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コロンバイン高校銃乱射事件から20年、アメリカでは1日におよそ1回の銃乱射事件が起きている
20 years after Columbine, America sees roughly one mass shooting a day - Apr 20, 20191999年4月20日にアメリカ合衆国コロラド州で起きたコロンバイン高校銃乱射事件、2人の生徒が12名の生徒と1名の教師を射殺した後で自殺した事件から今日で20年を迎えた。
しかし20年経った今もアメリカは銃乱射の問題を解決できてきない。それどころか現在アメリカでは "ほぼ1日に1回" 銃乱射事件が起きている(厳格な "銃乱射事件/mass shootings" の定義は存在しないがGun Violence Archiveは "犯人を除いて4人以上が死傷した銃撃事件" としておりこれに基づいての話である)。
2012年12月14日にコネチカット州で起きたサンディフック小学校銃乱射事件から今日までに(コロンバイン高校の事件から今日までに、としたいところだがサンディフック小学校銃乱射事件より以前の銃乱射事件に関するデータは不明確な点が多いため)、 2,000以上の銃乱射事件が起き、約2300人が死亡、約8,400人が負傷した。
2013年以来、銃乱射事件が起きなかったcalendar week(カレンダーの1行、日曜日に始まる連続する7日間)は2014年1月5日の週しか存在しない。
image via vox.com 地図で特に目立っている所は大規模銃乱射事件が起きた所になる。
2017年10月にラスベガスで起きた銃乱射事件では一人の男が58人を殺害し、さらに数百人を負傷させた(※左の大きな円)。
2016年6月にフロリダ州オーランドのゲイナイトクラブで起きた銃乱射事件では一人の男が49人を殺害し、さらに数十人を負傷させた(※右下の大きな円)。フロリダ州では2018年2月に一人の男が17人を殺害し、さらに17人を負傷させたマージョリー・ストーンマン・ダグラス高校銃乱射事件も起きている。
特に2018年の事件は学生が中心となった国民運動『March for Our Lives(命のための行進)』を促し、2018年3月のイベントでは100万人以上が参加し新たな銃規制を求め行進した。
Total incidents:銃乱射事件の数
Killed:死者数
Wounded:負傷者数
Number of people killed or wounded per day:1日あたりの死傷者数
image via vox.com
2019年はこれまでのところ109日間で銃乱射事件により115人が殺害され318人が負傷している。今年もほぼ1日に1回ペースだ。
image via vox.com
以下は各国の "10万人当たりの銃による死者の数(y軸)" と "国民100人当たりが所有する銃の数(x軸)" をグラフにしたものである。
image via vox.com 銃による死者の数に関してはアメリカは先進国の間で大きな異常値となっている。アメリカには銃が溢れており、それ故に暴力行為を実行するのが容易であることがこれに大きく寄与していると考えられている。
我々VOXが過去の記事でふれたように、 銃規制が厳格であればあるほど銃による死者の数は減少するとの研究がいくつも存在しているが、米国の銃に関する法律は先進国の間でで最も緩いままで大きな変化は起きていない。 image via vox.com
海外の反応
twitter.comのコメント欄より: ソースLet this stat sink in for a minute. Then ask yourself - what am I going to do to change it?https://t.co/AM3smh99zr
— Chris Murphy (@ChrisMurphyCT) 2019年4月20日
「この統計について少し時間を取って考えてみよう。それから自分自身に尋ねてください - これを変えるために何をすべきなのかと」
Early CT Tomatoes 合法的な銃器の所有者として、NRAのメンバーとして、銃の携帯許可を受けている人間として、私は危険にさらされている人を保護するために24時間365日体制で準備ができている。一方、あなたは法の下で自身や他の人々を守っている人々をより困難な立場に追い込もうとしている。恥を知れ。
Voodoo doc 24時間365日、銃を持たなければならないと感じていること自体に疑問を持とうよ...
roger 君がどれだけ長い間議会で議員を務めてきたか知らないが、この問題を政治問題化する以外に君は何をしてきたというのだ?
MAR© 🇺🇸 🇵🇷
1日に1回銃乱射事件が起きている?
#FakeNews
Sean Kelley 現状を変えるチャンスはこれまでに何度もあった。だがそのたびにNRAが、共和党がそれを潰してきた。銃を規制するということは彼らにとって金を失うことと同義だからだ。そして今日も人の命は奪われ続けている。
Denise Berube マジでNRAが共和党に献金するのを禁止すべきだと思うわ。
JCinCT 学校職員が合法的に武装できるよう、生徒や他の人々を効果的に守れるよう適切に訓練することこそが必要なことだ。
Randy そんなにアメリカが嫌いならカナダにでも移り住めばいい。
Toni Lupinacci 私は民主党の連中がこれらの悲劇を政治問題化する現状を変えたいよ。
20 years after Columbine, our thoughts remain with the survivors & the families of those killed. We must honor our responsibility to #EndGunViolence in all its forms. https://t.co/sbsVeZtBqB
— Nancy Pelosi (@SpeakerPelosi) 2019年4月20日
「コロンバイン高校銃乱射事件から20年、我々の心は事件の生存者と殺された人々の家族と共にあります。 私たちはあらゆる形態の銃による暴力を終わらせることに対する責任があることを受け入れなければなりません」
Frank Cotton 100%同意する。法律を守って正しく銃を持つ人間が、彼らを悪い人間から適切に守れるようあらゆる銃規制を撤廃しよう。
Sandy Pagano 銃規制はこれを防ぐことはできない、銃を持つ悪い人間は銃を持つ良い人間によってのみ阻止される。各学校は武装した警備員を置くべきだ。
Judy Sanders
20年だ。20年だぞ?
20年も経っているのに未だに銃乱射事件が起き続けているとはどういうことだ?!
William L Middlekauff こんなことよりももっと国境問題に関心を持ったらどうだ? 物事の優先順位をはき違えているこのような人間を我々は議会から締め出す必要がある。
tammy.o 法の下で、正当な権利として銃を持つ人々から銃を奪おうとする一方で、この国に不法に入国し続ける犯罪者を野放しにし続ける。不法に入国した人間が、入国したら法を守るようになるなんて思うなよ? 我々の銃を放っておけ、自分がすべき仕事をしろ。
mcrumr Problem isn't the gun.....
rhiannon それを事件の生存者の前で言ってみろ、事件で子供を失った両親の前で言ってみろってんだ。
Yvette Mancuso 憲法が銃の所持を認めているのに何言ってるのさ。
+Gigi+ 事件から20年、我々がすべきことは真摯にその犠牲者を追悼することであって、悲劇を都合よく使うことではない。
Edmund Tan なぜ今も銃乱射事件が起き続けているのか、それは君たち政治家が犯罪者ではなく "道具" にフォーカスしているからだ。解決策は殺人者を処刑すること、迅速な正義、模倣者が現れないようこんなことをしたらどうなるかを示すことだ。
— Stu Cluff (@scluff960) 2019年4月20日
st_gulik この記事は明らかに人々をミスリードしようとしている。 "銃乱射事件/mass shootings" の定義を "犯人を除いて4人以上が死傷した銃撃事件" としているがこれは単に銃規制派の一団体が定めた定義に過ぎない、FBIの定義とは全く異なる。
Techienickie
君は勘違いをしているようだから指摘しておくが、FBIが "銃乱射事件/mass shootings" を正式に定義したことはないし、統一犯罪白書(FBIが毎年発表する米国内での犯罪に関する報告書)でこの言葉を使ったこともない。
1980年代にFBIは “大量殺人/mass murder” の定義を "単一の出来事、単一の場所で4人以上の犠牲者が殺害された事件" でありこれに犯人の命は含まないと定めているが、これと勘違いしているのだろう。shootingとは "人を打つ" ことであり、負傷者を軽視し死者だけを重視するのは間違っている。
Formysamsung 20年、何千という銃乱射事件がその間に起きたが我々がしてきたことと言えば「thoughts and prayers(※大規模な災害があったり人が亡くなった際に相手をおもんばかる気持ちを伝える言葉)」で事件を片づけることだけだ。
RucsyNo
共和党にとってこれはアメリカの日常なのさ。
こんなは嫌?
よろしい、ならばもっと銃を買え!
enough "銃乱射事件/mass shootings" の定義がどうのこうの言ってる連中がいるがそんなのどうでもいい、銃による複数の人間を死傷させる事件がこれほどの頻度で起きているのは変わらない事実だ。そしてそれは恐ろしいことだ。
Karen Goldner Snow この国はどうかしている。
この手の海外反応を色々見て得た結論は
返信削除これは銃そのものではなく思想と左右対立の問題だから
銃をどうこうすることでの解決策の提示はナンセンスであるということ
建国理念やナショナリズム、人々の自由と政府の在り方といったイデオロギーが変化しない限りこの問題に決着はつかない
思想とか宗教とか政治的立ち位置とかだけで本気で死刑や死ぬまで刑務所入れる奴はいないと思うわ
削除自分の人生棒に振るわけだし。他人の人生棒に振った罰だけど
人生に失うものが何もない、もう何もかもどうでもいい、最後に幸せそうな奴らをぶっ殺してやりたいって暴力思考にかぶれた奴が通り魔とか銃乱射なんて起こすんだろう
アメリカは世界最大の裕福な国なのに、福祉が少なすぎるんだと思うよ
街中にごろごろいるホームレスや、治る病気なのに治療を受けられず死んでいく人
それが自由の国の精神だと言えばそうなんだろうけど、「こんな裕福な国なのに俺は見捨てられてる」って感じれば自暴自棄になるのも仕方無いという気もする
素直に一人で死んどけって話だけどね
>思想と左右対立の問題だから
削除左右対立を思想と区別してる時点でバカだな
統計を見れば銃乱射事件が増えだしたのは金融危機があった2008年以降からで、その間を担ってた政権の大部分は民主党だったなのになんで共和党のせいにしてんだか。
返信削除MS13等の南米ギャングが米国で猛威を振るうようになったのもオバマ政権からだし。
銃そのものが死のハードルを下げているから10歳未満の犯人による銃を使った殺人や銃を使った自殺も起きている。
返信削除自殺や事故まで含めるとアメリカで銃によって死亡する確率と日本で交通事故に遭って死ぬ確率がほぼ同じなんだよ。
アメリカは秀吉が刀狩りした頃より遅れてんな
返信削除銃を禁止するより学校を禁止する方が早そう
返信削除独裁的な権限を持つ政府じゃないと銃を禁止することは無理だろうね
返信削除緩い民主主義だと必ず利権がまかり通るから
つまりアメリカは半永久的に銃規制は無理
銃で開拓したことがいまだに自慢なんだろうよ
返信削除乱射出来ないように弾の値段あげなよ
返信削除移民国家のジレンマであり宿命である
返信削除生活習慣も価値観も違うひとが集まって
一人当たりのテリトリーが狭くなれば必然的に
理性ではなく感情でしか物事は解決出来なくなる
そのことを利用しようとするのは右も左も外国からの
勢力にもメリットがあるから奇妙なバランスでなりったてる
つまり、誰も解決するつもりがないことだけは確か
銃の肯定=保守・愛国 銃の否定=革新・グローバリズム
返信削除という構図ができあがってしまっているから
データを示した上で規制を主張しても「テメーさてはアカの手先だな?」
みたいな話になってしまう
ここんところが変わらない限り議論を始めることすらできんよ
「銃が人を殺すのではない、人が人を殺すのだ」なんて言ってるけど、人を殺せる道具が誰の手元にもあるってことは人を殺すまでのハードルが下がるってことなんだよな
返信削除こう言うと「包丁でも人は殺せる」なんて言う奴が出てくることがあるけど、食材を切るために作られた包丁と生物の命を奪うために作られた銃では殺しの道具としての質が違うし、実際に必要な力や覚悟も違う
銃が身近な社会で生まれ育つとこういう考えにすら及ばないのは哀れにさえ思える
アメリカは銃社会で別にいいじゃん
返信削除コロンバインから何千人死んだとか言ってるけど
日本で一年間に自殺する人の半分以下じゃん
ついでに言うとアメリカでも2016年に4万5000人が自殺してる
自殺のほうが問題だと思う
先住民族から奪うとこからずっと、今でも戦争し続けてて
返信削除住民は移民と奴隷と密入国者と先住民
断トツで世界一いびつな国じゃね
武器を持つのをやめるには勇気いるだろ
残念ながら、NRAが指摘するように銃の所持率が高いが、乱射事件などの少ないスイスのような国もある。
返信削除スイスは、子供のころに射撃大会があったり、兵役があったりとアメリカとは異なる点が多い。ただ、このことは銃そのものではなく、それを持つ人に焦点をあてるべきということを意味しているように思う。
残念ながら、現状のアメリカ人は銃を所持いてよい人格・品格には遠く及ばない未熟な国民だという事、スイス人よりも劣っているということ自覚するところから始めるべきじゃないかと思うな。
こんな書き方すると差別しているように聞こえるかもしれないが、統計データとして銃の取り扱いについては明確に証明された事実だろうと思う。別にアメリカ人に対して他意はない。日本でアメリカのような銃規制になって、その中で育てば同じことになる恐れだってあるだろう。そういう教育・環境になっていない場合は。
つまりは、人種や宗教というより、やはり教育や環境なんだと思う。現実的に銃が蔓延している現状では、銃の購入規制よりも先にこっちを優先すべきだろう。スイスでは男性の射撃訓練は義務だし、他にもいろいろとやれることはあるだろう。購入規制はそのあとにした方がいいだろうな。
銃の所持という権利を奪わずに、その権利を行使するための義務を課すべきと思うな。
銃を持った悪人を倒すのが、銃を持った善人しかいないなら、銃を持った人が、善人であることを証明するor善人になるための教育をするっていう事しかないと思うんだけどな。
これがアメリカの日常さ
返信削除何も異常なことはない
”This is America.”
日本ちょっと話題になったあの歌のMVでも銃をぶっぱなしながらそう言ってるだろ?
元コメにもあるけれど、銃による死者だけではなくて、
返信削除「負傷者」の事も深刻な問題で、後遺症とかその後の生活に於ける支障等を考えたら
より大変かも知れん。
銃で殺害をされる人は1年で1万5千人前後だが、負傷者は150万人を遥かに超えるともいうし。
特にアメリカは保険の問題もあるし、銃で負傷をしたりすると、医療費等が直ちに重くのしかかって来る可能性もあるし。
仕事を失ったりしたら目も当てられない。
大前提として外国の事は外国が決めれば良い
返信削除外野がとやかく言うのは筋違いだし失礼
あえて言うなら、人間が居る限り犯罪はなくならない
銃がなくなってもその他のものが武器にされるだけ
銃ほど容易ではないかもしれないが、日本の事件を見るにそこまで変わらないと思う
スイスは皆が銃を持っているが乱射事件はめったに起きない
銃を無くすよりも何故事件がこんなに起きるのかを考えて原因を改善しないといけない
オレは映画なら「女神の見えざる手」「マネーボール」とかが好きだけどな(笑)
返信削除権力に立てついても浮かばれんのよなぁ
社会は朝鮮山根のような小穢い奴が強いからね、日本でさえ(海外はもっとだ)
なぜか?分りやすいからだよ、その欲が!
浮かばれん奴は、崇高で、
一般人には分かりにくい………
よって、結局こう云わなければならなくなる
はかりごと多きは勝ち、少なきは負ける
汚いやり方が嫌でもね
他者への敬意
返信削除これが全てだと思うぞ