1939年当時の衝突被害軽減システム
Car safety in 1939 - 2018/05/1Car Safety Device 1939
(1939年委撮影されたイギリスのイングランド中部の工業都市シェフィールドのエンジニアによる歩行者保護システムのデモンストレーション)
海外の反応
reddit.comのコメント欄より: ソースHeliolord 衝突被害軽減システムというか、ヒューマンキャッチャーみたいやな。
ShillAudition ナンパに便利。
Powellwx 誘拐にも便利。
Damathacus
なおソースはこちら
https://www.youtube.com/watch?v=LlyEIaRw010
lizard81288 面白い。
ImYaDawg ちょっとありかもとか思ってる自分がいる。
laura123laura 正直こんな機能が欲しいです、自動車保険もこれで安くならないかしら。
qwkslow 轢かれる方も反射神経が試されるな。これ動画の人みたいにバーを掴まないと悲惨なことになるべ。
Prebb 昔の車は遅かったからこれでもなんとかなっただろうけど、現代の車のスピードじゃ歩行者発射装置になっちまうぞ。
qisope キャッチ部分を布ではなくトランポリンにすれば...
Prestonisevil
歩行者は前方に射出され...
無限ループの完成や!
TooShiftyForYou 同じような衝突被害軽減システムがこちら、ブレーキが間に合わなくてもこれなら大丈夫。
alightla 衝突されてるのに笑顔なのがステキ。
OroSphynx もし人と衝突した後も車がそのまま走り続けたら...と思わず想像してしまうな、ちょっと楽しそうだ。
Tenacious_Dad これ歩行者が正面を向いていたらアカンやつや。
the_vertigo なぜ普及しなかったのか理解できる、ドライバーにこんなとっさの判断を求めるのは無茶ってもんだ。
M45hupZ 皆忘れているようだが昔のブレーキは現代のそれと違ってすぐに車を止めてくれなかったんだぞ、ブレーキをかけても間に合わないからこそこういったアイデアが生まれたはずだ。
psychicsword T型フォードの制動距離は時速50マイルで227フィート(時速80kmで69m)とかだったしね。
TheZixion ただ昔は車の音も大きかっただろうから車が近づいてきたら気づきそうなもんだが...
akamrkent
自動車が普及する以前は道路は馬や馬車だけのものではなく公共スペースと考えられていた。道路ってのは昔はどこでも横断していいものだった、それどころか子供が遊ぶ場所でもあった、当時の道路は自動車のためだけのものではなかったんだよ。
交通ルールに人々が慣れるまで時間がかかったからこそこういった発明が生まれたんだろう。当時の道路事情について詳しく書いてある記事があるから気になる人は読んでみるといい。
いかにして自動車メーカーは "jaywalking(信号無視/交通規則を無視した道路横断歩行)" という犯罪を発明したのか
The forgotten history of how automakers invented the crime of "jaywalking" - Nov 4, 2015
photo via vox.com - 記事の要約 -
バージニア大学の歴史学者であるピーターノートンによると、1920年代以前は街の通りは公共の場であると考えられ、歩行者や馬車が行き交うだけでなく子供たちが遊べる場所でもあったという。
1910年代には横断歩道が設置されるが人々のほとんどがその存在を無視していた。そのため1920年代に入って自動車が広く普及し始めると一気に交通事故が増加する。
(1901年から1923年までの米国における自動車事故による死者数の増加)
photo via vox.com
自動車事故による死者のほとんどが歩行者でしかもその多くが子供と老人であったため自動車に対するバッシングが始まる。
(1924年11月23日のニューヨークタイムズの表紙、自動車を死神/殺人機械扱いしている)
photo via vox.com
正式な交通法が施行される前は自動車の人身事故は車側に責任があるとの判決が下されることが一般的であり、歩行者が死亡した場合は事故の状況にかかわらず運転手は殺人罪で起訴されるケースがほとんどだった。
死者数が増えるにつれて反自動車運動が盛り上がり、1923年にはオハイオ州シンシナティで車の速度を時速25マイルに制限するための住民投票実施を求める嘆願書に42,000人が署名、この動きを恐れた地元の自動車ディーラーはその措置に反対する広告キャンペーンを開始する。
(1923年のシンシナティポスト、自動車ディーラーの連合が出した広告)
photo via vox.com
この自動車規制の試みは失敗したが危機感を覚えた自動車産業はロビー活動を開始、次第に道路では自動車を優先する法律が各地で制定され始める。しかし法律ができても人々はそれに従わず、また警察もそれをほとんど取り締まらなかったことから自動車産業はその対策に乗り出す。
まず自動車事故の報道を形作るため、米国の自動車メーカーが結成した業界団体National Automobile Chambers of Commerceは新聞社向けの無料の通信社を設立、記者が交通事故について詳細を記述すると翌日には記事として発行される仕組みを作り出す。 そこで作られた記事は各新聞に広く掲載され、新法の重要性を人々に説き自動車事故の責任が歩行者側にあることを周知させる役目を果たした。
自動車産業は警察に対してもロビー活動を行い、交通ルールに従わない違反者に罰金を科すのではなく、警笛 (けいてき) を鳴らしたり大声で注意したり強制的に歩道に連れ戻したりするなどして公衆の面前で辱しめるよう求めた。
さらに19世紀の服を着させた役者、もとい道化師に道路を横切らせ低速で走らせた車にぶつけさせるといった安全キャンペーンを実施、その慣行は時代遅れで愚かなものであるというイメージを作り始める。
( 1924年にニューヨークで行われた安全キャンペーン、ゆっくり動くモデルTの前を道化師が横断し繰り返し衝突させられた)
photo via vox.com
これらの人々の "恥" に訴えかける戦略は、なぜ信号を無視したり交通規則を無視して道路を横断をする行為が "jaywalking" と呼ばれるようなったかを説明する。
この時代「jay」という言葉は「rube(田舎者/世間知らず)」や「hick(田舎者に対する蔑称)」などの意味で使われており、自動車産業は都市での立ち振る舞い方がわからない人に対し "jay walker" という言葉を使用するよう促進するキャンペーンを行ったのだ。やがてこの言葉は浸透し正式に警察に採用されるに至った。
(1937年の "jaywalk" に対する注意喚起ポスター)
By Isadore Posoff. Work Projects Administration Federal Art Project, Pennsylvania. - This image is available from the United States Library of Congress's Prints and Photographs division under the digital ID cph.3b49000. This tag does not indicate the copyright status of the attached work. A normal copyright tag is still required. See Commons:Licensing for more information., Public Domain, Link
Tidersx これは興味深い。
potato0817 でもタイトルが誇張しすぎじゃね? "jaywalking(信号無視/交通規則を無視した道路横断歩行)" って犯罪じゃないだろ。
Tidersx アメリカだと一部の州では交通違反じゃなくて犯罪なんだなこれが、まぁいわゆる微罪ってやつだが。
TheOnlyBongo
1910年代から1920年代にかけて製造された路面電車であるバーニー安全車はすでにこの手のシステムを採用していたぞ。やっぱりその道路事情から人を撥ねる事故が多発したんで衝突するとこんな風に飛び出て撥ねた人が車体の下に巻き込まれるのを防ぐ仕組みが考え出されたんだ。
こっちはその簡易版。
Ciertocarentin
つい現代の常識で物事を見てしまうが道路事情って本当に劇的に変わったもんな。
私の祖母が昔、彼女の子供時代の話してくれたことがあるが、当時は基本的にどんなにキレイに舗装された道でも時速20~30マイル(時速32~48km)で走ったもんだと言っていたよ、スピードを上げ過ぎるとサスペンションがぶっ壊れるかもしれないという恐怖が常に付きまとったとか。
mbeware この動画の最後の部分、ドライバーが歩行者を引き離すときの「ちょっと何してくれてんすか、もういいから車からさっさと離れてくれません」感が好き。
NotMrMike そりゃ新聞をじっと見つめて車が来ていることに気付かず道路に飛び出るとか質が悪いにもほどがある、不機嫌にもならぁな。
dentstowel 今日学んだこと:当時の新聞は現代のスマホだった。
FranklyDerogatory なんや、新聞がスマホに代わっただけで昔から歩きスマホはあったんやん。
11181514
まったく、これだから平成生まれ戦前生まれは!
けしからん!
>自動車が普及する以前は道路は馬や馬車だけのものではなく公共スペースと考えられていた。道路ってのは昔はどこでも横断していいものだった、それどころか子供が遊ぶ場所でもあった、当時の道路は自動車のためだけのものではなかったんだよ。
返信削除ほんこれ、今や車だけが我が物顔
暴走した荷馬や荷馬車による交通事故が多発していたため、生類憐みの令と呼ばれる一連の政策では一番最初に荷馬荷馬車への荷物の重量制限と保護者が事故死病死した孤児の保護と職業訓練制度が実施された。
削除以前スバルの昔の安全対策の実験してるビデオ見たんだけど
返信削除車の下から救い上げるような板が飛び出して人間をキャッチしようとしてたなー
たぶん実験レベルではどのメーカーもやっていたのでは
動画探してみた。多分これの事かな。
削除youtu.be/9hAk-XoTTHc?t=39
インドの準高速列車が牛にぶつかって・・・っていうニュースが先日あったけど
返信削除今でもカウキャッチャーみたいなものが必要な地域もある。まぁキャッチするわけではないんですけども
時代とともに見られなくなった技術でも見直してみたら今でこそ使えるというものはあるから馬鹿にしたもんでもないと思う