ブルームバーグ通信の記者 - Noah Smith氏のツイートより

「吉野彰氏こそノーベル賞に値する」

Akira Yoshino deserves a Nobel Prize

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海外の反応

twitter.com, dailymail.co.ukのコメント欄より: ソース , ソース , ソース


ブルームバーグ通信の記者 - Noah Smith(2018年7月21日のツイート)
アメリカ・テキサス大学教授のジョン・グッドイナフ氏はリチウムイオン電池を発明した人物として広く知られている:google.com/search?q=who+invented+the+lithium+battery(※google検索:誰がリチウムイオン電池を発明したか?)

しかし実際には、最初の商業化可能なリチウムイオン電池、および今日我々が使用している種類のリチウムイオン電池は、吉野彰氏によって発明された:https://en.wikipedia.org/wiki/Lithium-ion_battery#History…(※ウィキペディア:リチウムイオン電池 - 歴史へのリンク)



(googleで「誰がリチウムイオン電池を発明したか?」を検索した結果)



最初の「蒸気エンジン」を発明したのはジェームズ・ワットではない、彼は産業革命の原動力となった最初の「商業化可能な蒸気エンジン」を発明した人物だ。 en.wikipedia.org/wiki/Steam_eng(※ウィキペディア:蒸気エンジンへのリンク)

同じ基準/理屈をバッテリー技術にも適用した場合
「吉野彰氏がリチウムイオン電池を発明した」
となるだろう。

なぜ我々は「ジェームズワットが蒸気エンジンを発明した」と口にするのに、リチウムイオン電池の発明に関してはその功績を吉野氏ではなくはグッドイナフ氏に与えているのか?

欧米優越主義が原因か? (吉野氏は日本人、グッドイナフ氏はドイツ系アメリカ人)




実際、アメリカの(※一部の)報道機関は恥ずかしげもなく
ジョン・グッドイナフがリチウムイオン電池を発明した。その後、彼の研究パートナーが発見を盗み日本に持ち帰った
などと馬鹿げたことを書いている。



"ジョン・グッドイナフがリチウムイオン電池を発明した。その後、彼の研究パートナーが発見を盗み日本に持ち帰った"

環境問題を主に扱う米国のオンラインメディアCleanTechnicaのリチウムイオン電池に関する記事より)




グッドイナフ氏がリチウムイオン電池を「発明」し、日本の科学者はそれに手を加えて改良しただけ(さらにはそれを"purloined/盗んだ")という認識は、"(白人の)欧米人は創造的である一方で日本人は模倣的" という昔から続く馬鹿げたステレオタイプに沿ったものと言えるかもしれない。

いずれにせよリチウムイオン電池の例は次のことを示している。

1.天才発明家の神話/伝説は(例え目立たずとも)人々の記憶にしっかりと刻みつけられている

2.発明とは連綿と紡がれてきた改良と小さなひらめきの歴史によって生まれるが、その功績はしばしば1人の人間だけに与えられてしまっている。

ノーベル賞のような機関はその発明に至るまでに積み重ねられてきた歴史を無視して特定の発明家だけの神話/伝説を誇張し、科学的な功績と名声を独り占めさせてしまうシステムを作っている。

しかしながら、もし我々がそのシステムを維持し続けていくのだとしたら、吉野彰氏こそノーベル賞に値すると言えるだろう。



ブルームバーグ通信の記者 - Noah Smith( 2019年10月9日のツイート)
「Finally!(ついに/ようやく!)」


ノーベル賞公式Twitterアカウント
2019年のノーベル化学賞は「リチウムイオン電池」を開発したジョン・グッドイナフ氏、スタンリー・ウィッティンガム氏、および吉野彰氏に授与された。
ノーベル賞公式Twitterアカウント
リチウムイオン電池は私たちの生活に革命をもたらし、携帯電話からラップトップ、電気自動車に至るまであらゆるものに使用されている。

今年のノーベル化学賞受賞者らはその仕事を通してワイヤレスで化石燃料を必要としない社会の基盤を築いた。



今年の化学賞を受賞したスタンリー・ウィッティンガム氏は1970年代初頭に正極に二硫化チタン、負極に電子を放出する作用が強い金属リチウムを使用した最初のリチウム電池を開発した。

リチウムの使用によりこの新しい電池は2ボルトを超える高い出力が可能になったが、同時に反応性に問題があり爆発しやすいという特性も備えいたため実用化されることはなかった。 (一部ノーベル財団プレスリリースより補足)



2019ノーベル化学賞の受賞者であるジョン・グッデナフ氏は正極に二硫化チタンを使うのではなく金属硫化物を使うことで改善できるのではないかと考え、1980年にリチウムイオンが挿入された酸化コバルトを使用することでリチウム電池の出力をそれまでの倍にすることに成功。

これはリチウム電池の実用化に向けた重要な一歩となった。



今年のノーベル化学賞の受賞者である吉野彰氏はリチウム電池から純粋なリチウムを除去、反応性の高いリチウム金属の代わりにリチウムイオンを挿入できる炭素材料を使用しより安全なリチウムイオン電池を作ることに成功。

これによりリチウムイオン電池は実用化に至った。
太陽光エネルギーを研究するスイス連邦工科大学内の研究所「Laboratory of Photonics and Interfaces」の研究者 - Jovana V. Milicha博士
おめでとうございます! 長い間待ち望まれていたものがついに🔋👏🏻



カナダ・ニューファンドランドメモリアル大学化学学部教授 - Francesca Kerton
Congratulations!!!!!!!
この功績がようやく認識されたことに興奮しています(そうあるべきだったように!)



米ミズーリ州立大学化学学部教授 - Adam Wanekaya
2019年ノーベル化学賞受賞者にしてニューヨーク州ビンガムトン大学の教授であらせられるスタンリー・ウィッティンガム教授のもとで学べたことを光栄に思います。 おめでとうございます教授!



米カリフォルニア大学アーバイン校電気化学学部助教授 - Iryna Zenyuk
待ちに待ったものがついに!! 電気化学にとって最良の日です! 3人の発明者の皆さん、おめでとうございます!



スウェーデンのリチウムイオン電池メーカー「Northvolt AB」
リチウムイオン電池の開発の功績で2019年ノーベル化学賞がジョン・グッドイナフ氏、スタンリー・ウィッティンガム氏、吉野彰氏に授与されたことに興奮しています。吉野さんは我らのCEOはもちろんのことNorthvoltの多くの人間から長年にわたってインスピレーションと見なされてきました。



ノーベル賞公式Twitterアカウント
「好奇心が私にとっての主な原動力でした」

新たに授与された化学賞を受賞した吉野彰氏、彼の受賞が発表された今日の記者会見での言葉。 おめでとうございます!






Andres Molina Finally!
たぶん誰もが待ち望んでいた受賞じゃなかろうか。

SevillanoSedicioso 🎗️ ⚖️ 🎗️ 本当に長いこと待たされたねぇ...

MaKin この受賞に疑問があるとしたら、これほどまでにノーベル賞に値する人たちに賞を与えるのになぜここまで時間をかけたかだけだ。

pujaa リチウムイオン電池の世界的な需要の高まりは言うに及ばず。最早その市場規模は2025年までに980億ドルにまで達するとされている。その功績に相応しい受賞だ、おめでとうございます!

Ololade その功績もそうだが世界がクリーンエネルギーに移行しようとしているこのタイミングだからこそ相応しい受賞だ。

Vikramaditya V. Vajire ノーベル賞ってピンとこないものが多いけどさすがにこれは理解できる。疑いようもなく人類の利益になった研究だ。

Shyam Ayodhya Maurya リチウムイオン電池は文字通り革命を起こしたものだからな。3人の科学者におめでとうを。

maria antonietta loi ‏ 人類に最も大きな利益をもたらした発明、ノーベル賞の精神に合致した素晴らしい功績だ。

Dr.Ahmed 🇸🇩 日本にとって名誉ある偉業がまたひとつ。おめでとうございます。🇯🇵

wchenchou, new york, The japanese are always the best.

Anil Potdar(Mahamuni) リチウムイオン電池の実用化に貢献され2019ノーベル化学賞を受賞された吉野彰氏に心からのおめでとうを。私たちの生活をより安全で、より便利にしてくれた!!🙏🙏

kaushik j nayak ‏ 科学における最も偉大な発明の一つであることは間違いない。今の我々の生活はリチウムイオン電池無しでは成り立たないのだから。

Cypher D-503 文句なしに相応しい。おそらく純粋に "人類に貢献した" という意味では最も相応しい受賞ではなかろうか?

最近はノーベル平和賞がジョークになりつつある中、とても納得がいく受賞だ。

Rudiger Simpson これでグレタがノーベル平和賞を取ったら本当に平和賞は終わる、あれは世界を一つにするどころか決定的に二つに分けている。 関連記事: 環境活動家グレタ・トゥーンベリは2019年ノーベル平和賞を受賞できるか(海外の反応)

Mr Babbage 環境問題に真に貢献するものを発明した人々に賞が贈られたことだし、聖グレタ様にあげる必要はもう無くなったのでは?

Trucking EU "アレ" のことだからリチウムイオン電池の環境負荷が云々と言い出す予感。

Bane Of Sterling, 実際に貢献した人たちが受賞できて何より。彼らのような人々にこそノーベル賞は相応しい。

bayofglass, これほど実感できる功績はそうはない。

Just Me 全てのティーンエイジャーはこの3人に土下座して崇拝すべき。彼らなしではスマホは存在しえなかったのだから。

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