アメリカのメディア企業バズフィードの旅関連のYoutubeチャンネル『Bring Me』より

ロサンゼルスからサンフランシスコまで、まるでホテルみたいな寝台バスに乗ってみた

We Tried An Overnight Bus Hotel From Los Angeles To San Francisco - 2018/09/21

ブレント(男性) Hi、私はブレント。

ティファニー(女性) 私はティファニー、これからここロサンゼルスからサンフランシスコまで移動しようとしているんだけどこの『Cabin(キャビン)』を移動手段として使ってみようと思います。

ブレント ではさっそく、いってみよう。



このキャビンというバスはまさに文字通り『走るホテル』と呼ぶにふさわしい寝台バスだ。サンフランシスコ - ロサンゼルス間を結ぶこの二階建てバスの1階はラウンジになっており2階が乗客が寝るためのポッドのような区画になっている。

我々は23時にここロサンゼルス西部の都市サンタモニカを発ち翌朝の7時にサンフランシスコに着く予定となっている。

我々がこのバスに乗り込んでまず最初にしたことは上階に上がって自分のベッドを選ぶことだった。各ポッドは自由席で早いもの順になっており、この撮影のために出発予定時刻よりも早く到着していた我々は二段になっているポッドの上のポッド、お互いの顔が見える未開合わせのポッドを選択した。



それぞれのポッドには顔拭きシートや耳栓、水、メラトニン(睡眠導入剤)の含まれたお茶などのアメニティーとウェルカムレター、そしておそらく靴をしまうためのバッグが備えられている。


ティファニー 頭上スペースはあまりないね...
でも寝てみると普通に収まる。問題ない。

(反対側のポッドにスムーズに乗り込むブレントを見ながら)
あなた、ずいぶん私よりも優雅に乗り込んでくれるわね...


ブレント ちょうどいい感じに収まることができてる。思った以上に居心地がいいね。
ブレント バスはもう動き出しています、なので声を抑えなければならないでいます、周りの人はもう寝ているので。下のポッドの人もこんな感じです。でもとても快適に過ごせています。いい感じです。



実際私は想像した以上にポッド内が広いことに驚いた。天井が低いことに多少苦痛を感じたが横になる分には十分なスペースがあり、一度落ち着くポジションを確保できたら後はかなりくつろぐことができた。


ティファニー 今のところ特に問題は感じません。私はcarcolepsy、乗り物に乗るとすぐに寝てしまう体質なんですが、このバスでもそうなるのか、まぁみてみましょう。



このバスでは高速インターネット通信も可能でパソコンで動画を見ても読み込み中の表示が出ることもない、寝つきの悪い私としては幸いだ。


ティファニー 今コンタクトレンズを外そうとしているところなのですが常にガタガタと揺れているのでかなり難しいです... ご覧になっている方はわかると思いますが。



ティファニーがコンタクトレンズと格闘しているその頃、私は睡眠を促してくれるメラトニン入りのお茶を試していた。味は... とても健康的なお味だった。



この時点でかなり遅い時間になっていたので布団に潜り込み寝るよう務めてみた。


ティファニー 今朝の6時半、ちょうど目的地に着いたところです...


添乗員 皆さんおはようございます、サンフランシスコへようこそ。下の階でコーヒーを用意していますのでもしお望みでしたらどうぞ。サンフランシスコへようこそ。



1階のラウンジではコーヒーが用意されており割としっかりとしたコーヒーだった。とはいえ到着したのにバスの中に長居する理由はない、さっそくサンフランシスコの街並みでも目に入れるとしよう。


ティファニー それなりに寝ることができました。ベッドはとても快適でしたね。ただ夜中に目を覚ました時に何度かビクッとしました、自分がどこで寝ているかを忘れていたためですね。自分がキャビンに乗っていることを思い出して、普通に眠りに戻ることはできました。

ブレント 私はほとんど眠ることができなかったと思います。ただそれはポッドが不快だったからというわけではなく、新鮮な体験だったのと、自宅でないと熟睡できない人間なのでホテルでも同じようなことになるからです。まぁともかくサンフランシスコには到着しました。

ティファニー A地点からB地点まで、寝ている間にちゃんと着きましたね。

ブレント 今はただ朝のシャワーが恋しいです。

ティファニー そうですね。あと朝のルーチンワークをするのが大変でした、単に着替えることすらもあの狭い天井では大変で... メイクをする姿を人に見られるのも嫌だったので、寝床から出てそそくさと終わらせてしまいました。

ブレント 今これから仕事でミーティングに向かうとしたらその準備ができている自信は持てない感じでしょうね。

あと私はバスに乗っている間、こんなにも揺れるのかと驚きました。一晩中こう...(頭をぐらんぐらん揺らすブレント)

どうして飛行機で往復するよりも時間のかかる方法を選ぶ必要があるのか、とも感じましたがこのキャビンを使った場合夜中に移動することができるので例えば金曜日の夜に出て翌朝には目的地に着きその日を丸一日使える、飛行機なら日中の何時間かを移動に取られてしまうことを考えるとかなり時間を有効活用できます。

なのでとても気に入りました。なんだかんだ言ってもこうして朝早くにサンフランシスコにたどり着けたわけですし、ぜひまた利用してみたいです。

バス会社CabinのプロモーションビデオThe Cabin Journey from Cabin on Vimeo.

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海外の反応

Youtubeのコメント欄より: reddit.comのコメント欄より: ソース , ソース


james fry かなりクール。日本のカプセルホテルを彷彿とさせるね。

Acme Racing 日本の長距離バスとカプセルホテルを合体させたみたいな?

nothing_cool the magical cat 昔日本に存在したブルートレイン、そのアメリカ版って感じだ。

jaye1967 日本のカプセルホテルをアメリカナイズするとこうなるわけだ。

Sweet_Roll 日本で深夜バスを利用したことがあるけど...
このバス並みに快適だったら何度でも利用しただろうね。

Daniel 昔グレイハウンド(アメリカのバス運行会社)のバスを利用してロスとサンフランシスコを移動したことがあるけどちょっと比べ物にならないくらい快適そうだな。

caegb 長距離バスとしては破格の快適さなのは間違いない。

epSos.de かなりいい感じのバスじゃない。アメリカにもついにこの手の寝台バスがやってきたか。まさにホテルにタイヤが付いたようなものでアジアだと割とポピュラーだったりするよね :-)

Pavement Pounder ここまでまともなベッドがあるのは珍しい部類だがな。

vienna11215 アジアで人気なのは彼らが小柄だからだろ。小柄だからたくさん乗せられる。我々みたいなサイズの人間からするとその手のバスは不快で仕方がない。

jaselolzako03 そりゃ300ポンド(約136kg)を超える体重の我々アメリカ人からすりゃ拷問だろうさ。

vptes1 10時間を超えるような長いフライト時間の飛行機とかにこそコレが必要だわ。

alishanmao かなりいい感じのバス、移動の選択肢としてアリ。

Conor Dunne アメリカでも特に斬新というわけじゃない。各地をツアーして回るアーティストやその関係者はこのバスみたいなのを使っている。アーティストのビヨンセにしろコールドプレーにしろピンクにしろ毎回100人を超える人間がライブのセットアップとかに関わっているんで効率よくツアーをするのに寝台バスはうってつけというわけだ。

ライブを行ったら機材を撤収、会場でシャワーを浴びてバスに乗る、そして次の会場に向かいつつ寝ると。目が覚めたころには次の会場に着いてるって寸法だ。それを毎日のように繰り返す。

私も関係者としてイギリスやヨーロッパでこの一団に参加したことがあるがまさに5つ星ホテルのような専用バスに乗れたのは貴重な体験だった。普通に10時間くらいぶっ通しでぐっすり寝れたし、何より10台近くのバスの一団で移動するわけだがバスが会場に着き、そこから降り立つ時の「俺すげー感」、まるでロックスターのようなVIPになったような感じがたまらなかった。

全てのアーティストやその関係者に合ってる方法ではないけど空港での煩わしさを避けることができるという点において優れている。

texaswildcat2000 要はそんなバスが我々にも使えるようになったという話だろ。

ColtraneTaylor というかホテルで寝ることすらできないのかよ... 音楽関係者は大変だな...

Ty Ty つまり私がひとりHをしているところを人々は窓から眺めることになるのか。

Eric Jackson 露出プレーの好きな連中が殺到するな。

Nate Chung よく見てもらえるようにちゃんとライトは灯しておけよ。

Lobster Rock 飛行機でも夜遅くに発って朝早くに着く深夜便があるがそっちは結局ホテルに直行して寝るというオチになりがちだったりするし、いいアイデアな気がする。

Werewolffy 飛行機に乗るのが怖い私からするとかなり魅力的。ヨーロッパでも導入されないかしら?

Original Wolf ヨーロッパだと寝台電車は割とポピュラーだけどこういうのはないね。

Zak M でもこれ事故ったらどうなるか心配にならない?

M IH ベッド用のシートベルトもないしな...

Seth Dove 普通のシートベルトでもダメだろ、4点式シートベルトとかが必要。

rodkneed せめて寝るときは進行方向側に足を向けて寝るべきだな。逆の位置だった場合、急ブレーキでもかけられたら首がやられちまうぞ。

backtim8r かなり揺れるみたいだし寝るのは辛そう。

mikey mize 睡眠導入剤よりも酒を飲んでからポッドに入った方がよさそうだ。

Jo Anne Decker 二段になってるポッドの下の段なら揺れは多少収まるはず。

Vigorious 細い通路、小さな睡眠区画にカーテン、そしてそこにいる人間の数に対して明らかに小さいラウンジ、海軍時代を思い出すわ...

RyanMushr00ms 潜水艦とかを思い出すよな。

0b0011 ね。艦内の寝床の広くて快適バージョンって感じ。

NaptownSwagger そして清潔、隊員の汗の染み込んだ20年もののマットレスもない。

ianbob 面白いがターゲットとなる顧客層がよくわからんな。ロサンゼルスからサンフランシスコまで飛行機なら55分だぞ。

no further west 移動しつつ寝れてホテル代を節約できるってのはかなり魅力的だぞ。たぶん利用するわ。

Shaun Gordon お金を節約したい人からするとお得かもな。

Station それより肝心の、このバスの価格はどうなってるんじゃ!

Casey Penk Cabinのウェブサイト によると84ドルからだってさ。

ianbob 時期によって価格は変動するものとして、片道100ドルで8時間か。これなら普通に往復100ドルで済む飛行機を使うわ。

IHeartCryptoverse つっても毎回そんなに安いチケットが手に入るわけでもないし、空港って早く着かなきゃならないし何かと煩わしいことたくさんあるからな。

the_michael_lee ロサンゼルス国際空港~サンフランシスコ国際空港間のチケットは定期的に49ドルかそれ以下で売られているぞ。とはいえこのバスに関しては飛行機と直接競合するというより "飛行機代+ホテル代" という感じだが。

Gonzotron5000 普通の夜行バスと違ってそれなりに寝れるし、寝て起きたら目的地ってのはやっぱり魅力的、飛行機ってセキュリティとか乗ってる時間以外でストレスたまること多いし。活動時間が削られないってことを考えるとそれほど高くもないな。

Raf99 イビキがかなりうるさいと指摘されたことのある人間としてはちょっと乗りづらい。

DANNIEALVES オーストリアにスキーしに行くときに深夜バス使ってる自分としてはちょっと夢みたいなバスだわ。

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