米国の技術系ニュースサイト『The Verge』より

Netflixの実写版『カウボーイビバップ』が今秋配信へ

Netflix’s live-action take on Cowboy Bebop is coming this fall - Jun 8, 2021



動画配信サービスのNetflixが人気アニメ『カウボーイ ビバップ』の待望の実写版を今秋に配信開始すると発表した。

賞金稼ぎたちを主人公としたこのSFノワール西部劇シリーズの実写版ではアニメで音楽を担当した菅野よう子が作曲家として参加。

残念ながら今回の発表では予告編も同時公開という訳にはいかなかったようだ。しかしNetflixは実写版のキャストを改めて紹介する動画を公開。

スパイク・スピーゲル役のジョン・チョー、ジェット・ブラック役のムスタファ・シャキール、フェイ・ヴァレンタイン役のダニエラ・ピネダは役にピッタリな姿で登場した。



「『カウボーイ ビバップ』の象徴的なサウンドトラックを手掛けた菅野よう子が新しい実写版でもサウンドトラックを担当することに。また実写版カウボーイビバップはこの秋に公開 」
twitter.com


左)スパイク・スピーゲル役のジョン・チョー
中)フェイ・ヴァレンタイン役のダニエラ・ピネダ
右)ジェット・ブラック役のムスタファ・シャキール



Netflixは2018年に『カウボーイ ビバップ』の実写版の制作を正式に発表。

2019年にはシリーズの主役であるジョン・チョーを含む主要キャストが明らかになったが2019年10月にニュージーランドで撮影中にジョン・チョーが深刻な膝の怪我を負い撮影は中断、パンデミックの最中に撮影は再会され2021年3月にようやく完了した。

脚本の一部は2017年の映画『マイティ・ソー バトルロイヤル』の脚本家が担当しており全10話になっているとのことだ。

配信開始までははまだ少し待つ必要があるが、宇宙賞金稼ぎたちのドタバタ劇は少なくとも今年後半には確実に見ることができそうだ。

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海外の反応

twitter.comのコメント欄より: ソース , ソース , ソース , ソース , ソース


ビデオゲームを中心とした米国のエンタメメディア『IGN』
「Netflixの新作ドラマ、実写版『カウボーイビバップ』が今秋配信へ。音楽はオリジナル版を担当した菅野よう子が作曲」
twitter.com


Kelly J. Cooper 「オーマイガー、完璧な配役じゃない」

𝔍𝔅 𝔖𝔞𝔯𝔤𝔢𝔫𝔱 📘 「いいじゃない!」

Emanuel Hahn 「完ぺきだ」

Matt Wong 黃永禧 is gonna be a hero one day 「見た感じ最高じゃない」

Jacob Lewis Miller 「本当に完璧」



G | blm 「..なんてこった、彼はスパイク・スピーゲルにそっくりじゃないか」

Suzi Hunter 「このキャストはかなりいい感じだ。どうかこの作品の実写版を台無しにしないで欲しい。ジョン・チョーはまさにスパイクそのままだ。ところでエドはどこ? 」



Moppi-chu | Lady Serra be praised 「待って、実写化に菅野よう子を巻き込んだの?! Netflixさんよ、こうなったら是が非でも失敗しないでくれよ」

Don’t give me hope (俺に希望を与えないでくれ)



ONE PIECE NETFLIX FAN 「カウボーイビバップの実写化にとても興奮している....待ちきれない」

Nym 「普段はアニメの実写化には不安しか感じないけど、菅野よう子がカウボーイビバップのサウンドトラックをさらに作ってくれるというなら、そのメリットだけで実写版は十分に存在するに値する」

Lovely Geekess 「ビバップのサントラは目を見張るような素晴らしいサントラだた...」



Gemakai 左)Live Action Bebop (ビバップ実写化)
右)New OST from Yoko Kanno (菅野よう子の新作サントラ)

maxmaronna 「100000%同意」



Pato Javier 「Netflixの新作ドラマ、実写版カウボーイビバップ...だと...」

Dino Bottenbley 「おいおい、実写版の制作が発表されたのは2年前だぞ... 」



The What:
「なん…だと…」のような意味合い。混乱などの感情を表すために使われるインターネットミーム。

元ネタは女性が笑顔を浮かべながらあらぬ方向をぽかんとした顔で見つめるRug Doctorというカーペットクリーナーの広告。

2019年に大勢の人間で米空軍の極秘基地「エリア51」に突撃する「Storm Area 51(エリア51にみんなで突撃しよう)」が企画された際に投稿されたネタがきっかけとなり普及する。


未来人「なにしてるの?」
私「エリア51に突撃する準備さ」
未来人「ああ、"The area51 massacre (エリア51大虐殺)" って今年だったっけか?」
私「The What (なん…だと…)」




Gizmodoなどを傘下に置くGawker Mediaグループのゲームメディア『Kotaku』
「菅野よう子が音楽を担当することで、Netflix板のカウボーイ ビバップの存在は正当化された 」
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米国のゲームメディア『Gamespot』 -
「おそらく… カウボーイビバップの実写版は、なんだかんだでかなり良いものになるのではないだろうか… 」
twitter.com








Maximilian 「どうだかなぁ、あまり良い考えには思えないぞ」

ᵏ @KIPMUS7 「ジョン・ウィリアムズはオリジナルの作曲家をもう一度呼び戻したとしても、ゴミは救うことができないとうことを教えてくれました」

Rhino 「ゴミみたいな実写化には飽き飽きだしウンザリだよ」 ジョン・ウィリアムズ:スター・ウォーズの旧新続の全てで作曲を担当、またスピンオフ作品の『ハン・ソロ/スター・ウォーズ・ストーリー』ではテーマ曲を担当



RyGuy 「おいおい嘘だろ、こいつらデスノートの失敗から何も学ばなかったのかよ?」

DublytheUnshaven 「なるほど、でもネットフリックスさん、結構です。私たちは皆ほとんどのアニメの実写化がどのようになるかを知っています。菅野よう子と彼女のバンドであるSEATBELTSはかっこいいけどね」

Яobert 「またネットフリックスによる実写化かよ、いつになったら連中は止めてくれるのかね」



uzerru 「実写版のカウボーイビバップが待ちきれない。ジョン・チョーはスパイク・スピーゲルとして完璧だ」



#Doomberg: Marxist-Yeagerist ⌬ 「ジョン・チョーは歳を取りすぎている。いつのまにスパイクは50歳に手が届くようなキャラになったんだ?」

Mimsy Borogoves 「スパイク・スピーゲルの父親としては完璧だったかもな。スパイクは27歳であるのに対してジョン・チョーは49歳だぞ」

AgentK 「というかこれっぽちも似てなくねw」



sop 「まったくスパイクに見えないんだが」

Adam Tarver 「似てないよ...そしてジョン・チョーは韓国人だしマーシャルアートの達人でもない...私はすでにこの実写化に不安でいっぱいだよ」

GingerKitten 「またこいつか、人々もハリウッドも、ジョン・チョー以外にもアジア人俳優が存在することを知らないようだ」



dragon face 「どうして何でもかんでも実写化しなければならないんです?」

Zen 「何でもかんでも実写化する必要が本当にあるのか? なぜ彼らはアニメをクソみたいな実写化にせずに、単に新しい映画を作るということができないのだ? どうやったって上手くいきっこないんだからさぁ」

Gilbert Rivera 「no no.. これが似ているなんてことはない、配役は酷いし作品の出来も酷いものになりそうだ。どうしてこんなことに... 何がどこまでできているのか知らないけど、こんなものは二度と日の目を見ないように燃やしてくれ」



Tommy Utah 「彼はスパイクとは似ても似つかないだろ」

Mx. Mykki ~On The Cusp~ 「はいはい、どうせ彼のコスプレをする白人男性の方がよっぽど似合ってるって言いたいんでしょ?」

Tommy Utah 「例えばこの男性とか? 君はこの男とジョン・チョーのどちらの方がキャラに近いと思うよ?」



ReaderBRA 「Netflixがスパイクをホワイトウォッシュしなかったことはまぁ肯定的に捉えることができるかな。彼は明らかにアジア人を想定しているキャラだし。主要な3人のキャスティングもいい感じだ。ただ『Jupiter's Legacy』の宇宙空間の特殊効果が酷かったからもしあれと同じレベルのものが使われると雰囲気が台無しになってしまうということだけが不安だ」

Richie B 「(菅野よう子が音楽を担当しているし)彼らがオリジナルのストーリーを尊重するならこれは素晴らしい作品になるだろう。だがキャスティングを見る限りキャラクターを尊重することには失敗したようだ。豪華俳優陣ではあるが」

Steve 「オリジナルのカウボーイビバップには黒人文化、アジア文化、さらにトランスジェンダーやLGBTQの人々への愛に溢れた作品だ。君のようにくだらないオルタナ右翼なスタンスを取っていると、それがどのような形になったとしても楽しい時間を過ごすことはできないだろう」

ホワイトウォッシュ:非白人キャラを白人が演じること

Jupiter's Legacy:2021年5月にNetflixで再審されたスーパーヒーロードラマ

オルタナ右翼:現行の右翼・保守思想に対するオルタナティヴ(別の選択肢)、さらに過激な思想を持つ人々を指す言葉。一般的にトランプ支持者、白人至上主義者、反フェミニズム反LGBT主義者などの意味で使われる。



ビデオゲームを中心とした米国のエンタメメディア『IGN』の編集者 - Matt Kim 김태민
Matt Kim 김태민 「カウボーイビバップの実写化に対して "またポリコレか" と泣き喚くコメントを見た」

「だが私はオリジナルのクリエイターの渡辺信一郎が、彼のすべてのアニメで多様性を支持しているように反人種差別主義者であることを知っている」

Yes, cry! Cry harder, baby!
(そうだ泣け、泣き喚け!)



James Bartholomeou 「これらの泣き喚いている人々はオリジナルを見たことがないに違いない、なぜならオリジナルは極めて "Woke (ポリコレ)" な作品だからだ」 woke/ウォーク: "目覚める" を意味する "wake" の過去・過去分詞形。最近では社会的不公正/人種差別/性差別などの問題に "目覚めた人"、"政治的に覚醒した人" といった意味合いで使われる。

Michael's Between Cool Nicknames 「この実写化にギャーギャー言ってる人たちは何か具体的な理由があってそうしてるの? それともハリウッドがポリコレを意識した作品を作るたびにヘイトを向ける例の条件反射?」

ビデオゲームを中心とした米国のエンタメメディア『IGN』の編集者 - Matt Kim 김태민 「たぶん後者」



Bigby 「ビバップを見て、このアニメが多様性を支持しているという考え以外の考えを持つことなんてどうしてできるの...?」

Charles Koné 「これがWokeだなんだと泣き喚く人々のことが理解できない...渡辺信一郎は自身の手掛けたすべてのアニメに文化の多様性を取り込むことが大好きな人間だ。そうであることが明らかなのに、一部の "自称ファン" があのようなくだらないことを言えることが信じられない...」



Allen Ortega: 2021 Edition 「こうやって "偽アニメファン" の化けの皮が剥がれるのであった」

Finn’s Generation Art 「彼らは "偽アニメファン" でも何でもない、ただの酷い連中だよ」

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