天文学者が地球によく似た7つの惑星を発見

Astronomers discover 7 Earth-sized planets - BBC News by BBC News

exoplanets.nasa.govより引用 米航空宇宙局(NASA)は地球から39光年離れた場所にある 太陽に似た恒星の周囲に、驚くほど地球によく似た惑星が7つも存在することを発見したと発表した。


天文学者たちは特定の恒星を赤外線望遠鏡で定期的に観測し惑星が存在する証拠を探し続けていた。 周回する惑星により恒星に影が出来、それを捕捉することで 直接その姿を見れるわけではないが 彼らはそこに惑星が存在することを知ることができたのだ。


新たに発見された惑星は構成物質、大きさ、質量共に地球に酷似し 恒星からの距離も近すぎず遠すぎず絶妙な場所に存在し 水や大気が存在している可能性があるという。

今回の発見は過去25年間で最も革新的な発見だったといえる。 NASAはこれまでに3449個の惑星の存在を確認しているが 天文学者たちを驚かせたのは それが一つの恒星系で同時に7つも見つかったからだ。 しかも地表に水が液体のまま存在する可能性があり、 その内3つの惑星は既に生命を育むことができる環境にあるのではないかと推察されている。

そして天文学者達を興奮させているのは 今回の恒星のような星は "惑星の存在が確認されていないだけで" この銀河に無数に存在していることが分かっているからだ。

彼らはこの発見が人々の宇宙に向ける目を変えてくれるはずだと期待している。

ちなみに今回発見された惑星群までの距離約40光年は、 現代の技術では70万年ほどかかってしまう。

補足:
2016年にチリにあるトラピスト望遠鏡で近赤外線を捉えることによって3つの地球サイズの惑星を捕捉、 その後NASAのスピッツァー宇宙望遠鏡で観測したところ惑星が7つあることを発見、 さらにハッブル宇宙望遠鏡が惑星の大気を調査し 今回の発表となりました。 ソース

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海外の反応

Youtubeのコメント欄より: ソース reddit.comのコメント欄より: ソース

linop412 宇宙の広さを考えれば私たちのいる地球と同じような星が存在するのも当然だよね、 宇宙は無限に広がっているんだから。 こういったニュースはとても興奮する。 いつか私たちの技術が進み、そういった星に住む生命とコンタクト出来る日が来ることを待ち望んでいるよ。

NecroDancer 宇宙の広大さを過小評価する人もいるからな。

Rocky Jockey 私はあの惑星に生命体がいることを99.9%確信しているよ。 私たちが宇宙に存在する唯一の生命だと考えるのは非常に難しいもの。

Sardonyx Su fan for life With doritos and cheetos 正直、私は宇宙は無限ではないと思ってる。 一番端に着くと宇宙の反対側に繋がっている、そんなループ状のものだと思ってる。

mohammad 無限に続くものなんて存在するのかね。

thesheepsaysmoooo イーロン・マスクが時空連続体にこの惑星に続くペーストンネルを作り出してくれることを願おう。

Anonymous 彼は今トランプへの対応で忙しいから...

sadlyhopeless 地球と同じサイズの惑星が7つも密集している、しかもその内3つは生命がいる可能性があるだなんて本当に驚きだ。 もし生命が存在していたとしたら、あの星の空はそれは美しい光景なんだろうね。

Boredom_rage あそこに知的生命体がいたとしたら、彼らも私たちの地球を見て同じようなことを考えているだろうよ。

poignard NASAが想像する惑星の光景がこれだってさ。



jibnique PCの壁紙に採用!

JosephBalin 息を呑むような風景だねぇ。

T-32Dank この惑星の太陽との距離を考えるともっと太陽がまぶしく映ると思うんだが。

samsg1 この恒星は太陽より少し小さいから 波長が長い赤色の可視光線が強いだろうね。 きっと赤いヘッドランプで照らされる感じだと思うぞ。

satankaputmachen 赤いヘッドランプで顔を照らされるなんて嫌だ...普通の太陽に感謝だ。

Anonymous こりゃサングラスが必須だな。この惑星に入植する者はいち早くサングラスビジネスを始めるべきだ。

khouli 私たちのサングラス程度じゃ役にたたなそう。もしそこに知的生命体が住んでいるなら彼らのサングラスを地球に輸入した方が儲かりそうだ。

Not_Acinonyx_Jubatus これが想像の光景だってのは分かってるけどやっぱ美しいな。

Spellczech101 ...NASAにスカイリムのリメイクをやってもらいたくなってきた。

Gargatua13013 大まかな大気の成分データは5〜10年後に分かると期待されているとか... 素晴らしい!

Risley NASAの発表の詳細がこちら

1)スピッツァー宇宙望遠鏡は、恒星TRAPPIST-1を周回するに7つの地球サイズの惑星を発見

2)地球から40光年離れている

3)7つのうち3つの惑星は水が液体の状態で存在できる温度である。

4)地球とほぼ同質量であると測定された

5)大気を観測して生命活動の化学的痕跡を探すことが可能

6)惑星は互いに近い距離にあるため、地球から月を眺めるのと同じような感じに見える。

7)惑星は互いに近い距離にあるため、その重力は相互に作用する。

8)トラピスト-1eはかなり地球とサイズが近く、恒星から受ける光量も地球とほぼ同じである。

9)NASAは現段階では検出できていないがトラピスト-1fにはおそらく水が豊富に存在すると考えている。またこの惑星は地球とほぼ同じ大きさで、 恒星から受ける光量は火星と同じくらいである。

10)トラピスト-1gは今回発見された惑星の中で最も大きく、地球よりも半径が13%大きい。 恒星から受ける光量は火星やアステロイドベルトと同じぐらいである。

N8CCRG "7)惑星は互いに近い距離にあるため、その重力は相互に作用する。"
これが最も興味深い部分だな。 惑星同士の近さは太陽と水星の距離よりも小さい。 私はこれらの星が安定して存在できないんじゃないかと感じているよ。 最低でも気候はかなり不安定だろうね、星の地軸が地球よりも頻繁に変化するだろうから。

thedaveness 潮汐とか凄いことになりそうだ。

please_pm_me_ 重力の相互作用によって 星の回転、軌道、気候等に劇的な変化を起こしていることが考えられるから、 生命がそこで進化することをより困難にするかもしれない。

N8CCRG 私も同じ考えだよ。 劇的な環境変化に対しより速く適応するように進化していない限り 生命活動は活発にはならないと思う。

realultimateninja 惑星が十分な大気や水を持っていれば、環境をやや緩やかにするのに十分な熱交換が可能だろう。 まぁそれでも私は生命が存在する可能性のある場所は深い水の中とかだと思ってるがね。

zugy 最長軌道周期は20日程度だから地球と同じように季節があるとは限らないだろうな。 むしろ暖かい日と寒い日しかないのではないかな?

mathbiostudent なんてクールな太陽系だろう。もう生命いようがいまいがどうでもいいくらい凄い発見だと思う。

stevie2pants わくわくしてきた。 NASAの予算がカットされなければ2018年にはジェイムズ・ウェッブ宇宙望遠鏡が宇宙に向けて打ち上げられるしもっと詳しいことが分かるんだろうな。

ruiner8850 まだ打ち上げまで1年半かかるけど楽しみだよな。 ちなみに私はこの宇宙望遠鏡が予算の問題で中止になるなんてことは心配していないよ。 NASAはこいつにもう後戻りできないくらいの予算を注ぎ込んじまってるからな。 打ち上げが遅れることはあってもいつか必ず宇宙に上がるさ。

EMBRACINGLIGHT 大して新しい発見でもなかったな。NASAが重大発表するって言うからもっと凄いのを期待していたのに... もっとがんばれNASA! お前たちならやれるはずだ!

mastaloui 40光年かぁ、 私たちが光の10%の速度で旅行することができたとしても、400年はかかるなぁ :(

royaltoiletface なに、光の10%の速度を出せるなら時間の遅れが起こるからもっと早く着けるはずさ。 少なくとも6年間は短くなるよ。

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