見ていてポジティブな気分になるネタだけを扱うブログ『Sunny Skyz』より

救助された子ライオンとその世話係が見せる素晴らしき絆

Rescued Lion Cub And His Caretaker Share An Incredible Bond - February 14, 2019

ディーン・シュナイダー(Dean Schneider)は野生生物を守るためにその人生を捧げている。

スイス出身で南アフリカに移住してきたシュナイダー氏は現在、Hakuna Mipaka野生生物保護区を運営している。そしてそこに住む住民の中でも特に彼のお気に入りなのがデクスターという名のライオンの子供だ。

シュナイダー氏はそのデクスターを始めとする数多くの動物たちと結ばれた信じられないほどの絆を示す写真や動画を自身のインスタグラムで公開している。その一つが以下だ。



「共感がキーです」

シュナイダー氏はデクスターとの絆についてそう語る。

「これらの動物たちとコミュニケーションを取り、強い絆を築くためには彼らを理解し、その動物になる必要があります。それには大変な時間と忍耐力と理解する努力が必要とされますが、一度絆が築かれれば決して崩れることはありません」

「オスのライオンの忠誠心/愛/絆はそれこそ一生続くものです。私の個人的な意見ではありますが、ライオンのそれはこの地球上のどの生き物よりも強いと思っています」





デクスターは現在約180ポンド(約81.6kg)だ。デクスター氏は最新のビデオで「私に飛び乗ってくるこの子を今後も受け止めてあげられるかはちょっとわからない」と述べている。

これを愛と呼ばずに何を愛とするのか。

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海外の反応

reddit.comのコメント欄より: ソース


HowAmINotMySelfie ちょっと子ライオンを救ってくる。

UsedIntroduction ライオンである必要はないさ、犬を救ってあげればいい、私の犬も毎朝この動画のライオンみたいな感じさ。

The_GASK 私は猫たちを飼っているけど家に帰るとこの子たちはずっと私と一緒に過ごそうとしてくれる。他の部屋に行こうとすればついてくるし、ソファに座れば身を寄せてくる。どのこも保護した子たちだけど、どの関係とも同じように、愛情をもって接すればそれに答えてくれるよ。




eridanasulkja 動物とこんな関係を築けたらどんなに素晴らしいか。

princess_warrior_2004 野生動物の喜ぶ姿ってのは新鮮だ、そしてステキだ。

anand26dev 私の猫もこのデカい猫みたいにその愛と好意を示してくれたらと思わずにいられない。

Panamajack1001 ホントそう。例えば私がこの動画の男性みたいにひざを折り、両手を広げたとしよう。私の猫は... どこか日の当たる場所で座っている、後ろ足を上げて毛づくろいをしているかもしれない。そして私の存在に気付いた猫はこちらを見て喜び勇んで私に駆け寄ってきてくれるのだ、といいんだが実際は「なに私の静寂の時を汚してくれてんの」的な目で私を見るのだ。

Domi_Marshall 「なんすかまたっすか勘弁してくれません」的な目で見られることはよくある。

Domi_Marshall 旅行で1週間ほど家を留守にした際、友人の家に預けていた私の猫は迎えに来た私の姿を見て、隠れた。

MrsWalker14 猫よりも犬っぽいな。このライオンの反応は久々に会った飼い主に見せる犬のそれに近い。

eric2332 ライオンは群れで暮らす、その生態はオオカミに近い。我々が飼う猫との違いはそこでライオンはずっと社会的な動物だ。

KingPupPup 納得!

raktoe シュナイダー氏が言っていたがこのライオンを敷地の外に連れ出す際には他のライオンと出会わないように全力を尽くすんだそうだ。もしライオン同士の喧嘩になったらこのライオンはなぜ彼が助けに入らないのかを理解できずその信頼を損ねるからだとか。

FullovJoy カワイイ。

Toothfood 大したもんだ、中腰の状態から100ポンドはありそうなライオンを難なく抱え上げてる。

xsyafag Cute until hungry

Keltoigael なんかとてもステキなものを見た。

HiImDavid 何とも貴重な関係だ、が、ライオンが誤ってこの男性の耳を引きちぎるとかそんなことをしまうのではと思ってヒヤヒヤしちゃう。

jacobhottberry この子も年々大きくなっていくわけで、そういった危険性は増すんだろうな。

raktoe このライオンは彼を群れの一員と考えている、だから少なくとも敵対的な行動はとらないはずだ。

thathippieshannon 例えば大型犬なんかは人間の腕を噛みちぎるくらいの力があるわけだが飼い主にそんなことはしないわけだし大丈夫じゃね? そりゃこの大きさだからじゃれ合う中である程度の傷はできるだろうけど。

yeekeeo とりあえずタンクトップだけってのは止めよう。

以下ディーン・シュナイダー氏のインスタグラムより、彼が世話をしている動物との動画の一例

https://www.instagram.com/dean.schneider/

ハイエナ



ウシ科からウシ族とヤギ亜科を除いた残りに相当するアンテロープの一種であるエランド



アライグマ



オマキザル



施設内の動物に関する同氏のメッセージ
「ソーシャルメディアの皆さんへ、これは大切なメッセージだ。彼はデクスター、ライオンだ。そして彼はペットではない。つまりライオンは野生動物であり時にとても危険だったりするということだ」

「私があそこにあるプールの掃除のために忙しくしていたところ彼は突然私と遊ぼうと思い私の上にジャンプしてきた。それを押しのけた結果がこちらだ、爪が私の肩を見事に切り裂いた」

「でも私はそれを全く問題にしていない、あれはただの遊びだったからね。でもだからこそ皆さんに伝えなければならない、彼ら動物たちとただ遊ぶにしても、ただ楽しく大切な時間を過ごすにしても、やはり彼らは野生動物なのだ。そのじゃれ方も仲間にするそれと同じなのだ」

「そういったことから、私が接している動物たちは "野生の生き物" であるということをどうか忘れないでほしい」


スイスの日刊無料新聞『Minuten20 』によるとディーン・シュナイダー氏は2018年12月時点で26歳、スイスでファイナンシャルプランナーとして働いていたが1年ほど前に仕事をやめて南アフリカに移住したとのこと。彼が運営するHakuna Mipaka野生生物保護区は敷地400ヘクタールの私設の動物保護区で数年前から同名の団体をスイスで設立し保護区の開設を目指し活動してきたという。

怪我をした動物や檻の中で生まれた動物を保護する活動の他に密漁のことを知ってもらうための広報活動も行っている。

https://www.instagram.com/p/BqsLOQAFE7K/
こちらはライオンが爪や牙を狙われ密猟者によって毒殺されていることを広く知ってもらうための動画。観覧注意。

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