オーストラリアの自動車情報サイト『caradvice.com』より

新型トヨタ・ヤリス2020年モデルが発表される:オーストラリアでは初となるハイブリットの選択肢も

2020 Toyota Yaris unveiled: option of hybrid power for the first time in Australia - 2019/10/16



トヨタは2020年半ばに発売開始を予定している完全リニューアルされた新型「YARIS(ヤリス)」を発表した、ヤリスのフルモデルチェンジはほぼ10年ぶりだ。

ヤリス:
日本名「ヴィッツ」。2020年モデルから車名が日本国内・国外ともに「ヤリス」に統一される予定。日本での発売は2020年2月頃。




photo: newsroom.toyota.eu , global.toyota - © Toyota

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パワートレインには滑らかな加速を実現する発進用ギヤを備えた新開発の直列3気筒1.5リッターダイナミックフォースエンジンを搭載、さらに同じエンジンを使うハイブリッドバージョンも用意されておりこちらはオーストラリア市場向けとしては初となる。また4WDも選択可能だ。

トランスミッションはCVTの他にレブマッチング機能 - 変速する時にエンジンの回転数が合わないとギクシャクしてしまうがこれを最適な回転数になるように自動制御してくれる機能 - を備えたマニュアル・トランスミッションも用意されているとのことだがオーストラリア市場でこれが選択できるかはまだ分かっていない。

出力と燃費に関してもまだ不明のままだ。



(新型4代目トヨタ・ヤリス)


(3代目トヨタ・ヤリス)


(歴代トヨタ・ヤリス)
photo: newsroom.toyota.eu , global.toyota - © Toyota プラットフォームには2015年に導入された「TNGA(トヨタ・ニュー・グローバル・アーキテクチャー)」から派生した「GA-B」と呼ばれるコンパクトカー向けの新しいタイプのプラットフォームが採用されている。

現行モデルから50kgの軽量化が行なわれ重心高は15mm低下、ボディのねじり剛性は30%以上強化されている。

新型ヤリスは現行モデルに比べ若干短く、低くなっているがトヨタによるとホイールベースが長くなるなどのおかげで車内スペースは広くなっているという。
photo: newsroom.toyota.eu , global.toyota - © Toyota
インテリアはこれまでのものよりもずっと高級感のあるものになっておりカローラなどで採用されているタブレットスタイルのインフォテインメントスクリーンが使われている。さらにモデルによっては10インチのヘッドアップディスプレイをオプションで選択可能になっている。



photo: newsroom.toyota.eu , global.toyota - © Toyota
トヨタは新型ヤリスについて「セグメントをリードする安全性を提供する」と安全面の機能に強い自信を見せている。

実際新型トヨタ・ヤリスには右折時の対向直進車や右折先の横断歩行者なども検知する「緊急自動ブレーキ」の他に、このセグメントでは初となる「運転席-助手席間のエアバッグ」を始め、車間距離を自動制御できる「レーダークルーズコントロール」、ステアリング操作を助ける「レーントレーシングアシスト」、カメラで認識した道路標識をディスプレイに表示する「ロードサイン・アシスト」など高度な先進予防安全機能が盛りだくさんで付いてくる。



全方位に渡り新しくなったヤリスだがそれらの変化は価格に反映されることになりそうだ。

現行モデルはマニュアルの場合は15,990ドル、オートマの場合は17,490ドルからになっているが、トヨタはまだ価格を発表していないものの新型ヤリスの価格は20,000ドル近くから始まると考えられる。

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海外の反応

caradvice.com, reddit.comのコメント欄より: ソース , ソース


gemmoglock プレスリリースからの補足:

コンパクトカー向けの新しいハイブリッドシステムは従来のものと比べバッテリーの容量が15%以上増加、燃費は20%以上上昇。

AWDにはダブルウィッシュボーン式リアサスが付いてくる。

シートが車外へ回転し楽に乗降ができる「ターンチルトシート」

駐車位置を設定すると自動的に車庫入れを行う「高度駐車支援システム」

二次衝突による被害の軽減を目的にした「セカンダリー・コリジョン・ブレーキ」

米国市場ではこれまで通り "ヤリス" という名が付いているが実際には「マツダ2(デミオ)」のエンブレムをトヨタのそれに変えただけの "北米専用ヤリス" のままで新型は導入されない模様。

一部機能は日本市場向けに採用が決まっているがEUなど他の地域では現段階では採用されるか現段階では不明。

gemmoglock ハッチバック、AWD、ダブルウィッシュボーン式リアサス、レブマッチ付きマニュアル...

jesus christ、次の車をヤリスにすることを本気で考えてしまっている。

stupidrobots I don't want to like this but I do.
(好きになりたくない、でも好きになってる)

stakoverflo That's... One sharp looking subcompact, dang.
(これは...かなりイケてるサブコンパクトになってるじゃねーか、クソ)

studioRaLu Also that interior is PLUSH.
(それにインテリアもイケてる)

Mekkakat やばい、俺のレーダーにビシビシ来てる...
I love the look. Love the specs.

Oliveiraz33 トヨタ・ヤリスが初めて良いルックスを手に入れた。

joshh228 トヨタのデザインランゲージは確実に魅力を増している。

onizuka11 どうやらついにトヨタはデザインに力を入れ始めたようだ。

stealer0517 ANGRY CAR

AdelAl フィアット500を4ドアにして怒り顔にしたようなルックス。

gobrel64283 あれ? ヤリスなのになんかちょっとステキ。モダンな感じがいいじゃない。

ターンチルトシートの動画を見たけど腰痛持ちとかスカートを履いている女性とかには喜ばれそう。このセグメントでこれだけそろってるの凄くね?

Not_Daijoubu Ah man. I really want it.

でも残念ながら巨大なSUVやピックアップトラックばかりもてはやされるアメリカではサブコンパクトは死にかけてるしマニュアルも人気がない... ので当分はエンブレムを替えただけのマツダ2のままなんじゃろうな...

danktrickshot 北米でこれが販売される日が果たして来るかどうか...

trav110 Wow, that looks really good.

James Wong Wow, まさか
"I’m super excited for a Yaris!(ヤリスに超興奮しちゃってる!)"
なんて口にする日が来るとは思わなかった。 This looks awesome!

ArnJR 実際かなり魅力的なハッチバックだと思う。同じくそんな言葉を口にする日が来るとは思わなかったが、トヨタは段々と "一部の人間にしか受けない" デザインから脱却し始めている。

James Wong 間違いない。RAV4とかがそうだけどトヨタの最近の車はルックスがずっと良くなってる。

SkyPL すでにヤリスは十分燃費がいいと思うんだが、ハイブリッドの需要なんてあるん?

stealer0517 現行の北米版ヤリス(マツダ2)とプリウスC(アクア)の都市部での燃費を比べると前者が30mpgで後者が48mpg、この差はかなり大きい。高速道路での燃費はそんなに変わらないだろうけど渋滞も多いからハイブリッドの恩恵はかなりあると思うぞ。

leeta0028 EUの一部の都市では車が排出する有害物質の量が一定基準を超えるとラッシュアワー時に運転してはいけないといった規制がある、この新型ならそれをパスできそうだからそれはかなりのアドバンテージになる。

Nawksi ティアドロップみたいな形が可愛い。まぁこの手の形状は特にトランクのスペースを奪っちゃうわけだけど、シティカーと考えると妥協できる範囲だ。

biologicalsequins It's so cute! Looks great.

JDai01 今朝発表されたBMW 2シリーズ グランクーペ にガッカリした一方で、トヨタ・ヤリスに興奮してしまっている。まさかこんな日が来るとは。

ettieredgotobed 想像した以上に良くて正直驚いてる。今マツダ2のマニュアルバージョンに乗っているけど、新型ヤリスはこの種の系譜の最先端といった印象だ。小型軽量でマニュアルの運転していて楽しい車。たぶんお高いんだろうけど何かを取れば何かが失われるものだし、性能を考えれば十分買いだと思うわ。

Antmindel 素晴らしい生まれ変わりだ。

現行のヤリスはなんかもう見ているだけで気が滅入るというか、このセグメントで車を買うとしたら購入候補のリストの一番下に入るくらい魅力がなかったが、この新型は今一番のお気に入りのマツダ2より上を行ってる。

CityCruiser 記事を読んでいる間の私は感情のローラーコースターに乗っているかのようだったよ。

新しいスタイリング - Yay!
リアデザイン - Ugh(う~ん...)
ハイブリッドの選択肢 - Yay!
価格上昇 - Ugh(う~ん...)

VeeTech RIP Honda Jazz(ホンダ・フィット)

あちらも新型が出るけどエンジンなんかはこれまでのものをそのまま使いそうだし新型ヤリスほどの目新しさは期待できそうにないし。もちろん私が間違っているとホンダが証明してくれることを期待してはいるけど。

mr_vino89 GAZOO Racingモデルも期待しちゃっていいんすかね? 1.5リッターターボとか?

Campbell Simpson シティカー/セカンドカーにぴったりだ。ルックスが思った以上に良くって嬉しいよ。

Alex 現行モデルから一気に様変わりしたな。正直ルックスはそんなに好みじゃないんだがインテリアはいい感じだしハイブリッドの選択肢もありがたい。。

Nick Hayes インテリアがいい、トヨタにしてはかなり高級感がある。

Paranoid Perry ボディカラーをホワイトにしてホイールをブラックにしたらキュートだと思う。ちょっとストームトルーパー・チックで。

Kevin Looks good until you see the back. Wtf
(ルックスは素晴らしい、車の後部を見るまではそう思っていました。何事?!)

Aaron なぜトヨタはどの車もケツが醜いのか。

saygdaytorob 私は好きだけどなぁ。

skitzz 私はトヨタのケツは最高のケツでツラは最悪のツラって印象だ。マツダはその逆だな。

Richard 今オーストラリアで売られている車の中でkm当たりのCO2量が一番少なくなるんじゃなかろうか? プリウスの王者陥落かね?

まぁお高くなりそうだけどそれだけの機能があるし、このセグメントの車はどうしてもチープに見える中こういうのがあるのはいいことだと思う。

mightor96 Ugly but interesting.
(醜い、が興味深い)

Sam mightor96 私の感想がまさにそれ。

Tezan Cezay 正直嫌い。もしこの車がもっと大きな車だったら見栄えは良くなっていたと思う。小型車にはもっとシンプルなデザインの方が合ってる。

MK どのメーカーもSUVに力を入れる中、小型車に力を入れてくれるのはそれだけでありがたい。CVTは好きじゃないけどシティカーであることを考えると妥協できる。

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