とにかくファンタスティックだ!
このバイクはファンタスティックだ!
なぜこんなにも楽しいのか楽しいのか自分でもわからない!

とりあえずこの新型ホンダ・モンキーをじっくりと見るためにどこかに一度停車しなくちゃいけないことはわかっている。だがもう少し、もう少しだけ田舎道を走ってこの楽しさを味わいたい。だってそうだろ? このバイクを買う目的は "楽しい時間を過ごすため" なんだから。

もし君がバイクに運転する楽しさを求めないような退屈な人間ならばこのバイクは君のためのバイクじゃない。だがもし君が楽しさを求めるなら、人生を楽しみたいと思うのならば、笑顔になりたいというのなら、保証しよう、こいつは君を幸せにしてくれる。



私はホンダ・グロムは楽しいバイクだと思っていた、本当にそう思っていた、だがこの新型ホンダ・モンキーはそれよりも1段階上の楽しさを提供している。スピードも遅くは感じない。125㏄にしてはかなり元気いっぱいな印象だ。たぶんエンジン自体はグロムと同じものを使っているはずだ。だが調整なのか軽さの影響なのかわからないが、グロムよりも活発な印象を受ける。

ハンドルバーから伝わる振動はそんなに悪くはない、グロムよりも若干大きい気がする、でもそんなに悪くはない。

サスペンションもいい感じだ。タイヤが12インチと小さいからちょっと心配していたが想像以上にしっかりとしている。




ブレーキに関しては...
この新型には中々にクールなものが搭載されているのでその性能を見せよう。このモンキーにはABSが搭載されているんだが小さなコンピューターが状況を把握してブレーキの効き具合を調整してくれる。そのため非常にスムーズに減速してくれる。今ちょうど後ろに誰もいないので試してみよう。こう急ブレーキをかけても...

(動画の該当部分、4:00~4:06を再生)
ご覧の通りかなりスムーズに減速する。グロムだともっと前につんのめるように止まる。特に信号の多い街中だとこのスムーズさをありがたく思えるはずだ。最初は違和感を覚えるかもしれない、特にホンダ・グロムのオーナーはそうだろう、ブレーキ時に前方に向かってグッと前のめりになるのに体を備えるのが普通だったのにそれが無いのだから。

BMWのバイクに搭載されるブレーキング時に減速Gにより前のめりを起こすのを防ぐ『テレレバー』に近い。もちろんあそこまで洗練されたものではないだろうが125㏄にそこまで洗練されたものはそもそも必要ないのも確かだ。

タイヤに関しては、私がホンダ・グロムで一番気に入らないことはタイヤで購入した時には真っ先に交換したのだが、この新型モンキーのタイヤは今のところ非常に良くグリップしてくれている。




風でソックスがズレ落ちるようなスピードはないが、車体が小さいのと地面に近いこともあって実際のスピードよりも速さを感じる。この人気のない田舎道を走っているとこのバイクはまさにこんな道を走るために生まれたのだと実感する。この手の小型バイクの良いところはそこだ。免許を失うようなスピードを出さずとも十分なスリル、楽しさを感じることができる。

タコメーターが無いのがちょっとイラっとするが購入を止めるきっかけになるほどの問題ではない。音も悪くない、125㏄にしては深みのあるサウンドだ。決して安っぽい音ではない。

コーナーを曲がるときの感覚がまた素晴らしい、12インチのタイヤとは思えない、確か12インチだったはず、ちょっと後で確認する。とにかくもっと大きなタイヤのバイクで走っているような感覚だ。

I love it, I absolutely Love it!!!

ちょうど駐車できるスペースがあったのでそこに止めてじっくりとこのバイクを見てみよう。



(動画主のインスタより)


さぁご覧あれ、コイツが最新の、ホンダ・モンキーの2018年モデルだ。そしてここで強調しなければならない、コイツは驚くほど魅力的なルックスを持っている。もちろん人によっては嫌いに思うかもしれない、私と同じようにとても好きになるかもしれない、だが個人的には大好きだ、本当に好きだ、物凄く好きだ!
信じられないほどにF××KING COOLだ。

だって、見てごらんなさいって、このあまり見ないタイプのイエローのカラーリングも素晴らしいじゃないの!

とりあえずもうちょっと近くに寄ってそのダッシュボードやらなにやら、その細部を見ていこう。毎度の話だがこのバイクのスペックの全てが私の頭に入っているわけではないので数字だったり機能だったりが曖昧だったりするだろうがそこは許してくれ。ただ詳しい情報が載ったサイトへのリンクを追加しておいたので気になったらそちらを見て欲しい。

もっとも語ることは多くないだろう、なんせシンプルなバイクだし、このバイクの肝はその素晴らしいルックスと乗る者を笑顔にさせる乗り味なのだから。

(※パーツなど細かい部分の話になるので割愛します。)




こうして再び田舎道を走っているわけだが、このバイクが与える楽しさの量は信じられないほどだ。どうかしている、このバイクはどうかしている。 全ての人間がその人生にこのような存在を必要としている、地球上のすべての人間はこのバイクをとりあえず試乗してみるべきだと感じさせられる。

決して失望することはないだろう。もし失望したりこのバイクが嫌いになったとしたらその人に問題がある。

このバイクを貸してくれたDOBLE Motorcyclesの人に感謝だ。この新型モンキーが発売されたのはつい昨日のことだし私に貸す必要もなかったはずだ。だが彼らはそうしてくれた、そしてそのおかげで私は今こうして最高の時間を過ごすことができている。もし君がイギリスに住んでいてDOBLE Motorcyclesの店舗がすぐ近くにあるのならぜひ訪れてみて欲しい。



人生はこのためにある、人生はこんな時間のためにある。思わず笑顔になってしまうような、思わず声に出して笑ってしまうような時間を過ごすためにある。そしてそれをもたらしてくれているのがこの新型モンキーだ。このバイクを返さなければならないことが残念でならない。私はこのままずっと乗っていられる、毎日乗っていられる。それほどに素晴らしい。

もちろん素晴らしいバイクなのだろうとは思っていた、私はホンダ・グラムを愛していたのだから。だがこのバイクはそのさらに上の次元に昇華させている。
ビデオのレビュー用としてはこれで十分だろうし停車させて全体を見るのも終えた、なのでそろそろコイツを貸してくれた店に戻りつつ私のこの新型ホンダ・モンキーに対する考え、その結論に入ろう。

とにかく素晴らしい。スタイリングはこれ以上ないくらいにカッコいい。私はレトロなバイクがすきだがこのモンキーはそのレトロなフィーリングを見事に現代的なバイクに再現している。

一目見ただけであの "モンキー" だとわかるのにABSやスムーズなブレーキを実現するコンピューター、LEDライト、防犯アラーム、日中でも見やすいデジタルメーター、これに関してはもうちょっと情報を表示できればと思うが、とにかく最新の装備が詰め込まれている。

そして何よりその心地よさだ。私がこれまでに乗ってきたバイクの中でここまで心地の良いものはない。サスペンションの仕事もいいがとにかくシートが素晴らしい。先ほど伝えたようにまるでマシュマロや雲に乗っているかのようだ。

まぁマシュマロに乗ったことはないし今日は暖かいのでマシュマロだとベタベタするだろうが。そしてもちろん雲にも乗ったことはない。本当にこの座り心地を表現する適切な例が思いつかないのだ。とにかく一度、それがどれほど柔らかく気持ちいいのかを試してみて欲しい。



さて、ここで問題だ、
"このバイクを買うかと問われた場合私は何と答えるか?"
この動画をここまで見た諸君ならば私がどう答えるかもうお分かりだろう。

ああ、もちろんだ、私は間違いなくコイツを買う。だってこの姿を見てみろ



"astonishing(驚異的)" の一言だ。これは芸術品だ、宝石だ。さらにコーナーを曲がるたびに思わず笑い声が出る走りを持ったバイクだ。

結論はこうだ、私は迷わず、一瞬たりとも迷わず買うと答える。この新型モンキーの価格がいくらなのかはっきりとはわからないが、もし今私の手元にお金があればこのバイクを貸してくれた店に戻ったと同時に金を渡し「このまま乗って帰らせてくれ」と言うだろう。

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海外の反応

Youtubeのコメント欄より: ソース


Brock H 快適で楽しいとか最強じゃないですか😊

Wayne Ivey Love it

Tyler James もうルックスだけで楽しさが伝わってくる。

John Richards ルックスの良さはハンパないよな、それだけで欲しくなってくるもの。

Zaphod いいねぇ、しかもロゴに使われているフォントはまさに70年代のそれそのままじゃね?
細部に至るまで楽しさが詰まっているバイクだ。

weljo2001 私がまだ子供だったころ、初めて手に入れたバイクが 1973年製のハワイアンブルーのホンダZ50(モンキー) だった、小さくファンタスティックなバイクだった...

Road Rash HD わかる!
ガキの頃に乗ってたZ50を思い出すわw

The chronicles of mr fish あの昔のモンキーのブルーの色合いは良かったよねぇ。当時も色んなバイクがあったけどモンキーを選んだ君の選択は素晴らしい。私は1969年製の キャンディ・レッド だったわ。

weljo2001 あのレッドも良かったね、一番好まれていたカラーじゃないかな? それにしてもこうして新しいモンキーを見ていると昔のことを思い出すよ。私は購入してから半年ほどでz50を盗まれてしまったんだ。悲しいことに盗んだ犯人はお隣さんでね、彼は自分の息子にあげるために盗んだんだ。同居するその子の祖父母は本当にいい人でね、自分たちの息子が盗んだことを伝えに来た。

父は問題を起こしたくなかったから、特に警察が介入するような自体を避けるために、結局私と私の兄弟に新しいバイクを買ってくれた。本当にあの小さなZ50が恋しい、処分せずに手元においておけば良かったと心から思うよ。

Michael Corl アメリカだと私たちの世代は皆子供の頃にコイツに乗ってたな。当時も素晴らしいと思ったがこの新型も良さそうだ。

Psycho Paul ちくしょう! 😳 now I want one 😂

Kevin in the back 次はスーパーカブのレビューやって!

Bradley Johnson それと新型クロスカブもだな!

cn 250 あの田舎道をどれくらいのスピードで走ったのか教えてくれ、なんかまるでワープしているかのような光景だったんだが。

The chronicles of mr fish(動画主) すまんな、覚えてない、映像のスピードメーターをチェックしてみてくれ。

Vinny このバイクは大好きだがその名前は大嫌いだ。そのルックスはモンキーというより "Bee(蜂)" の方が近いだろうに。

Paul Ford いまいちピンとこないが動画主がこのバイクを物凄く気に入ったことだけは伝わった。

Ralf F こんなバイクがあったら日々の通勤も楽しくなりそう。 I want one! 😃👍

Ontario Andrews 熱のこもったいいレビューだった。米国でも発売されるんだけどなぜかここカナダだと発売されないのが残念でならないぜ...

I hate stupid people 本当になんでだろうね... カナダでも結構な需要があると思うのに。

Deep South ホンダ・グロムを買う予定だったけどこの動画を見て4分くらいでモンキーが買えるようになるまで待つことを決めたぜ。余計なことしてくれてありがとうだぜこの野郎!

Amphigory 高速道路を走れるバイクが必要なんだけどこの新型モンキーのクールさはヤバイな...
同じようなスタイリングのちょっとデカいバージョンを "Ape" みたい名前で売ってくれねぇかな...

ramiretz キム・カーダシアンの尻を引き合いに出したところがお気に入りw

dragonzreaper 今までに様々なバイクの動画のレビューを見てきたが『カーダシアンの尻』という表現は神。

AdamNDJ 私のバイク歴の最初の頃に買ったのがこの新型と同じ鮮やかなイエローのZ50だったわ。

dave g モンキーって言ったらやっぱりイエローでしょ!
私が買った69年製のZ50もこのイエローだった。

SpirulinaBoy たった今イエローのカラーリングのホンダ・モンキーを注文してきたぜ! ヒャッハー!

ramiretz 2017年製のホンダ・グロムに乗っていてその走りは楽しいし気に入っているんだけどシートが良くないんだよねぇ...
いつも降りる頃には背中が痛くなってくる。でもこの新型のモンキーのシートは遥かに良いみたいだし欲しくなってくるな。

chillaxin moto more smiles per miles for everyone and hilarious parking spot LOL 1ガロンあたりの走行可能距離がどれくらいなのかは知らんが、1ガロンあたりの "乗る者誰もを笑顔にさせる力" はどのバイクよりも優れているだろう。

Paul Squires 本当に昔のモンキーみたいだな。

Jeff Craft 70年代のZ50そのままだ。グッとくるぜ...

Kim Dossett ホンダ・モンキーと過ごした楽しい日々が蘇ってくる、私がこの新型に興奮を抑えきれずにいるのはそれが理由だ。まさに1976年に私が購入したモンキーと同じなんだもの。

claud Talkz 60歳の誕生日に自分へのご褒美として買うのにピッタリだ。

Alvin J Hunt 多分買うわ、ルックスも魅力的だしとても運転するのが楽しそうだ。ホンダが "つい笑顔になってしまうような楽しさ" を追求したバイクを作り続けていることは素晴らしいことだ。きっとカスタムの選択肢もたくさん出てくるだろうな。

Søren Rosendahl 動画を見ている間こんな感じだった。
「止せ、もうこれ以上喋るな、今コイツを買う余裕はない。マジで、これ以上喋らないでくれ、買えないんだってば!」
「ああでも、コイツは私の人生に必要だ」

Mida Multitool 超欲しい、そう思っていました、4000ドルという値札を見るまでは...
(日本でのモンキー125の価格は399,600円、ABS付が432,000円)

vakantieman32 オランダだと4,500ユーロ(約57万円)もするんだよなぁ...

Gummy Bear 私の国じゃホンダ・グロムの倍の価格だよ...

Grenherb 新品はキツイ、中古で買うか。

Vita Vegeta 私が住んでいる所だと発売は2019年、むしろ良かったと思い始めている。価格がちょっと高すぎる。

The chronicles of mr fish(動画主) でも私はこのバイクで得られる経験はその価格に見合うものだと確信しているよ。

James Shedd 乗りたくて仕方がない気分にさせられた、たぶん買うことになる。

GreekOnMoto 俺もキム・カーダシアンの尻に乗ってみたい。

G S S でもぶっちゃけあの人工尻は実際はゴムみたいな感触がすると思うの。

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