イギリスの大衆紙『デイリー・メール』より

日本の公園では子供たちにナイフとハンマーで遊ぶこと、たき火に火を付けたり建物から飛び降りることを奨励されている

The land that health and safety forgot! Japanese park encourages children to play with knives and hammers, light bonfires and jump off buildings - 4 August 2019

・子供たちは安全衛生規制によってその行動を制限されるべきではなく自由に遊ばさせた方が良い、東京の『羽根木プレーパーク』はそう考えている

・子供たちは鋭い歯のノコギリや釘やハンマーをそこで扱い、さらには焚き火や野外調理さえするという

・親たちは子供たちに学ぶ機会を与えるためにそこに連れて行く、1人の親は「これは子供のための学習体験です」と述べた



photo via dailymail.co.uk
日本のとある公園は子供たちがナイフで遊んだり、屋根の上に登ったり、さらには焚火をすることを許していることから『安全衛生規制に忘れられた土地(the land health and safety forgot)』と呼ばれている。
health and safety:安全衛生規制
The Land That Time Forgot:エドガー・ライス・バローズによるアメリカのSF小説『時間に忘れられた国』 および1975年公開のイギリス映画『恐竜の島』




東京の『羽根木プレーパーク』は安全のために子供たちの行動を制限するよりも自由に遊ばせた方が良いという哲学のもとで運営されている。

そこでは子供たちは鋭い歯のノコギリや釘やハンマーを扱い、さらには焚き火や野外調理さえするという。しかも公園の木製の滑り台やジャングルジムは公園で遊ぶ子供たちによって手作りされている。

親たちは子供たちに学ぶ機会を与えるためにこの公園に連れて行く。



ボランティアとしてこの公園の運営に協力する1人の母親はこう答えた。

「もちろん時には子供たちが小さな怪我をすることもあります、ですがそれも子供たちにとっての学びになります」

「子供たちを自由に遊ばせることが持つ意味を理解する方々にこの公園に来ていただきたいと思っています」

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海外の反応

dailymail.co.ukのコメント欄より: ソース


BanPJsintesco(イギリス) 50年代、60年代、70年代に子供時代を過ごしたイギリス人もまさにこんな日々を送っていたものだ。やっぱり子供たちにはこういうことをさせてあげるべきだ。 472 6

BanPJsintesco(イギリス) 近年は "snowflake" どもがあまりにも多すぎる。すべての子供がそうだとは言わないが、真綿で包まれるように過保護に育てられている子供たちは可哀そうだ、彼らは子供らしくあることを許されていないのだから。 38 1 snowflake(スノーフレーク):本来の意味は『雪片』。トランプの大統領選挙ごろから感情を害しやすい人間、些細なことで怒る/喚く人間、自分たちの信念と異なる意見を処理することができない左翼/リベラルといった意味で使われ始める。

Fivespice(アメリカ) 私の子供時代もまさにこんな感じだったよ。本当に彼らはなんてことをしてくれたのだろう... 44 0

Ian 私の子供時代と比べて今の子供の方が恵まれていることもあるのだろう、だが今の子供たちが経験しているような子供時代を送りたかったとは思わない。

日が明けてから暮れるまで、木に登ったり野外でサッカーやクリケットをしたり秘密基地を作ったり、来る日も来る日も私たちは機知と想像力を駆使して遊んでいた。擦り傷や捻挫も確かにあった、だがその失敗を通して学んだものだ。

今私には2人の子供がいるが、この子たちに自分が育った時と同じような環境を用意してあげることができたことを誇りに思う、それを可能にするために田舎に引っ越さざるを得なかったとしても。 31 0

Jeff(アメリカ) Hear! Hear!
(そうだそうだ!/そのとおり!)

That's they way I grew up.
(私もまさにこんな風に育った)

Mom put us out of the house and we free ranged until dinner.
(母は私たちを外にほっぽり出して、夕飯の時間まで放し飼いにしていた) 371 7

BLADET(アメリカ) Haha, 私の旦那もそういう風にして育ったと言っているよ。 38 0

James(イギリス) "free ranged until dinner" とはどういう意味? 別に煽っているわけではなくてこの言い回しを聞いたことがないから純粋に興味があるんだが。 6 19 free-range:放し飼い、自由に行動させる

Shwmai Sam(イギリス) 親が子どもに干渉せずに自由に行動させていたってことさ、子供たちは好きに外に出て好きなことをしていた。予定や計画なんて無し、ただその時思いついたままのことをするってことさ。 14 2

Mary(アメリカ) ジェームス、"free ranged until dinner" とはつまり街灯が点灯するか、夕食の時間だと呼び戻されるまで近所のどこにでもいられることを意味する。 14 2

Poppy Ponsenbee(イギリス) 親抜きで、自分たちだけで出かけられるということさ。水筒とジャム入りサンドイッチを手に林だったりビーチだったり好きに遊びに行ってティータイムまでに家に帰ればいい。我々は素晴らしく楽しい日々を送っていたのだ。 14 4

Fivespice(アメリカ) それでも一度もトラブルに巻き込まれたことはなかった。怪我をしたこともね。ただいつも近所の母親の誰かが子供たちのいる場所を把握していたのに子供ながらに気づいてはいたが。 30 0

man on the hil(カナダ) この日本の公園で子供たちは子供として適切なことをしている、想像力を使い、限界を学び、人生を謳歌している。私たちの子供時代と同じように、切り傷や引っかき傷や軽いけが負ったり、時には骨を折ったりもするだろうが、そう言った経験が私たちに限界とたくさんのスキルを教えてくれた。 229 7

lisar, aspanaway(アメリカ) そうだな。今もその時の傷が残っていたりするが...
だがその一つ一つが思い出も刻んでいる。 63 1

krznkrn57(アメリカ) これは60年代のごくごく平凡な夏の日だ、我々の一部、特定の年代の人間にとってはなじみ深いものだ。 323 5

Poppy Ponsenbee(イギリス) たんこぶができたり擦り傷を負ったり痣ができたりは当たり前だったね。

子供たちだけで出かけては木を登ったり秘密基地を作ったり、水遊び泥遊びをしたり、野生のリンゴやベリーを摘んで、蒸気機関車が来るのを線路沿いでずっと待っては運転手に手を振るなんてことをしたものさ。

男の子たちはゴーカートを手作りし(もちろんブレーキなし)下り坂を走らせたりしていた。夏の日はティータイムまで、冬の日は日暮れまで私たちはどこまでも駆け巡ったものだ。 56 0

sdd610(アメリカ) 話を聞く限り楽しそうだ。少なくとも彼らは外で遊んでいるし。 315 9

Rosskstar(アメリカ) 弁護士が好き勝手に社会を台無しにするのを許さなかったらどうなっていたか、がここにある... 315 2

dancingshoes2(イギリス) これこそ子供たちが本来すべきことだよ。今の親と子供は何事に対しても慎重すぎる。 139 2

Andrea(イギリス) ここにあるのは数十年前まで当たり前だった光景だ。この記事には非難めいた底意が見て取れるがどうしてそんな風に書いているのか理解できない。 100 1

Sir cumference69(イギリス) 今生きている人間の多くがこんな子供時代を過ごしていたと思うと驚かされないかい? まぁきっとそっちの方が楽しかったんだろうけどさ。 94 1

AnotherConnecticutYankee(アメリカ) まさに自分の子供時代を見ているかのようだ。色んな探検をしたし様々な遊びをしたし時には怪我もした。子供たちはあらゆるものから守られる必要はない。プチプチ(緩衝材)で包まれずとも子供たちは自分で何とかしていたし今もそうであるはずだ。 92 1

Lona(アメリカ) ここで遊ぶ子供たちは自分たちの失敗やイライラを他人のせいにするようなスノーフレーク世代の子供たちよりも創造的で、立ち直る強さを持ち、有能な大人になることだろうよ。 74 2

Mand54(イギリス) 数週間前に日本を訪れたが様々な違いに驚かされる国だった。この試みも素晴らしいと思う。 72 5

snowman 個人的には素晴らしい試みだと思う。自分も同じようなことを経験して育ったし何より自由だった。 70 1

Omigosh この公園で一体どれだけの子供が深刻なけがをしたり死亡したりしただろうか? その数はゼロであるに違いない。そして子供たちは大大大満足で家路についただろうことも間違いない。 68 0

aycee(イギリス) イギリスにもあるぞ、こちらではForest Schoolsと呼ばれているが。 10 8

Jendal(イギリス) うちの国にあるアレとは発想が根本的に違う。 18 4

horse outside(イギリス) Forest Schoolsでは安全対策なしに建物に登ったりナイフを使ったり焚火をしたりすることはできない。子供たちは大人の指示にただ従うだけだ。 8 0

PierreBonnard(アメリカ) 50年代に育ったアメリカの子供たちと同じことを今も日本の子供たちは経験しているんだな。私たちも森や野を駆け回ったものさ。 65 1

Lancashire Las(イギリス) このニュースを見て国の安全衛生規制の関係者らが数千人単位で泡を吹いて倒れているに違いない :-)) 66 2

Lapdance Boy(イギリス) こんな風に自らを危険にさらすようなことを私は自分たちの子供に許したりしない。 6 122

xx jj(アメリカ) Is it next to the su i cide forest ??
(これは次の青木ヶ原ですか?) 9 83

SandyPandyBrown(イギリス) 昔から日本人はどうかしていると思っていたが、どうやら今もそうであるようだ。 5 75

Well Read(アメリカ) ここに紹介されていることの大部分は素晴らしいと思うが...ナイフ? ボーイスカウトに入ってスイス・アーミーナイフを手に入れるまで、バターナイフ以外で遊ぶことを許可された小さな子供を私は知らない。 22 63

lord Farquerhaha(イギリス) まぁどうせこんなのは賠償を要求する輩が出てきてすぐ終わるでしょ。 0 21



Joe(アメリカ) 日本はラッキーだ、こちらはもう手遅れだが。 38 3

NineInchNails 別に昔の方が良かったとは言わない、現代社会は過去の人類が積み重ねてきたものの結果としてできているのだから。だが日本は現代性を取り入れる一方で悪い慣習はちゃんと避けることができているようだ。 52 0

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