reddit.comのスレッドより

過去十年で最も優れた環境映画であるといえるWall-Eを今こそ振り返るべき。

Now is the time to revisit Wall-E, perhaps the finest environmental film of the past decade by VOX
VOXの記事の要約
トランプがパリ協定からの離脱を決めた今こそ見返すべき。 政治的なものを意識して作られた映画ではないが、 人間の留まる事のない消費欲、公益を無視し自身の利益のみを追求する民間企業という悪しき物を美しい映像で風刺している。環境の事を今一度考えるべき。

海外の反応

reddit.comのコメント欄より: ソース

DjangoBaggins 私の最も好きなアニメ映画だ、半年に1回は見てると思う。最初の45分間まったく会話がないというのは今の時代ちょっと考えられないくらいの冒険だよね。もう言葉では言い尽くせないほどこの映画を愛してる。

goldishblue むしろ30分くらい過ぎるまで会話がないことに全く気付かないくらいだった。

bilweav 映画館でこの映画を見た体験はもう魔法のような時間だった。あの人が大勢いる巨大な空間が静けさに包まれているのは素晴らしかったなぁ。

russianj21 キャラクターが会話せずとも、しかもあんなにシンプルな姿形でありながらもキャラクターの意思が伝わってくるのは素晴らしい。ピクサーの作るアニメーションや物語がいかに優れているかを物語っている。

matmoeb この映画を初めて見たときのことを思い出すね。どのシーンも息を呑むほど美しく、考え抜かれて創られた世界には感動しっぱなしだった。

地球上の光の演出具合もカメラワークも見事だった。アニメーションは約10年経っても見劣りする事がない。偉大な映画だ。

Gutsm3k ウォーリーが公開されたのが10年前という事実に驚いた。気付いたらオッサンになってた。

aitiologia 懐かしい。うちの子供と観たけど終始「なんであの人たちはイヴを連れて行っちゃうの?」って質問してきたなぁ。

the-other-darrell 私の2歳半の子供はこの映画が大好きだ。だからこの映画をしょっちゅう見させられるわけだが苦痛は感じない。それに子供向けのテレビ番組を見させられるよりよっぽどいい。

Zaemz 素晴らしい映画だった。この映画のDVD/ブルーレイが販売・レンタル開始された時ビデオストアで働いていたからお客さんにお勧めしまくったんだけど結構な数の人が「会話がない! 会話がない映画なんて好きになれない、退屈だったよ。」と言ってきて驚いた。

あのどこが退屈だというんだ!? 全てのシーンが細部までこだわって作られていて情報が詰まっていたじゃないか! 会話が始まった後でさえ喜びに満ちていた。船長が地球について学ぶことに夢中になるシーンはいとおしいし、イヴが消化器を持ったウォーリーと踊るように宇宙空間を駆け巡るシーンはその音楽と色使いが素晴らしく今まで見た映画の中で最高のシーンだった。

そして映画のクレジットを最後まで見るのがまったく苦痛でない数少ない映画でもある。あの音楽と見ているだけで楽しい演出によってね。

今じゃこの映画に影響されてロボット工学の道に入るためにコンピュータ工学の学位を取得しようと学んでいる。私は本当にこの映画が本当に好きだ。

Apathyne 君のWALL-Eに対する熱意を読んでいてなんかハッピーな気分になった :)

willingwell2 "会話がない映画なんて好きになれない、退屈だったよ。"
バカばっか。

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SweetCheeksUp ウォーリーは私の映画センサーにまったく引っかからなかったから見ていなかったんだけど、友達の家に遊びに行ったときにその友達の妹のためにレンタルしてきたこの映画を皆で見ることになった。

最初は「映画借りてきたんだ、暇だし観よっか?」みたいな軽い気持ちで観始めたんだけど皆最初から最後まで無言、見終わった後には友達も私も「何か凄い作品を観たんじゃね?」と口に出るほど凄い衝撃を受けた。

あれだけの社会的な主張を子供向けの映画に難なく詰め込むピクサー恐い!

VictorBlimpmuscle ここで豆知識。
WALL-E(ウォーリー)とはWaste Allocation Load Lifter - Earth class(廃棄物処理リフト・地球タイプ)の略、そしてEVE(イヴ)はExtra-terrestrial Vegetation Evaluator(地球外植物探査機)の略

nastyjman そして私が最も愛するM-O(モー)はMicrobe Obliterator(微細物除去機)の略

seanalltogether 映画を観て「完璧だ」と思ったのはこの映画が初めてだった。別にこの映画が私の一番のお気に入りというわけではないが、そのシーンの一つ一つが、ショットの一つ一つが、ペーシングが、構成が、物語が、全てがパーフェクトであり文句のつけようがない。

Oracle343gspark Wall-Eは私のピクサー映画トップ3に間違いなく入る。「トイストーリー」と「ファインディングニモ」に並ぶね。

fortiter-et-recte 「レミーのおいしいレストラン」こそ至高!

Oldkingcole225 間違いなく「カールじいさんの空飛ぶ家」がピクサー作品ではベスト。

BlindWillieJohnson どうかな? 私も好きな作品ではあるがベストとは言えなくないかな? 「カールじいさんの空飛ぶ家」の最大の魅力はあの驚くべきイントロだ。その後の展開に目を見張らせるようなものはなかったと思うぞ。

映画全体で言ったら「インサイド・ヘッド」の方が上かな。でもカールじいさんのイントロ、あのシークエンスはピクサー作品の中でも頂点と言っていいとは思う。

Taomach いや、亡き妻の思い出のスクラップブックを手に取り、そして家の中の思い出の品を捨てていくシーン、あそこはイントロよりもパワフルだったよ。息子がこの映画が好きで何度も見るんだがそれに付き合うたびにあのシーンで目に涙が溢れる。

SweetCheeksUp あそこは素晴らしいよな。彼が家具を捨て去ると同時に彼を縛っていたものも取り除かれていく、実に映画的な場面だ。

BellRd 「インサイド・ヘッド」に次いでウォーリーかな。

Danielvonluchau あの映画は驚異的だった。幸せと悲しさ両方の感情が襲ってくる、あんなの他の映画じゃ味わったことがない。

toohigh4anal 私は完全に「ファインディング・ドリー」にやられた。素晴らしく、そして切ない。

mattcor76 なぜか「モンスターズインク」の話題が全く出てこないが間違いなく私の1位。

Konraden まぁピクサーの映画は駄作を探す事自体難しいからな。あの「カーズ」でさえ悪い作品とはいえない、ただ他のピクサー作品と比べてしまうと見劣りするというだけで。

HitShane 怠惰な人類が横にいる人と話すときも首を横に動かすのすら面倒がって画面越しに会話するところが大好き。宇宙船が横になったときに空飛ぶシートから落ちて自力で立ち上がれないのも。

slowturtleboy この映画は肥満はいけない事だとも教えてくれる。

panfist 前半は映画史に残るくらいに素晴らしい。でも後半はなんか説教臭いし好きになれない。

Set-To-Wumbo 確かに前半はキュートだし好奇心をそそる設定と細部へのこだわりが夢中にさせてくれたけど後半はダラダラした感じがしたなぁ。

budderboy552 ウォーリーはいい映画だよ、でもなんで今?

iamonlyoneman なぜならアメリカが地球の気候変動対策の世界的枠組みであるパリ協定から脱退すると宣言したことに一部の人がちょーーーー怒っているから。

General_Urist 環境映画なら「もののけ姫」の方が適しているんじゃ?

Itsafinelife 「風の谷のナウシカ」もいいね、汚染された自然が出てくるし。個人的にはもののけ姫より好き。

nomarnd この記事を書いたVOXの連中はパリ協定が何なのか全く理解していない。

incandescent_bulbasr 環境に対する問題意識の啓発って感じの映画じゃないと思うんだが、人間性や社会に対する風刺はあったけど。

frencc2 人類は地球を捨て宇宙に出た訳だが、消費者の楽園みたいな世界を維持できてしまっているという事実が、環境主義的なメッセージを打ち消しているんだと思う。

彼らが馬鹿げた快楽主義的なライフスタイルをしているにもかかわらず、船は当初意図していたよりもずっと長く宇宙で自立していた。それは信じられないほど効率的な運用ができていることを意味する。地球上で問題を引き起こしていた過度な消費からの浪費は宇宙では問題にならなかったということだ。

FATconTROLLah 環境問題よりも人類が仕事をしなくなり、軽薄な消費が日々の仕事の代わりになったという事実に興味がわいたなぁ。ロボットや人工知能が人間の仕事を効率化、そして奪っていくという経済記事を読むたびにこの「Wall-E」っていう映画を思い出す。

トップ画像のクレジット “WALL-E” by HarshLight is licensed under CC BY 2.0

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