手頃な価格で風通しの良い、屋内と屋外にある2つの家。
In/Out of-the-box budget house Japan: affordable & permeable家主
私たちは自然が大好きでしたのでこの土地を選びました。建物の面積は76平方メートル、家族4人で住むにはそれほど大きくはありませんが私たちは広さを求めていません。なぜならこの家には 屋内の家と屋外の家2つあるからです。建物自体は広さがなくてもいつでも外の空気を感じられるのです。
家主
この家は主に生活する場所である「 屋内の家」とそれとは別の目的で使う「屋外の家」の2つに分かれています。「屋外の家」は中庭を挟んで東西に2棟あり、その片方の1階部分は書斎になっていて、ここは「パパの部屋」と皆が呼んでいます。主に本を読んだり何か書き物をしたりする場所ですが趣味であるキャンプの道具を収納する場所としても使っています、テントとかですね。
Kirsten Dirksen
とても狭いですね。
家主
ええ、物凄く狭いです。90センチメートルしかありません。ここは私が気分を切り替えたい時に使っています、その様な場所はどうしても必要ですから。狭いですが私にとっては快適な場所です。
家主
「パパの部屋」の対面には「ファミリーライブラリー」と呼んでいる部屋があります。ここでは本を読んだり、勉強する場所として使ったり、たまにここで仕事をすることもあります。ここには はしごが設置してあり2階へと移動することが出来ます。
家主
ここは「フラワースペース」と呼んでいます、私の妻はガーデニングが好きなので。そして対面の書斎の上にはハンモックでくつろげるテラスになっています。今日は残念ながら雨が降っていますが。ちなみに屋根はありません。
私は外の空気が感じられる家にしたかった、そうすることでもっとクリエイティブな生活が送れると思ったのです、例え雨の日であっても。
Kirsten Dirksen
この「フラワースペース」の上にはまだスペースがありますよね?
家主
ええ、この上はバルコニーになっていてたまに家族全員でここに寝そべり満月を鑑賞したりしています。ここからは隣の公園が見え、その間には建物が建っていません。ここから下の空間で遊ぶ子供たちの様子などを眺めることも出来ます。
生活空間は狭いかもしれませんがこの東京という都市のど真ん中に在っても外の自然を感じられます。生活空間にそれほど広さを求める必要がないのです。
家主
ここはメインのリビングスペースです、私たちにとってはとても快適な空間です。キッチンは狭いですが使い勝手がいいです。狭い階段の柵にはネットを使っています、子供が落ちたりしないようにですね。またちょっとした本を置く場所にもなっていてここには子供たちの本が置いてあります。
Kirsten Dirksen
階段のスペースも有効活用しているのですね。
家主
階段を上がった2階中央にはランドリー、その奥はバスルームになっています。一般的なものとは違っていてドアはなくカーテンで仕切るようにしてあり、壁やドアを作らないことで広さを感じられるように工夫してあります。手洗い場のシンクはシンプルで小さいものを使っています。
家主
奥にあるバスルームは狭いですがとても快適です。窓にはカーテンはなく、太陽の光や風を感じることができとてもリラックスさせてくれます。この窓からは「屋外の家」が見えます。
家主
ここは子供部屋になります。クローゼットも一般的なものとは異なっていてオープンタイプになっています、一目で何がかかっているのか分かるので便利です。近い将来この子供部屋の中央に小さな壁を作りを娘と息子のために2つに区切ろうと考えています。
家主
ここは主寝室になっていて窓にカーテンやブラインドなどは設置していません。窓からは外の緑が見え小さいですが居心地のいい空間なっていると感じています。
Kirsten Dirksen
小さいですが必要なものは全てあるんですね。
家主
このベッドに寝転がるとちょうど夜には窓から星空が見えます、残念ながら今日は雨空で景色はあまり良くありませんが。
Kirsten Dirksen
外から光が入ってくるのでとてもオープンな雰囲気ですね、ちなみにこの部屋にはドアは付いていないのですか?
家主
引き戸が付いているのですがあまり閉めることはありませんね。
Kirsten Dirksen
もっとスペースが欲しいと思ったことはありませんか?
家主
私個人としてはあまり広さを求めてはいません、今のこの家の広さに心地良さを感じていますから。生活空間は最小限で構いませんし、もし新たに空間が欲しいと思ったらまた小さな部屋を作ることになると思います。正直に言うと「フラワースペース」に窓を設置して部屋に作り変えようとは考えていますがね。
このような自然を感じられる家にしたのはそうすることでリラックスした生活が送れると思ったからです。仕事が終わって帰ってくるととても心が落ち着きます。
Ma Sato 吹き抜けの空間を作るためにわざわざ大きなスペースを分離したのか、なんだかもったいない気がする。
Graydon Buchleiter まぁね、ただその吹き抜けの空間は彼と彼の家族が欲しがっていたライフスタイルにとって重要なものなんだ。 彼らがそれを気に入っているならもったいないなんてことはないさ。
MrBeaux そうだね、彼は自分だけの中庭、都心の中に小さなオアシスを作ったんだ。それ自体はとても価値のあることだと思うよ、もっとも私ならあんな風にはしないだろうけどね。
Ratri もったいないと思う君の気持ちも分かるけど彼にとって価値があり、彼の望むライフスタイルに合っているのなら問題はないよ。
amduser86 全く理解できない。彼は同じ空間にもっと大きくて便利な家を建てることがでただろうに。 なんだか日本人はユニークな家を建てるがために多くの居住空間を犠牲にし過ぎてはいないか? もっと広いインテリアのある家にしたとしても自然を感じられるように建てることは可能だと思うんだが。貴重なスペースの浪費だよ。
sass clenaghen 私も同感だよ。あまり有効的にスペースを活用しているようには見えない。掃除が大変そうだしね、私は掃除嫌いだから尚のこと気になる。
TTeh 彼らが自分の金で買った土地に何を立てようが彼らの自由だよ。まぁたぶん母屋の方は普通の家、主に一般生活を送る家でオーナーはそちらの方で時間を過ごすことをメインに考えていないんだろ。 窓は大きくテラスには天井がないので小さい空間ながらもスペースを感じることが出来る。それは普通の四角い家では感じられないことだ。彼が言っていたように彼は居心地の良い空間が好きで、ただそうなるように建てたってだけだよ。
Mekhanic1 それは考え方の違いだね。ステータスやサイズとかの問題じゃないんだよ。
Bobby 外の空気を感じられる空間ってのが自分達の居住空間を犠牲にしてでも欲しかったんだろ。私も彼らの考え方に同意するよ、特に天候の良い土地ならあんな家を建てるのもいいなって思う。
MrHan それは日本の家が建築後にどんどん価値が下がっていくから中古として売ることをあまり考えないからだよ。だから個人の趣味が入った個性的な家が多いのさ。
Peter Talgaard65 彼らの考える空間のコンセプトは西洋の人間には理解しづらい...でも日本の伝統的な庭園なんかには何もない空間が植物などの自然をより際立たせるってことがあるだろ、盆栽なんかもそうだ。たぶんあの家では窓から見える夜空、風が入ってくるバスルーム、そういったものがとても強く意識できる家になっているんだよ。
46619TAB 私は40年間住宅のデザイナーをしてきたが、常に米国の古臭い建築法と戦っている。このユニークで型破りな小さな家はアメリカでは建築することができない、なぜなら馬鹿げた、時代遅れの建築法は型通りの家しか許さず真の想像力は許されていないんだ。
Graydon Buchleiter 庭や中庭、あるいはそれに準ずる空間は無駄なスペースではない。スペースを無駄にしていると思うなら、それはこの家のコンセプトをはっきりと理解していないということだ。
ownTer 本をしまうだけのために別の建物を建てるってどうなのよ。
Vax Buster スペースの無駄遣いだ。それに子供が落ちそうで怖い、あの家は罠だらけだ。
terence barrett はしごも危険そうだがその上にハンモックがあるというのがまた危なっかしい。
Emil Salim Caniago いいねぇ、もっとミニマリストな日本の住宅を見てみたい.. :)
HristosIisusEdomnul 素晴らしい家だ、発想の自由さがとてもいい。こういう所が日本のいい所だ。この男性がこの家を建てることによって幸せで、穏やかに過ごせているということがよく伝わって来る。ビデオを見ていてこちらまで良い気分にさせられたよ。
Gulnaz Taiyp kyzy たぶんああいう家を建てることが子供の頃からの夢だったんだろうな。
まあ物置と呼ぶか部屋と呼ぶかは確かにその人の勝手だが、家の構造が特別なわけではない
返信削除小金持ちの道楽だからね。
返信削除ブランド物を持つ者に100均で十分と説いても無意味だしね。