「ボイス・オブ・アメリカ」William Gallo韓国支局長のツイート より

韓国人の72%が日本とのGSOMIAを破棄するという韓国政府の決定を支持

72% of South Koreans support Seoul's recent decision to exit GSOMIA, an intelligence-sharing agreement with Japan - 2019/11/06

米国政府が運営する国営放送「ボイス・オブ・アメリカ」韓国支局長 - William Gallo
韓国政府が資金提供するシンクタンク「韓国統一研究所」が発表した最新の世論調査が実に興味深いのでここに紹介する。これは米韓同盟、ドナルド・トランプ、日本、北朝鮮の核協議について韓国人の認識がどうなっているかを示すものである。





トランプ政権が要求している在韓米軍の駐留費用の増額に対して韓国人の96%以上(!)が反対している。

72%が現状維持を支持し、25%は駐留費用の韓国負担の減少を望んでいる。
(※駐留費用の韓国負担を増やすべきと答えたのは3.7%)

防衛費分担金について
質問:最近米国政府は米軍が韓国に駐留するのに必要とされる費用 - 防衛費分担金について韓国側の負担を増やすよう要求しているがこれについてどう思うか?

3.7%:韓国は防衛費分担を増やすべき
71.5%:現状維持にすべき
24.8%:韓国は防衛費分担を減らすべき





上記のようにトランプ政権の在韓米軍駐留費用の増額要求を拒否したにもかかわらず、韓国人の大多数(91%)は在韓米軍の必要性を認識している。

仮に南北朝鮮が統一したとしても、韓国人の過半数(54%)は米軍の駐留が依然として必要だと応えている。





韓国の安全保障と経済に関しても韓国人は米国を中国よりも圧倒的に重要視し続けている、と調査は示唆している。



米国と中国のどちらが重要か
質問:韓国の安全保障および経済にとってより重要なのは 米国と中国のどちらか?

- 安全保障 -
43.1%:米国の方が重要
52.2%:どちらも同じ
4.7%:中国の方が重要

- 経済 -
31.2%:米国の方が重要
58.1%:どちらも同じ
10.8%:中国の方が重要

「2000年代初頭には反米感情に対する懸念が韓国にはあったが、現在そのような感情の顕著な兆候は見つかっていない」と報告書は述べている。

しかし韓国人の大半が米国と中国の両方がグローバルリーダーとして悪い仕事をしていると考えていることを今回の調査が示唆している点は注目すべきだろう。

71%が米国のグローバルリーダーシップに不満を示し、81%が中国のそれに不満を示している。





韓国人はまたドナルド・トランプをあまり好意的に見ていないようだ。

今回の調査でトランプに対する好感度はウラジミール・プーチンと習近平とほぼ同じになっている。また韓国人は日本の安倍晋三首相を否定的に見ていると思われる。



各国のリーダーに対する評価
質問:米国のトランプ、中国の習近平、日本の安倍晋三、ロシアのプーチンに対する評価は?

数字の0%は "極めて否定的" を意味し、50%は "好意的でも否定的でもない" を意味し、100%は "極めて好意的" を意味する。

(数字が大きければ大きいほど高評価、小さければ小さいほど低評価)

40.4%:トランプ
36.8%:習近平
14.9%:安倍晋三
38.4%:プーチン





韓国人の72%は、日本との軍事情報共有協定であるGSOMIAを終了するという韓国政府の最近の決定を支持している、と報告書は示唆している。

しかし興味深いことに韓国人の83%が "できるだけ早く韓国と日本の間で首脳会談が行われることを望む" と答えている。





北朝鮮と日本が戦争状態になった場合、韓国はどちらの側を支持すべきか?

極端な仮定ではあるが興味深い結果である。



北朝鮮と日本が戦争になったらどちらを支持するか
質問:もし北朝鮮と日本が戦争状態になった場合、韓国は北朝鮮を支持すべきか?

15.1%:日本を支持
39.4%:どちらでもない
45.5%:北朝鮮を支持

また北朝鮮の金正恩との対話に関して韓国人が悲観的になっていることを今回の調査は示唆している。

しかし依然としてほぼ40%が「話し合いと歩みより」を支持している。



北朝鮮の金正恩に対する「話し合いと歩みより」路線を継続すべきか?

継続すべではない:
38.7% ⇒ 35.5% ⇒ 25.5% ⇒ 19.2% ⇒ 25.7%

継続すべき:
26.3% ⇒ 34.2% ⇒ 47.8% ⇒ 51.4% ⇒ 38.1%



北朝鮮の金正恩に対する「話し合いと歩みより」路線に対する政党別の支持率

左派・共に民主党:
27.4% ⇒ 59.5% ⇒ 62.0% ⇒ 58.5%

右派・自由韓国党:
26.7% ⇒ 40.4% ⇒ 36.8% ⇒ 27.8%

支持政党なし:
24.8% ⇒ 39.5% ⇒ 46.7% ⇒ 29.1%




米国政府が運営する国営放送『ボイス・オブ・アメリカ』 世論調査:韓国人、トランプの防衛費負担増の要求に反対するが同盟は支持

- 記事より抜粋 -

年末に期限が切れる防衛費分担金特別協定に関してトランプ政権は韓国側の負担を現在の5倍にすることを望んでいるが、アナリストは今回の韓国統一研究所による世論調査はこの駐留費の大幅増がムン大統領にとって "政治的に実行不可能" であることの最新の証拠だと指摘する。

「米国の圧力に屈することはムン政権にとって大きな政治的コストを負うことを意味する」

韓国で米国の政策を研究するソウル大学のベン・エンゲルはこう述べる。

一部のアナリストはトランプが韓国の反米感情を再燃させる可能性があると警告している。しかし韓国の新聞でトランプを批判する社説が着実に増加している一方で反米感情は盛り上がりを見せていない。

今回の世論調査でも韓国人がドナルド・トランプに対して否定的な見方をしつつも米国との同盟に関しては広く支持していることが示された。

しかしトランプは韓国を名指しすることを避けつつも「非常に裕福でありながら、しかしおそらく我々をあまり好きに思っていない国がある」と発言するなど韓国に対する圧力を強めている。

スポンサードリンク

uniself なんていうか不安しか感じない調査結果だな...

Ghidorah 韓国人の諸問題に対する考えが良く表れている。

Jamie "韓国人の大多数(91%)は在韓米軍を必要と考えている"

この数字の大きさはちょっと驚きだわ。

Faceless Man "韓国人の72%は、日本との軍事情報共有協定であるGSOMIAを終了するという韓国政府の最近の決定を支持している"

#GSOMIAが予定どおり今月中に終了する運命にあるのはこのためだ。

GSOMIAに対する韓国の国民の強い反対のせいでムン政権は日本の大きな譲歩なしにこれを延長することはできない。そして日本の対応はGSOMIAの破棄が不可避であることをさらに保証してくれている。

Britt Louise なお期限まであと15日である模様。

Taylor Wettach ‏ 米国務次官補が訪韓するなどムン政権にGSOMIA破棄の決定の撤回を求める米国側の動きが活発になっているが、韓国国民の意向とはずいぶんとかけ離れているようだ...


韓国政府が支援するシンクタンクの新しい世論調査によると、北朝鮮と日本が戦争になった場合、韓国は北朝鮮を支持する模様。

米国の政治紙『ニューズウィーク』
もし北朝鮮と日本が戦争になった場合、多くの韓国人は金正恩を支持するつもりであることが世論調査で明らかに

「北朝鮮と日本との間で戦争が起きたらどうするか? このかなり極端な "もし" に韓国人の45.5%が北朝鮮を支援すると答える。一方日本を支援すると答えたのは15.1%」


oflguy Was that the poll that Kimmy took?
(北のキム君が取ったアンケートかな?)

Faceless Man 北朝鮮と日本が戦争状態になったらどうするかとの質問があるが、日本と戦争をする相手がどこであろうと関係ない。韓国人は常に "日本と戦っている側" を支持する。

米国の政策立案者は現実を直視する必要がある、米国と日韓との関係を三国間同盟のように見ているが2つの二国間同盟から変化することはない。


元大韓民国空軍士官で米国の弁護士 - Christopher Jumin Lee
GSOMIAが正式に破棄される運命の日が近づいているが、なぜ韓国が自ら自分たちをこんな立場に置いているのか未だに全くもって理解できない。

GSOMIAは韓国に何のコストも強いず、しかしそれは日本がこれまでGSOMIAを通じて得てきたものなんかとは比べ物にならないほど米国にとって多くの意味を持つものである。

韓国に対する圧力が強まる中、韓国が取れる道は
1)恥ずかしい前言の撤回
または
2)同盟アルマゲドン
だ。

Christopher Jumin Lee:
元韓国軍人が解説「韓国から見たGSOMIA破棄とは?」(海外の反応) でGSOMIAについて解説した元大韓民国空軍士官で米国の弁護士

スポンサードリンク