プレビュー:日本 VS 南アフリカ
PREVIEW: JAPAN V SOUTH AFRICA - 5 SEP 2019日本は南アフリカのスプリングボクス(南アフリカ代表の愛称)に対して勝率100%を収めている唯一の国だ。
そして日本以外にスプリングボクスに対して勝率50%を上回っているのはオールブラックスのみでその勝率は59%だ。
もっとも、南アフリカ代表とニュージーランド代表はこれまでに98回にわたって対決してきたが日本代表とは1回しか対決していない、しかしその1回はまさに歴史的な出来事であった。
4年前の9月19日、イングランド・ブライトンで行われたラグビーワールドカップ2015で日本はラグビーワールドカップ史上最大のサプライズの1つを生み出した、スプリングボックを34-32で破り歴史的勝利を収めのだ。
そしてこれから日本で行われる壮行試合ではその2015年の試合に出場した選手のうちリーチマイケル、トンプソンルーク、田村優、松島幸太郎、アマナキ・レレィ・マフィ、稲垣啓太が再び日本代表として参加することになっている。
スプリングボクスからも2015年の試合でテストデビューを果たしたトレバー・ニャカネとエベン・エツベスの他にジェシー・クリエル、ハンドレ・ポラード、ピーター・ステフ・デュトイ、シヤ・コリシ、フランソワ・ロウ、テンダイ・ムタワリラらが再び日本代表と対決する。
日本代表に選ばれた数ではトップの堀江翔太も代表入りすると思われていたが首の怪我により外された。
2015年の時のような注目を集めることもないだろう。
例えスプリングボクスが100ポイントで勝利したとしても日本に対する彼らの勝率が50%になるだけである。
しかし彼らが100ポイントで勝つことはない。
今回ブレイブブロッサムズ(日本代表の愛称)は海外生まれの選手をさらに受け入れることでチーム強化を図っている。
代表選手31人中14人が海外生まれでニュージーランド(5)、トンガ(4)、南アフリカ(3)、オーストラリア、サモアの5か国から選手を集めた。
日本代表は2015年以来、いわゆる「ティア1」と呼ばれる世界の列強10チームを相手に12試合を行ってきたがそのうち勝利できたのはイタリアとの試合(34対17)だけで、フランスとは引き分け(23対23)で終わっている。
では他の試合では赤っ恥をかいたのかというとそんなことはない。オーストラリア/ニュージーランド/ウェールズを相手にした試合では負けはしたもののそれぞれの試合で30ポイントを獲得しており、ウェールズ戦は33-30と大接戦だった。
日本代表の世界ランキングは現在10位、南アフリカよりも5位下にランクされているが南アフリカにとって日本戦が朝飯前ということはない。
スプリングボクスのコーチであるラッシー・エラスムスも彼が考える最高の布陣を用意することで敬意を示している。ワールドカップ本戦で最初にぶつかるニュージーランド代表との試合を念頭に置いた布陣だ。
日本代表がセットプレーを支配することはないだろうが、早いペースでボールを展開させるブロークンプレーで優れる日本はフィールド上のどこであろうとチャンスが生まれれば素早い連続パスと速攻でそれを最大限に活かすはずだ。
ただしラインアウト(サッカーのスローインのようなもの)では苦労するだろうしルカニョ・アムが率いるスプリングボクスの守備パターンにも苦戦するはずだ。
一方で高温多湿な日本の気候も勝敗を左右する重要な要素の一つになりそうだ。通常よりも体力が奪われやすく、場合によってはボールが滑りやすくなることもある。
注目選手:
気付けば視界から消える、そのスピードと瞬発力からウィルオウィスプ(鬼火)の異名を持つ右ウイングのチェスリン・コルビは常に見ていてスリリングな選手だ。そのコルビと対峙するのが素早く捕まえにくい足を持った日本の左ウイングの福岡堅樹だ、試合中 彼の動きを目で追う場面が何度も訪れることだろう。
通算50回目のテストマッチを迎える右フランカーのピーター・ステフ・デュトイは常に注目に値する選手だ。今回もフィールド上で最も影響力を持つ存在になる可能性がある。
ラグビーニュージーランド代表「オールブラックス」公式Twitterアカウント
⏰ WORLD CUP COUNTDOWN | With 15 days to go until #RWC2019 kicks off, we are bringing you 15 great @rugbyworldcup moments. We begin with Japan’s stunning victory over South Africa in 2015. pic.twitter.com/U1xFGPFMhT
— All Blacks (@AllBlacks) 2019年9月5日
ラグビーワールドカップ2019が開始されるまであと15日、というわけでラグビーワールドカップで起きた素晴らしい15の瞬間をお届けします。まずは2015年の南アフリカに対する日本の衝撃的な勝利から。
J おや、すでに心理戦が始まってます?😆
BvK-Gatsby Dite ですよね、まずはこの試合からじゃないといけませんよね 🤣
YogaTribeWales 笑った 😂
RVD オールブラックスさんよ、よりにもよってこのタイミングでこれかい? まぁいいさ、屈辱だが冷静に受け止めてやるぜ 😂. それにしてもこの試合はまさに日本のラグビーを永遠に変える瞬間だったな、そしてその責任はスプリングボクスにある。
Chas やめて、4年経った今も見るのが苦痛なので。
Hilee せいぜいじっくり見るがいいさ、これが最初で最後なんだからな。
Diego
この試合について覚えていること?
泣いた。んでもってすぐにふて寝したぜコノヤロウ。
Ngcebo’s スプリングボクス一筋だがあの瞬間は悲しかった、だが今振り返るとあれで良かった気がする、日本の素晴らしき友人たちにとってとても意味あるものだったのだから。
Paul This was magic.
Bushi あの時のメンバーは今のよりさらに優秀だったってのがまたね...
Dean Rowlinson
It was an amazing match.
今年のイングランド対スコットランド戦まで、私が見た中で最もスリリングな試合がこれだった。
Ismael Soeker この試合を見た時に何をしていたか、どこにいたかも覚えてる。
Alunski Jacky これは良いものだ。
Fresh スポーツ観戦中に感じた喜びの中でもダントツで嬉しかったのがこの瞬間だったと思う。思わず飛び跳ねちゃったくらい。
Thunda1986 南アフリカのサポーターですら日本の勝利を素直に祝福できていたくらいだし。
Scott James Johnson あれは美しい光景だった。
TJ Mat 私もさ。ただやはり応援するとしたらオールブラックスファンしかないのだ。
Andy Anderson 南アフリカの連中のあの顔、プライスレス!
rutendo goredema こんな感じにライバルチームが呆然としている姿ほど胸に来るものはありませんよね、ええ。
Mariska Liebenberg
Why? Why did you have to remind us. We were trying to forget
(なぜだ?
なぜ私たちにこれを思い出させる必要がある。忘れようとしていたのに)
4SEEN NZ ラグビー史に残る最高の番狂わせ。
Margot Blanchette 日本の人たちがあらわにしたあの感情を見るたびにグッとくる。
Maori Boy 記憶に残る種晴らしい瞬間だったね。
MzoArt あの瞬間文字通り心が死んだんですけど。
Escocivo 30 1次リーグはとにかくスコットランドかアイルランドに勝つことだな。日本がそれらに勝つってのは十分番狂わせだが。
Maori Boy ホスト国だし決勝トーナメント進出はできるだろ。
David Davila 素晴らしい試合になると確信しているよ。待ちきれない想いさ!
🇯🇵 v 🇿🇦 Where were you for THAT moment?!
— Rugby World Cup (@rugbyworldcup) 2019年9月5日
The two teams meet again on Friday for the first time since #RWC2015... pic.twitter.com/CmyVpe1l8G
そして今週金曜、両チームは2015年以来となる対決を行います。
Ngcali Clock 🇿🇦/ 🏴
STOP!!! Bringing this moment up you're killing me
(やめて!!!
この瞬間を再び持ち出すことで君は私を殺そうとしている)
Geraint Thomas ヒースロー空港のラウンジで南アフリカへのフライトを待ちながら、南アフリカ人でいっぱいの部屋の中で一人得意満面になっている日本人の隣で見てましたが、何か?
Kenneth Halfpenny 実際に会場で生で見てた!
Amanda Clipsham 自宅のソファに座りながら、この試合の最初から最後までずっと見入ってた。
Gavin van den Berg この壮行試合はこっちでも見れるんじゃろうか?
Ben Chapman ウェールズの首都のど真ん中で見てた。奇跡ってあるんだなって思った。
Sanet van Scheltinga 我々スプリングボクスファンにとっての悪夢をあの群衆の中から見てた。ああ、どうか今回は最後まで一切気を抜かずに頑張ってほしい。どうかホイッスルが鳴るその瞬間まで!
Damian Champion ゴールラインの真ん前の席に座ってた! この試合の後はブライトン中が日本を応援するようになってたなぁ...
Gail Young センターラインを目の前にした席で観戦してた。 大人料金15ポンド、息子のためにさらに7.50ポンド支払った! 単にブライトンに住んでいる兄弟に会うためにブライトンを訪れたまたまタイミングが良かったので観に行ったんだが、私が今まで見た中で最高の試合だった。
Andy Scott
家で、泣きながら
😢
今年こそは...!
Tadeusz Pik 復讐の時、来たれり。
ユニフォームがあまりに酷すぎて、目が見る事を拒絶するんだが……俺だけ?
返信削除私もブレイブブロッサムズってよぶわ
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