reddit.comのスレッドより

マツダ・ロードスターの2019年モデルの詳細をマツダが公開したぞ、184馬力、バックカメラなどなど

2019 Mazda MX-5 Miata Details Officially Announced (181hp, backup camera, more)

以下(北米)マツダ公式サイトより

マツダ・ロードスターの2019年モデルはよりパンチのあるエンジン、装備を搭載

2019 MAZDA MX-5 MIATA PACKS MORE PUNCH, FEATURES - 2018年6月20日

(注:以下は北米マツダのロードスターの改良内容であり日本のものとは若干異なっています)

・2019年のマツダMX-5 Miataは新しく改良されたパワートレインのおかげでパワーが17%向上、さらにより高い燃料効率を誇る

・ロードスターの鼓動デザインを引き立たせる新たなブラウンのソフトトップを選択可能に

・選択顧客のニーズに基づいた様々な改良:新しいリアビューカメラ、最新の「i-ACTIVSENSE」を搭載

・米国での発売は今秋

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photo via insidemazda.mazdausa.com
マツダMX-5ミアータはパワーに重きを置いた車ではありません。
(※マツダ・ロードスターは欧州などでは『MX-5』、北米では『ミアータ(MX-5 Miata)』と呼ばれています)

この車唯一の目的、それは常に運転主と乗客がドライビングに恋するのを助けることでした。

ですが少しの余分なパワーは決して邪魔なものではなくウェルカムとお思いの方もいらっしゃることでしょう、そしてそれは今回の2019年モデルの数々の改良点の1つです。

マツダのエンジニアはより高いレスポンス、パフォーマンス、フィーリング、効率の向上を図るためにマツダ・ロードスターのSKYACTIV-G 2.0リッターエンジンを強化をいたしました。その結果、出力は従来のものから17%向上し最高出力は158馬力(ps)から184馬力に、許容回転数は6800rpmから7500rpmに、最大トルクは200Nmから205Nmに向上しました。またエンジンの回転数に対するトルクの値を表すトルクカーブはどの回転域においても従来のものよりも力強くなっています。

(※1.5リッターエンジンの最高出力は1馬力アップの132馬力、最大トルクは0.2kg-mアップの15.5kg-m。日本では2.0リッターエンジンはロードスターRFが採用)
エンジニアは以下のような方法でパフォーマンスを向上させました。

・内燃機関の質量と摩擦の低減:各ピストンのブロック壁面と当たるスカート部分を最小限に抑えて質量を27g軽量化。

・「ピストン」と「クランクシャフト」とを結ぶ連結棒であるコネクティングロッドを従来のものより41g軽量化。

・吸排気損失の低減:エンジンのバルブ開放角およびバルブリフトの高さ、エキゾーストマニホールドの内径を増加、結果として吸排気損失の30%を削減。

・改良された燃焼系:吸排気ポート形状の変更、新たな燃料噴射装置によるシリンダ軸まわりの旋回流(スワール)とクランク軸方向のシリンダ軸と直角の平面にある軸まわりの旋回流(タンブル)、そして燃料の微粒化の改善。これによりすべての回転域での効率とトルクが向上。

・デュアルマスフライホイール: エンジンの動作行程で生じるトルク変動を吸収するフライホイールをシングルマスフライホイールからデュアルマスフライホイールに置き換えることで滑らかさと応答性を向上。

・より豊かな音を演出する新しい排気システム。

・オートマ仕様のエンジンとトルクコンバーターの回転が同期しやすいようファイナルギアレシオを従来の3.454から3.583へ低速化



数多くの改良の結果、新しくなったロードスターはより速く、より反応性が高くなり、運転をもっと魅力的にすることを目指したマツダ独自の哲学である『Jinba Ittai(人馬一体) - 馬と乗る者を1つに』により近づきました。

エンジン以外にもマツダ・ロードスター2019年モデルには新たにブラウンのキャンバスのソフトトップ(幌)、ブラックメタリック17インチホイール、テレスコピックステアリング(ステアリングホイールの位置を調整できるようにしたもの、従来のステアリングホイールは上下には調整できたが前後には調整できずよく不満点に挙げられていた。調整可能な幅は30mm。)が導入され、ドアはより開閉が容易に、ドアストップとカップホルダー、シートレバーも見直されました。



安全面では新たなリアビューカメラが標準装備に、またドライバーへの認知支援や衝突回避サポート、被害軽減を図るマツダの先進安全技術「i-ACTIVSENSE」が様々なグレードで選択可能になりました。(※「i-ACTIVSENSE」は日本では標準装備ですがアメリカではオプションみたいです)

これら多くの新機能を獲得する一方でマツダ・ロードスター2019年モデルはマツダのグラム単位で軽量化が図る「グラム作戦」への厳格な遵守と、ステアリングシャフトを以前のスチール製からアルミ製に換えるなどといった独創的なソリューションにより、従来のモデルと比べわずか7ポンド(3.18kg)しか増加していません



マツダ・ロードスター2019年モデルの米国での販売は今秋、また価格やパッケージ内容、完全なスペックは発売時期が近づいたころに発表する予定です。

マツダ北米事業部はカリフォルニア州アーバインに本社を置き、米国およびメキシコのマツダ車の販売、マーケティング、部品および顧客サービスのサポートを約700のディーラーを通じて監督しています。

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海外の反応

reddit.comのコメント欄より: ソース


bpzilla2 超欲しい。

airoderinde 何この全てにおいて完璧な改良は。

cdoggums "出力は従来のものから17%向上し最高出力は158馬力(ps)から184馬力に"
何年たってもま~ったくパワーが向上しないSTIのファンは
「一体マツダはどうやってそんなことを...」
と不思議がっているに違いない。

それにしてもマツダのスポーツカーに注力する姿勢はとても好ましい、マツダ・ロードスターなんて同社で最も販売数が少ないだろうに。

BrosenkranzKeef 販売数は少ないけどおそらく利益は比較的高いんだと思う。マツダ・ロードスターは多くの人がすべてのオプションを追加する車の一つだ。それにセクシーな小型スポーツカーをそのラインナップに持つことは企業価値を高める、マーケティングの上で常に彼らによく役立ってきたはずだ。

ちなみに私もいつかこの車を買いたいと思っている人間の1人だ。この子が自分のガレージに可愛く座る光景を夢見ている。毎日クソみたいなピックアップトラックに乗っているが、衝動に任せるまま運転したい時にはそいつに乗るんだ...

inertial-d 私も同じことを考えてマツダ・ロードスターを買ったよ。基本的にはガレージに入ったままだけど週末になったらコイツに乗ってどこか適当な場所に向かうんだ。
まぁ楽しい、めっちゃ楽しい!

AR-47 ってかマツダ・ロードスターっマツダ車の中で一番販売数が少ないの?
他のマツダの最新モデルと比べて結構な数のNDを見るけど。

Freelieseven 場所によるかな。私の住むチャールストン (アメリカ合衆国の南東部サウスカロライナ州の港湾都市) なんかじゃ週に1~2台しか見ない、マツダのSUVは毎日見るけど

stu8319 結構な数のNDを見るって、そりゃ君の眼がマツダ・ロードスターばかりを追ってるからじゃね? 北米マツダの公式レポートを見れば明らかさ。


2018/1/3発表の北米マツダのレポート より。

左は1か月間、右は1年間のモデル別販売数。(month-to-date=1カ月前から今日まで、year-to-date=1年前から今日まで)

DSR (Daily Selling Rate)は1日当たりの販売数の比率(営業日数が2016年は1日多い)。

Total Vehiclesは総販売台数でCARS(普通自動車)とTRUCKS(ライト・トラック、ピックアップ・トラックのように荷台つきの小型トラックだけでなくSUVを含む)で分かれている。

その下のTOTALがそれらを合わせた総販売台数

AR-47 マツダはクソみたいに大量のCX-5を売っているのか。

qqg3 CX5 CX5乗りですが何か?

caesec ってかどの自動車メーカーも "クソみたいに大量" のSUVを売ってると思うが。

bontebyuntae 一番少ないのはMazda5 (マツダ・プレマシー)か。数年前に初めて見たけどあまりにも不細工で笑っちゃった思い出があるわ。

NuttyMudMaker 確かMazda5は数年前から、少なくともアメリカでは生産が終わってたはず。

truwrxtacy "何年たってもま~ったくパワーが向上しないSTI"
STIとWRXを所有してきたけどスバル車を買うのを止めた理由がコレ。ランエボが消えてからというものスバルはお殿様になられた。

SuicideNote リアビューカメラに関してはアメリカでは義務化されたから当然の処置とも言える。

Fadic4 マツダはリアビューカメラ標準装備が遅い会社の一つだったな。めっちゃ便利なのに。

EnglishUshanka やたらと嫌う人がいたりするけど理解できん。狭いスペースに駐車することも簡単になるし、(前向き駐車が当たり前の米国では)駐車場とかで飛び出てくる子供を避けるのにも役立つし、誰にとってもありがたいじゃない。

calllistdetabarnak 便利なのはいいんだが、なんか最近「リアビューカメラがあるからいいだろ」とでも言わんばかりに後方の視界が悪い車が増えてきた気がする。

Gorgenapper それな、運転してるときとか後方の状況は重要なのに何考えてんだって思うわ。

Internally_Combusted その道路の誰よりも速く走れば後方の状況など知る必要ないのである ;)

AmritK44 お巡りさん、こいつです。

ibn_cthulhu マツダの改良の仕方が凄く好き。まさにエンジニアリングの極みだわ。

ChulaK 改良点のリストを読むことの楽しいこと楽しいこと、まるでゲームのアップデートパッチを読んでいるかのよう。こんなに1台の車について知ろうと思ったのはいつ以来か。

tmp_acct9 オリジナルのNAの精神を守り続けているのが偉いわ。

tofulo やっぱマツダ好きだわ。

graytotoro '16 Miata Club 2016年製特別仕様車Club Edition持ちな自分、車の下取り時の値下がり確定で泣く。

blackhawk867 乗り潰すまで乗り続ければええんやで。

tonesemi 待つべきなのか迷うな... マツダ・ロードスターRFの2018年モデルの試乗を予約したばかりなのに...

ninjanoodlin ND1はすでに素晴らしい車だったが、ND2は間違いなく最強のロードスターになるだろう。これらの改良はかなり素晴らしい。

TheGlacialSoul 馬鹿みたいな質問で申し訳ないんだけど、"ND" って何?

durrtyurr マツダ・ロードスターの型式を取ってNA(初代)、NB(2代目)、NC(3代目)、ND(4代目)と呼んでいるんだ。さらにマイナーチェンジを迎えたら数字を足す、今回のNDは "ND2" になるわけだ。

Admiyer_me これだけ小さな車に184馬力とか興奮するわ。$5000の車が精いっぱいな自分には高根の花だが...

Dotard_A_Chump そんなあなたにこそ中古のマツダ・ロードスターがあるのだ。古くてもその楽しさは変わらないよ。

coyote_of_the_month 最近は中古価格が高騰してるけどな。

MuffinRacing デュアルマスフライホイール、先進安全技術、リアビューカメラ、さらにエンジンの改良、これだけのアップグレードがありながら従来のモデルと比べわずか7ポンド(3.18kg)しか増加していない?

ハンパない。

EntroperZero これだけ改良されても2350ポンド(1,065.94 kg)を下回るという...
それが何よりもうれしい。

AlphaBlackWolf96 最近の車が重くなったのは最新の安全技術を搭載していることが大きい、って話をよく聞くけどやっぱあれは嘘だったな。 車が重くなっているのは大きさの増加のためだ(ますます厳しくなる燃費基準から逃れるためにそうしてる、米国政府の規制では車がより大きければ求められる燃料効率も緩くなる)。

この新型マツダ・ロードスターは現代の安全基準を備えても、信じられないほど軽い車がまだ作れることを証明している。

VaginaPenisNetwork 最近の車が大きく、重くなっていることに関して人々が言及しない要因の1つに人々がより大きくなっているということがある。人間が大きくなっているから車も大きくなっているということだ。

マツダが証明しているように安全規制は重量の増加とほとんど関係がない。人々が物理的に大きな車を望んでいるのは単純により広い空間が欲しいから、彼らの平均的な体重が増えているからだ。

私は小型軽量の車、そのコンセプトが好きだが仮にもし私が350ポンド(158.757kg)の豚であればロードスターのような車を買おうとは思わない、文字通り収まらないからだ。インターネット上ではこのマツダ・ロードスターに対して「身長が高い人間は乗れない」と批判するコメントが頻繁に見られるが誰もが高身長なわけではない、ほとんどの人は平均的な身長だ。問題は身長ではなく体重なのだ。

nikkistl この車に収まるのか、ただそれだけが不安なデブ登場 :(
なんかごめんなさい。

MooingBee これはマツダからの7ポンド痩せろというメッセージに他ならない。

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