明治時代に西洋人が解釈した日本語会話例集から日本語を学んでみよう。
Learn Japanese from Westerners' take on it during the Meiji era英語:not to have(持っていない)
日本語:Arimasen(アリマセン)
英語:Not to Understand(理解していない)
日本語:Walk-arimasen(ウォルカリマセン)
"mas"で終わる動詞に"en"または "ing"を追加することで否定文になる、その構造が理解できるだろう。 それ以外では文の終わりに"nigh"を付け加える事で否定文になる。
英語:Good(よし)
日本語:Your.a shee(ヨゥ,ォウシー)
英語:Bad(悪い)
日本語:Worry(ウォリィ)
英語:Much
日本語:Tack san(タックサン)
英語:Little
日本語:Skoshe, or cheese eye(スコゥシ or チーズァィ)
英語:How much?
日本語:Ikoorah?(イクゥォーラァ?)
英語:What is the price of your horse?(あなたの馬の価格はいくらですか?)
日本語:Mar Ikoorah?(マー イクゥォーラァ?)
英語:It is not much(それほどない)
日本語:Tack san arimasen(タックサン アリマセン)
英語:Is he ill?(彼は病気ですか?/塩梅が良くありませんか?)
日本語:Am buy worry arimasu?(アムバイヲリィアリマス?)
英語:One
日本語:Stoats(ストーツ)
英語:Two
日本語:Stats(スタッツ)
英語:Three
日本語:Meats(ミーツ)
英語:Four
日本語:Yotes(ヨーツ)
英語:Five
日本語:It suits(イッツゥーツ)
英語:Six
日本語:Moots or Row ku(ムーツ or ロゥク)
英語:Seven
日本語:Nannats or Sichi(ネァナッツ or シチ)
英語:Eight
日本語:Yachts(ヤッツ)
英語:Nine
日本語:Cocoanuts(ココアナッツ)
英語:Ten
日本語:Toe(トゥ)
英語:To see(拝見)
日本語:High kin(ハイキン)
英語:Time
日本語:Tokey(トゥキィ)
英語:A man
日本語:Sto(スト)
英語:A woman
日本語:Moose me(ムゥスミィ)
英語:A child
日本語:Baby san(不明)
英語:A dog
日本語:Come here(不明)
英語:Strong, well(丈夫、大丈夫)
日本語:Die job(ダィジョブ)
英語:A strong man(丈夫な人)
日本語:Die job sto(ダィジョブ スト)
英語:A sound horse(頑丈な馬)
日本語:Die job mar(ダィジョブ マー)
英語:To speak, to say, to tell
日本語:Hanash(ハナシュ)
英語:Did the visitor leave any message?(訪問者が何かメッセージを残したか?)
日本語:Hanash arimas?(ハナシュ アリマス?)
英語:No sir, he did not(いいえ、ありませんでした)
日本語:Hanash arimasen(ハナシュ アリマセン)
英語:What
日本語:Nanny(ナ二ィー)
英語:Who
日本語:Dalley(ダレィ)
snookers
"little = cheese eye"
爆笑した。
Raskyl7 正直見た瞬間に噴出しちゃったよ。
Blaze_Pascal_Pup それと"Moose Me"が最高w
TanyaYourePregnant A child = Baby san
Sentient545 これを見てちょータフなヤクザ風の赤ん坊の前に中高年者たちがひざまずき「ベイビーさん」への忠誠を宣言している、そんな風景が頭に浮かんだ。 アニメの見過ぎかもしれない。
fechan これはちょっと元になった言葉が分からないな。子供、ムスメ、男の子?
saikyo Akachan?
fechan 赤ちゃんはどうやっても"ベイビーさん"には聞こえないだろ。
Zarmazarma 子供を表す言葉はいくつかあるがポイントはそこではないだろうな。現代で使われている日本語ではないのかもしれない。この本は日本語を話せない欧米人や中国人が日本人と会話するために使用していた横浜のピジン言語、要は簡略化された補助言語の教本みたいだからな。
ピジン言語(ピジンげんご、Pidgin language、または単にPidgin)とは、現地人と貿易商人などの外国語を話す人々との間で異言語間の意思疎通のために自然に作られた接触言語。 wikipedia
GitUrPolitcsOutaHere
"Woman => moose me"
死ぬほど笑った。
(moose:ヘラジカ、ムース、魅力的な体ではない人、ブス)
Floppuh 涙が出てきたよw
setsuwa 前にもこの画像を見たことがあるけど絶対これジョークか皮肉、当てこすりだって。
CStanners 信じられないだろうがこれは1879年に出版された実在する本から引用されたものだ。 books.google.co.jp
Pennwisedom うむ、ざっと見た限り真面目な事しか書いてないっぽいな。
itsactuallynot 17ページとか見てみろよ、やっぱなんかおかしいって!
teraflop
英語:「先週、イギリスの友達にあなたが見せた小さな子供はどこにいる?
日本語:"チーズアイドコ?"
英語:「残念ながらサンフランシスコの観光客団体が火曜日に購入してしまったよ」
日本語:"アリマセン"
圧縮させ過ぎぃ!
butthenigotbetter 19世紀の外国語ガイドは本当に残念な出来だ。言語学の実践者がほとんどなく、さらには彼らはあまり優秀でなかった。
jo-ha-kyu 言語ガイドを作成するのに言語学者である必要はないよ。必要なのは発音とその意味を知ることだしね。人々は19世紀以前にも世界中で言語ガイドを作っていたけど、それらはある程度効果的だったみたいだ。
stuartcw 法政大学の誰かがこの文書の分析をしたPDFを見てみたけど言葉のいくつかはピジン中国語みたいだ。
vellyr 馬を"マー"とか言ってるのがその典型だな。
bgaskin 意外と正確なのが面白い。この本を書いた人は明らかに可能な限り英語っぽく聞こえるように書いているな、他言語の音標文字の知識がない人に向けて上手くやっていると思う。 日本語の九つ"coconuts"は実際にココナッツのように聞こえる。
Sentient545 日本語が下手なアメリカ人のステレオタイプっぽい。
aresef なんか読んでて頭痛がしてきたよ。
BilgeXA 典型的なガイジンっぽさがある。
Tofinochris Nanny?
trademeyourpain Walk arimasen
nothing8888888 Joe Danger Arimasen!
robhol Nan day ya nen.
掘った芋弄るな的な…
返信削除爆笑した
返信削除けっこう苦しいな
今の参考書より実用的だね
返信削除こうして見ると厚切りジェイソン並の日本語力を持つ外国人は貴重だったんだな
返信削除逆パターンは今でもあるじゃん
返信削除揚げ豆腐(I get off)とか
海外から見るとずっと鎖国してたんだからほぼ未知の言語というか未開の地の原住民の言葉みたいなもんだからな
返信削除逆によく出来てると思ったぞ
面白すぎる!
返信削除ストーツ、スターツ、ミーツ、ヨーツ、イツーツ、ムーツ、ナナツ、ヤッツ、ココァナッツ、トー
「ひ」の代わりに「し」とか古い横浜方言のカメ=犬のCome hereとか真面目に興味深いな、これ
返信削除24ページ ambassador = Yakkamash shto(やっかましい人)。
返信削除こうなるとカタカナが便利に思えてくる。
返信削除外人って「ん」の後に「なにぬねの」が来る日本語は何故か「ん」を発音しないんだよな
返信削除例えば「こんにちは」は「コ二チハ」、「環七」「カナナ」、「担任」「タニン」
何故かでもなんでもなく英語とかフランス語とかスペイン語とかドイツ語とかの主要なヨーロッパの言語には長子音が無いから発音出来ないってだけだよ
削除イタリア人とかスラヴ人とかフィンランド人とかならちゃんと発音出来るはず
中国語以来の本格的な新しい外国語習得だっただろうから体系的なものなど出来ていないので、
返信削除とにかく意思疎通させる事を優先した結果こうなったんだろうな
割と効果はあったと思う
日本語の本でもこういう当て字みたいな感じの本見たことあるな
返信削除いまのカタカナより妙に発音にいい感じだったと思うけど
A child = Baby san これ「坊ちゃん」の方言が訛ったものかなぁ?
返信削除ジョン万次郎と同じ発想w
返信削除>英語:A dog
返信削除>日本語:Come here(不明)
外国人居留地が設置されてから20年、すでに相互作用による混乱が生じているね。
これは、外国人が飼い犬に対してよく「come here(こっちにおいで)」と声をかけているのを見た日本人が、西欧では犬のことを「カメ」と呼ぶ、もしくはその犬の名前が「カメ」なのだ、と誤解したことから来ている。実際、明治期には、「洋犬」と書いて「カメ」とルビを振ってある小説も存在したし、洋犬を入手して飼う場合に「カメ」という名を付ける例も多かった。
そこで、外国人が日本人に、犬を指して「これは何?」と聞いたとき、「日本語で何というのか」という意図が伝わらず、しかもそれが明らかに日本の犬ではなく洋犬だった場合、日本人が「それは『カメ』でしょう?」と答えることはじゅうぶんに考えられる。
その「カメ」を、改めて英単語で表そうとして、奇しくも「原形」が出現してしまったということなんじゃないかな。