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日本のミュージシャンが「中国人」であるとしてニューヨークで暴行される

Japanese musician beaten up in New York for being 'Chinese' - 2020/10/09






海外の反応

reddit.comのコメント欄より: ソース , ソース , ソース , ソース


adlerchen 米ニューヨーク市で活躍する日本のジャズピアニスト、海野雅威(うんのただたか)さんが9月27日にニューヨーク市の地下鉄の駅で8人の若者に襲われた。

鎖骨を骨折するなどの重傷を負った現在40歳の海野氏が再び演奏できるまで回復できるかどうかは今のところ不明だ。

japantoday.comの記事より



lebronplzfukmywife 「 海野氏は9月27日、自宅近くの地下鉄駅を出た後に8人に襲われたという。一人の10代の少年が改札口の近くで海野氏を攻撃、海野氏が逃げると他の少年が暴行に加わった。海野氏はそのうちの一人が "中国人" と話す声を聞いたという。なお容疑者は逮捕されていない」



yugeness 「とんだ恥さらしだ」

EtherealSpirit 「これはミュージシャンにとって文字通りの悪夢だ。可哀そうな人...」

pltng 「そうじゃない、これはアメリカにいるアジア人にとっての悪夢だ」



Eriosyces 「事件が起きたのは9月27日だ、なのに今になってようやくこのニュースが聞こえてきたってどゆこと?」

AndHereWeAre_ 「私はこのニュースについて一言も聞いたことがない、ニューヨークのすべてのローカルニュースやローカルブログさえも執拗にフォローしているっていうのに。不快極まりない」



ioioioshi 「なぜ主流メディアからこの話が聞こえてこないのだ? どの地下鉄の駅で起きたんだ? 酷すぎるだろ」

PlaneCandy 「アジア系はマイノリティでも成功したマイノリティだからな、誰もアジア人差別を気にしたりしないんだよ。そしてアジア人に対するステレオタイプ/人種差別はリベラル/保守両方から当然のように行われている」

viratqa 「なぜなら彼がアジア人だから」



delitescentjourney 「被害に遭ったのがアジア人以外の有色人種だったらローカルニュースで広く報道されていただろう。アジア人に対する暴力はしばしばメディア、政治家、警察から見過ごされ、無視される」



cecikierk 「私は彼が攻撃されたことに腹を立てている。そしてこれに関するニュース報道が事実上ないことに私はもっと腹を立てている」

zenobe_enro 「アジア人に対する攻撃に関するニュース報道はこれまでもほとんどされてこなかった。過去6か月に見たアジア人への攻撃に関するニュースなんて片手で数えることができる程度さ」



WillBackUpWithSource 「私のガールフレンドは中国人なのだがこの手の酷い出来事は私を心配させる。彼女に向かって車の中から「国に帰れ」と叫んでくる連中がすでにいたりするし」

Calamius 「私のガールフレンドはアジア人だ、そして私たちはこの手の酷い出来事を何度も目にしている。安全を確保するよう心掛けた方がいい。大統領選挙が近づくにつれて愚か者どもはその頭の悪さを悪化させる。私は今じゃいつもピストルを携行しているくらいだ」



LamboMoonwalker 「この事件は日本のSNSでかなり広まっている、だがこの事件を扱った英語のニュース記事をこれまでに1つも見つけることができないのだが」

bktechnite 「これがアメリカだよ

「この国でアジア人であることは最悪だ。 アジア人差別に対する抗議の声を、謝罪を、あるいはニューヨークタイムズなどが言う "racial reckoning" をメディアやハリウッドが伝えたことがあるか? 冗談みたいな話さ」

racial reckoning:
人種差別に対する清算、アメリカ人の受けるべき報いといった意味合い。

2020年5月の黒人男性ジョージ・フロイド死亡事件をきっかけに南軍の記念碑や奴隷を所有していた歴史上の人物の像などを撤去/破壊する運動が広がった際にアメリカのメディアが使いだした言葉。



HappySausageDog 「白人のリベラルどもはアジア人は "成功しすぎ" で気を使うに値するほどを "十分な抑圧" を受けていないと判断している(こういう発想をする時点でどんだけ人種差別主義者なんだという話だが)。

どうあがいてもアジア人に対する差別は無視されているとしか評価できないのが実情だ、それどころかアジア人はさげすむように「白人」と呼ばれることさえある。

例えば貧しい移民だった中国系やインド系はその努力によって教育や経済面での成功を収めてきた。

ところがニューヨーク市教育局のトップであるリチャード・カランザなどは、市内のエリート高校に黒人/ヒスパニックの生徒が少ないという問題を、黒人の子供たちがテストでより良い成績を収めるのを助けるのではなくアジア系を不利にすることで解決しようとしている

そしてリベラル系の団体はそれを称賛しているってんだからもう」

解説:
ニューヨーク市の公立学校の生徒のうち26%を黒人が占めている。

にもかかわらずアメリカの名門公立高校であるスタイヴェサント高校の2019年の新入生895人のうち黒人は7人のみ(アジア系は587人、白人は194人)、ブロンクス科学高等学校では新入生803人のうち黒人は12人のみ。

この偏りを是正するためにニューヨーク市教育局のトップであるリチャード・カランザはアジア系学生に有利とされている入学試験を廃止し別の方法で生徒を評価する計画を進めている。
(ソース:米アトランティック誌)

またニューヨーク市教育局が支援する団体『Center for Racial Justice in Education (教育における人種正義センター)』は、 アジア人は「白人至上主義の恩恵」を受けるのに十分な「 White Privilege(白人の特権)」あるいはそれに準じる特権を有しており白人と同じ上流階層にいる。

そのため人種ヒエラルキーの中にアジア系という枠を作る必要はないと発言。

これに対し同市のアジア系団体は「アジア系を白人とひとまとめにすることでアジア系の存在を消し去ろうとしている」と非難している。
(ソース:米ニューヨークポスト紙)



PlaneCandy 「ハーバード大学の入学の件もそうだが、アジア人に対する差別が許容され始めているところまで来ている。極左のリベラルは差別をむしろ推奨している」


記事要約:
ハーバード大学がアジア系米国人を入試で差別したとして学生団体が起こした訴訟で米地裁が原告の訴えを退ける。

ハーバード大への入学を認められたアジア系米国人の比率はほぼ20%で一定。

アジア系米国人の志願者がハーバードから受ける主観的な「人格評価」や試験の成績、学業面での成績への評価がヒスパニックや黒人、白人の志願者よりも大幅に過小評価されていると学生団体は訴えていた。


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