海外でも翻訳版が出版されていて今回は海外版の第1巻と第2巻までの 海外の人達による感想・評価をご紹介します。(日本版では1~4巻、海外版では1冊に2巻分収録。分厚い。ストーリー的には「雪の積もる僻地の村で穴を掘ってるあたり」と言えば伝わるでしょうか?)
ちなみに価格はイギリスでは最新刊がキンドル版が9.6ポンド(約1400円)、ハードカバーが18ポンド(約2600円)、 アメリカではキンドル版が17ドル(2000円)、ハードカバーが23ドル(2700円)、 ただし古い物は割引あり。
海外の反応
Epic!
Nicola Mansfieldon 15 January 2014
私は今までこの作品のようなマンガを読んだことがない。
ヴァイキングを中心とした壮大な歴史フィクション叙事詩であり、
まるで上質な小説を読んでいるような気分にさせる。
この英語の翻訳版は日本語版の1巻と2巻を一つに纏めたもので
物語は主人公のトルフィンが現在置かれている状況の説明から始まり、
後半には過去の彼の父親との日々が語られ、
現在のトルフィンが復讐することに囚われる経緯を丁寧に画いている。
作品には当時の歴史的背景や名称、生活習慣、実在した人物などが登場し私を喜ばしてくれる。
フランク人、デーン人、イギリス人達の争いや、ヴァイキング、海賊、傭兵、
そしてレイフ・エイリクソンによる冒険の日々を語るシーン。
レイフは本当に実在した人物なので もしかしたら他にも歴史上の人物がいるのかもしれない。
アートスタイルは素晴らしいの一言だ。
背景は非常に詳細で複雑で景色やシーンを美しく画いている。
登場人物たちのほとんどは所謂マンガらしい表現で描かれているが大人の男性陣はよりリアルなタッチで、
いくつかのコマではまるで生きているかのようだ。
ストーリーには感情やドラマがたくさんあり、私はすでに幾人かのキャラクターに入れ込んでしまった。
なんと素晴らしく才気溢れる作品であろうか。
とにかく私はページに目が貼り付けられ夢中になってしまった。
Brilliant Manga
Ten Tenon 19 November 2013
長い間この作品が出ることを待っていた。
3ヶ月前から予約し手にした時は凄く興奮した。
ハードカバーはとてもうまくデザインされているしページもしっかりと厚みがある。
マンガ自体は非常に残酷で、好奇心をそそり、『ベルセルク』や『クレイモア』を彷彿させる内容だ。
キャラクターやアートワークはうまくデザインされていて、全体的に見て素晴らしいマンガだ。
Deep
Undead Banon 29 August 2014
壮大なシリーズのオープニングであり、直ぐに物語に引き込まれ、キャラクターに感情移入させられる。
ヴァイキングという題材でありながらそれを成し遂げる作者の幸村誠の手腕に驚かされる。
大抵は悪役として画かれる彼らだがこの作品での登場人物達は様々な側面を見せ、
典型的な人格しか画かれない他の作品とは対照的だ。
この作品はフィクションではあるがヴァイキングという海を放浪する屈強な戦士に対する見方を変えることになるだろう。
My favourite seinen manga. profruttyon 17 January 2016 驚くべき画力、心を掴むストーリー、魅力的なキャラクター。 是非事前にこの作品のことを調べず、何も知らない状態でこのマンガを読むことを進める。
Kindle version not compatible with Paperwhite - but otherwise quite good.
Amazon Customer on September 20, 2016
ストーリーは直ぐにあなたを引き込み、楽しませ続けてくれるだろう。
将来の展開についてのヒントが随所に散りばめられ興味を持続させる。
アートワークはとても良いが最高とは呼べない。だがこの題材には適していると言えるのかもしれない。
問題が一つある。
アマゾンはKindleバージョンが複数のデバイスと互換性があると主張しているが残念ながらこれは間違っている。
私の持つKindle PaperwhiteとiPhoneでは頑なにダウンロードすることを拒否する。
Android搭載機器については分からないが同じことが起きる可能性がある。
幸いにもiPadでは問題がなかった、そうでなければ私はこのレビューを書くことはなかっただろう。
電子版が今後も出続けることは魅力的だがアマゾンがこの問題を解決するまで待った方がいい。
The saga begins.
Ethan on July 23, 2016
この作品はただ最高のマンガだというだけではない、
私が今まで読んだ歴史フィクション作品の中でもかなり優れている。
絵は荒々しさを残しながらも美しく、一流であり、
滑らかに、違和感なくユーモアを差し込んでくる。
設定はとても興味深く、登場人物たちの感情はとてもリアルに感じられ彼らに実在感を与える。
このマンガの素晴らしさをどんな言葉を綴ってみても表現しつくせる気がしない。
Awesome jincon on August 10, 2015 信じられないほどの才能のあるアーティストによるクリエイティブな傑作を見逃してしはいけない。 この作品は今日最高のマンガの一つだと言える。 ヴァイキング達の鎧や船、さらには家までも本当に細かい所まで画かれている。これは必読だ。
A great product
Amazon Customeron 16 October 2013
公式の英語翻訳版が出るこの日を長いこと待ち続け、そしてついに今私の所にやって来てくれた。
本はハードカバーで品質は申し分ない。これはとても喜ばしいことだ。
この第1巻には最初の16話分が入っていて他の一般的なマンガとは違っている。
ハードカバーであることもあり、それは値段に反映されている。だがこの本の持つ価値は値段以上だ。
今後もこの品質を保ち続けてくれることを願っている。私はすでに次巻を予約済みだ。
Superb
Nicola Mansfield on 3 Feb. 2014
素晴らしい!
まず最初に驚かされるのがこのマンガを開いて直ぐ、複雑で、ディテール描写に優れていて、リアルな、
日本のマンガではあまり見られない美しいカラーの芸術だ。
本当に今まで読んできた漫画の中で最も豪華なものだ。
この歴史大作は単に読み物として面白いだけでなくこの時代について多くを学ぶことが出来る。
この巻ではイングランドをデーン人が攻めるパートが中心になっていて
イングランド、ウェールズ、マーシアを股に掛け激しい戦いが繰り広げられる。
特に主人公のトルフィンに影響を与える展開が多い。
彼にはとても感情移入させられる。だがこの時点ではまだ
彼はあまりにも残酷で復讐に囚われすぎていて物語のヒーローとして見ることは出来なかった。
そしてなんといってもアシェラッド! まず名前が最高だ。
陰謀や権謀に長け、腹黒い彼のおかげで物語はより厚みを増している。
戦闘狂のトルケルやデンマーク王子のクヌートなど新しいキャラクターたちも登場する。
このマンガに17歳以上を対象としたレーディングを適用させた出版社の判断は正しい。
中世の、血みどろの栄光を掴むための戦争を画くこの作品には
惨たらしいシーンや、あまり多くはないが非常に下品な言葉などが
登場するので13歳の私の息子には渡さないつもりだ。
私自身はとても楽しんでいるし益々物語が盛り上がってきたので次の巻を手に取るのが待ちきれない思いだ。
The_Mad_Sweder on Nov 18, 2016 第1巻に引き続き社会学的考察、物語構造、画の構成、全てが冴え渡り高いレベルを維持している。 作者の幸村誠氏は常に私を感嘆させてくれる。次の巻が楽しみだ。
Tyler on Dec 23, 2014 ただただ...Wow. 幸村誠は素晴らしい。 何でか知らないが絵がどんどん上達していく。 物語はより残忍に、新しい登場人物も現れて...Wow. これは今一番お気に入りのマンガだ。
Satyajit Chetri on Feb 08, 2016 なぜ日本のマンガを読むのか、この作品はその理由を再認識させてくれる。 日本のマンガは画に重点を置いており、そこから伝わる情報はアメコミとは比べ物にならない。 作中の雰囲気、プロット、細部までこだわった歴史表現、物語が進むにつれ変化していくキャラクター達、 幸村誠はそれら全てをマスターしている。
Probably my most favorite of ALL TIME!!
Lola on January 25, 2014
まず! まず第一にこれだけは言っておきたい!
絵だ、私を狂ったように魅了したのはこの芸術な絵だ!
それから私は物語に吸い込まれた。
ええ、暴力と血しぶきが飛び散る残虐シーンだらけですよ。
でも理由のない暴力や残酷さじゃない、そこには物語を伝える上での必然があり、それは驚くほど効果的だ。
幸村誠氏は鋭い芸術家であり、素晴らしいストーリーテラーだ。
歴史に興味のない私の子供たちもこの作品を愛している...
この漫画でのヴァイキングの描写はリアルで、生々しく、容赦がない。
だがそれが事実だ…
史実に架空のキャラクターを組み込んだ物語はより面白く、より興味深く、より続きを読みたくさせられる。
中世やヴァイキングが好きな人、、SFやファンタジー要素のない良いストーリーを愛する人たちにこれをお勧めします。
Amazing
jincon on August 10, 2015
真の傑作。
これは私が今まで見た中で最高の芸術作品の一つだ。
ヴァイキングによるイングランド征服という歴史的な背景と組み合わされた物語は、
私が過去に見た他のどの漫画とも異なっている。
1巻では心に強い印象を与えられ、作品に引き込まれた。
2巻においてもそれは衰えを知らず私の心を奪い続けている。
このシリーズは間違いなく古典と呼ばれることになるだろう。
Five Stars Amazon Customer on January 2, 2017 とにかく読んでみな、ビンビン来るぜ!
分かるわ。英語力低いにも関わらずハードカバー英語版買ったもん。表紙とかが好きで。
返信削除素晴らしいよ、幸村先生。
アシュラッドの死以降つまんなくなったな。トルフィンが聖人になりすぎる。
返信削除アシュラッドの死以降こそ真骨頂。
削除聖人になれないばかりか苦悩と葛藤の日々だ。
そこを「もがく」さまこそ素晴らしい。
トールズの息子トルフィン(トルフィン・トルザルソン)は、アイスランド人のサガだかグリーンランド人のサガだかに出て来るから、架空の人物ではないだろう。作中のその他の登場人物や、父親がヨムズバイキングの高名な戦士だと言う設定や、トルフィン自身の生い立ちとかは史実なのかどうか知らないけど。
返信削除アクションや歴史ドラマの部分に魅力を感じた人にとっては
返信削除途中からつまらなくなるかもな
でもあの時代に大西洋を渡り北米へ移住するという過酷な旅を決意するに至った
その心境を描くのには不可欠だったと思えるよ
キングダムもそうだけどこれからが始まりという恐ろしい漫画だからね
削除最初から月刊で書いてたら荒いなんていわれなかっただろうに!残念!
返信削除この作者は最終的に性善説に至る感じがどうも…プラネテスもそうだったが説教臭くなる
返信削除緊迫した王との対峙の場面で盛大に噴き出して笑って終わるとか
殺されるのかって場面で妄想?で亡霊がそれを止めるとか、かなり白ける生温い展開があるのが残念
アシェラッドの死以降、苦悩して剣を捨てたのに結局は戦ってるしなぜか最強になってるし
外国人には中世がテーマなので理解し易くウケるだろうなと思う
この作者はキリスト教徒で、布教の一貫として作品を書いてる。
削除作者自身がそう言ってたと記憶してる。
だから、愛がドウコウとか、そんな感じになる。
布教の一環とかバカバカしい邪推だな
削除この漫画で語ってる愛はキリスト教のそれと全然違うだろ
クヌートの言ってる事って「キリストの教えに従ってたら幸せになれんから、拒絶して自分の力で楽園作るよ」だぞ。これのどこが布教なんだ?
作品読んでも意味が理解できてない人間に「俺の記憶では作者は~」とか言われてもね・・・
作者はキリスト教徒ってソースどこだよ?
削除どちらかと言えばトールズの行動は海外の4chanでは
「全然キリスト教徒じゃない」と言われていたぞ
最近の展開はインディアンの長老が占いを始めて、そこで
トルフィン達の末裔がアメリカを作る際に大勢の部族を
虐殺し、更に核実験を行って大地を汚していくシーンを
描いていたから、明らかに反欧米丸出しだったから
それもアニメ化されたらアメリカ人発狂しそうだな
将来のハリウッド映画化間違いなしだなw
返信削除辞めた方が良い
削除どうせ無理やり黒人の奴隷が入ってスウェーデン人が
黒人を昔から虐げていたというプロパガンダに使われる
ハリウッドに白人だけの映画はもう作れないんだよ…
アシェラッドの死以降、まったりする期間がやたら長いんだよな
返信削除まあおもしろいんだけど
俺も歴史漫画好きなんだけどこの作者のこと聞いたことないしどんな内容かもよく知らんけどバイキングがアメリカに行った話らしいという噂だけで1~12巻まとめ買いしてしまった
返信削除買って損はなかったかな
面白くてほとんどノンストップで読めたから
だがまだ15巻くらいの時点でまだアメリカのアの字も出てこないから展開はめっちゃ遅いねw
ヴィンランド=アメリカ大陸だよ
削除アシェラッドの死以降か...
返信削除ちゃんと作者なりに構想があって展開が遅いだけならいいのだが、なんとなく結末を先伸ばししてるだけなように見えるのが嫌だな
最近はトルケル閣下のハッチャケぶりが見所
返信削除文句なく面白いマンガなんだが、ヒルドの父と師匠の亡霊が出てきたシーンはさすがに白けてしまった。
返信削除あと、最近は急激にギャグテイストが強くなっている感じがして残念。
史実どおりだとグズリーズと間に子供できるんかな
返信削除奴隷編は海外でファームランドサガって呼んでる人がいて笑った。
返信削除