外務大臣・河野太郎の英語版公式Twitterアカウントより

「日韓間の真の問題は信頼」河野外相が海外メディアに寄稿

The Real Issue Between Japan and Korea Is Trust

外務大臣・河野太郎の英語版公式Twitterアカウント
Bloomberg Opinionに寄稿した記事が以下になります。

- 日韓間の真の問題は信頼 -
問題は両国間の約束が守られるかどうかだと日本の外相は述べる。 bloomberg.com





ブルームバーグニュースの時事問題に対する有識者のコラムを扱う部門『Bloomberg Opinion』
日本と韓国の間の問題の核心は、1965年に両国が国交を正常化する際に取り決められた同意が守られるかどうかにある

スポンサードリンク

海外の有識者の反応



米シンクタンク戦略国際問題研究所と提携関係にあるアジア太平洋地域に特化したオンライン国際ニュース誌The Diplomat編集主任 - Ankit Panda
日本の外務大臣である河野太郎が進行中の日韓危機に対する日本政府の立場についてブルームバーグ・ニュースに寄稿した。

この危機に対する日本側の立場、その大意に関して特に新しい情報はない、一連の出来事に関する情報を追い続けてきた人間にとっては。

しかし日本の外相がこの件に関し国外メディアに寄稿したという動きは興味深い。韓国政府も日本政府も未だにワシントンの理解を得ようとしているということだ。



ニュージーランド・ヴィクトリア大学国際関係学部上級講師 - Van Jackson
日本はこれを書く前にどのような識者・専門家に助言を求めたのだろう?
韓国ウォッチャー(専門家)でないことだけは100%確かだが。

日本も韓国も我々 - 米国政府当局者や評論家や学者 - にどちらを支持するのかと迫っているような印象を受ける、たとえその人間が元々自分たちの側にいる人間でないとしても。我々を敵味方に分けたいかのようだ。



オーストラリアのシンクタンク「Perth USAsia Centre」のCEO - L. Gordon Flake
明らかに韓国ウォッチャー、さらに言えば韓国をターゲットにしたものではない。

(日本側の望む形の)米国による韓国への圧力が期待できないと判断した日本は韓国、少なくともムン政権を見限ったということだろう。そして代わりにより広い人々の支持を得る戦略にシフトした。それを示すこれまでで最も明白なサインだ。
イギリスの公共放送BBCの韓国特派員 - Laura Bicker
日本の外務大臣、韓国に対する輸出制限は第二次世界大戦期の強制労働に関する韓国最高裁判所の判決とは関係ないと未だに主張。



カリフォルニア州クレアモントの大学ポモナ・カレッジの政治学部助教授 - Tom Le
"日本の外務大臣、韓国に対する輸出制限は第二次世界大戦期の強制労働に関する韓国最高裁判所の判決とは関係ないと未だに主張"

記事の最初の一文はそうではないと言っている。



米ジョージ・ワシントン大学歴史学科教授 - グレッグ・ブレイジンスキー
韓日関係に対する日本政府のアプローチがこのような詐欺的なものなのだとしたら、両国の関係を修復することはほとんど不可能になるのではないかと私は恐れている。

日本が先日実施した輸出規制が最高裁の判決と無関係なのだとしたら、なぜ一面にわたって最高裁の判決に言及した記事を書いたのだ?

ああ、つまりこうだな:
輸出制限には、安倍政権内部の人間以外のまともな人間が真剣に受けとめてくれるような根拠が他にないからだ。



Christian:
‏「輸出制限の背後には韓国経済が日本経済に匹敵するほどに成長することを妨げたいという日本の思惑がある、というのが韓国側のほぼ一致した意見だ。これが安倍が輸出制限を実施した本当の理由だと思う? あなたの意見を知りたい」

ジョージ・ワシントン大学歴史学科教授 - グレッグ・ブレイジンスキー
「キーとなる数字は一人当たりの収入だ」

「韓国の経済パフォーマンスは比較的弱いものの日本よりも急速に成長しており、1~2年で日本を超えると予測されていた」

「ほとんどの日本人は気にしないと思うが、安倍政権のナショナリストはそれを好まないのだろう」 



米政治誌「The Nation」の記者で米国の外交政策/東アジア政治を専門にした韓国在住のジャーナリスト - ティム・ショロック
惨めにも自分たちの主張が正しく理解されない日本の自民党。こんなものは何も解決しない。



米国務省で韓国問題を担当していた元外交官で日系人 - ミンタロウ・オバ
外務大臣・河野太郎の英語版公式Twitterアカウント
Bloomberg Opinionに寄稿した記事が以下になります。

Oh, boy
(Oh boy:おや、まあ、なんと。驚きや感嘆,場合によっては落胆や不快などを表す表現)

この問題に関して日本と韓国の両方から一貫して驚かされ続けていることの1つは、彼らの広報外交努力がいかに非効果的であるかだ。

この状況で双方が持っているそれぞれの強みと弱みを彼らはよく認識できていない、どうすれば米国のリーダーをうまく乗せることができるのかも。 広報外交:パブリック・ディプロマシー、自国の対外的な利益と目的の達成のために広報や文化交流を通じて外国の国民や世論に働きかける外交。



ドイツの全国版日刊紙「ディー・ターゲスツァイトゥング」で韓国ニュースを担当するジャーナリスト - Fabian Kretschmer ‏
"この問題に関して日本と韓国の両方から一貫して驚かされ続けていることの1つは、彼らの広報外交努力がいかに非効果的であるかだ"

つい先日公開された この韓国による日本との歴史紛争に関する "教育" ビデオでも同じくそれが証明されていますな。

スポンサードリンク