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マツダ・ロードスターの兄弟車『フィアット124スパイダー』海外自動車レビューサイトの評価

フィアット124スパイダー

イギリスの自動車レビューサイト「Carbuyer」による『フィアット124スパイダー』の評価は?


1960年にフィアットから登場した2シーター・オープン・スポーツカー「フィアット124スパイダー」が 「マツダ・ロードスター」のプラットフォームをベースに新型車として復活。 ※日本国内ではフィアットの社内ブランド・アバルト仕様の高性能版「アバルト124スパイダー」のみ導入されています。

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フィアット124スパイダーはスタイリッシュでパワフル、ドライブするには最高の車だ。 過去のイタリアン・オープンカーの黄金期を思い起こさせ、さらに最新の安全性能と快適性能も付いてくる。


私達イギリス人は2シーター・スポーツカーが大好きだ。 50年前はMGやロータスなどがそのジャンルを代表し数多くの車を作り鎬を削っていた。 だが現在、小型で軽量、シンプルで基本に忠実な2シーター・スポーツカーといったらマツダ・ロードスターぐらいなものだ。 だからこそ古き良き時代が帰ってきたことを嬉しく思う。 そう、この新しいフィアット124スパイダーだ。

最後にこのフィアット124スパイダーという名の車がイギリスに登場したのは70年代のことだ。 フィアットのスポーツカーには波瀾万丈の歴史があり、 その評判は「見栄えはいいが信頼性が低く、色々と妥協しなければいけない」といった感じだ。

90年代に発売されたバルケッタがいい例で非常に魅力的な小さいロードスターだったが左ハンドルのみで故障が多かった。 その様な評判なのでフィアットのスポーツカー市場での存在感は消えかかっていた。



1960年が帰ってきたと喜ぶ前に皆さんに伝えておかなければならない。 フィアットは「競合相手に勝てないのなら相手と手を組んでしまおう」とでも考えたのだろう、 124スパイダーはフィアットだけの力で作り上げた車ではなく、 マツダと提携しマツダ・ロードスターをベースに作られている。

シャシー、後輪駆動のトランスミッション、インテリア、その他多くが マツダ・ロードスターと同じものを使用している。 それどころかマツダ・ロードスターと同じ日本にある工場で作られている。



ぱっと見た感じこの124スパイダーがマツダ・ロードスターの従兄弟だとは思えないだろう。 特に昔の60~70年代の124スパイダーに良く似たフロントグリル、 リアもマセラッティやダッジ・ヴァイパーに似た印象を受ける マツダ・ロードスターより僅かながら車長も長く外側のパネルは全てフィアット独自のものだ。



外側は実にフィアットらしい佇まいだが内側はマツダそのままで少々拍子抜けだ。 ダッシュボードも違いは見当たらないしハンドルもキーもはっきりと同じものだと分かる。 フィアットはインフォテインメントすらマツダのものを使っている。

ドアの上部に柔らかい素材を使用していることと いくつかのグレードで選ぶことが出来るとてもイタリア車らしい色合いのレザーシート以外は マツダ・ロードスターそのままだ。 もちろんそれは悪いことではない。 ダッシュボードは整然としているしコントロールも使いやすいように配置されている。



収納スペースは少ない。 カップホルダーはセンターコンソールの助手席側にあり、 これはのセンターコンソール後方に取り付けることも出来る。 センターコンソールの中央にある収納はチョコバーが入る程度の大きさしかない。 その前方にはスマートフォンを入れられるスロットがあり、 グローブボックス代わりにあるシートの間の収納スペースには 大きいサイズのポテトチップスが入る。

それといい忘れる所だったがソフトトップは片手で簡単に開け閉めできる。



124スパイダーには3つのグレードがあり エントリーレベルのClassicaには16インチのアロイ・ホイール、 エアコン、キーレススタート、クルーズコントロールが標準装備されている。

lussoにはより大きなホイールとシートヒーターが付いたレザーシートや パーキングカメラにナビが付き、 最高グレードのLusso+には BOSEサウンドシステム、ステアリング連動のLEDヘッドライトなどが装備される。

実用性


トランクはマツダ・ロードスターより少しだけ大きい、 大きいと言っても10リットルほどだから大して変わらないが。 入り口の大きさは割りと良く旅行バッグが2つほど入る。 大きいスーツケースはたぶん入らないが1週間に1度のスーパーでの買出しなどには問題ないだろう。

そもそもちょっとした買い物や週末の旅などにしか出番はないだろうから気にする人は少ないだろう。


エンジン

ボンネットの下にはアルファロメオ・ミトと同じ134馬力の1.4リッター・ターボ・ガソリンエンジンが搭載され 0-100Km/hは7.5秒、 CO2排出は148g/Kmで 燃費は公式発表によると44.1mpg(15.6km/l)だが 私たちが試したところ30前半(10.6km/l)だった。


走行性能


マツダ・ロードスターの方には1.5リッターと2リッターのNA(自然吸気)エンジンが搭載されているので それぞれ違った体験をさせてくれる。

マツダ・ロードスターにはターボがないので加速させようと思ったらエンジンを高回転させなければならない。 一方124スパイダーではミッドレンジに入るとターボがかかりパンチのある加速を与えてくれる。 この車の方がより洗練されたドライビング・エクスペリエンスを感じさせる。

フィアットはこの車のサスペンションにとても力を入れていて どちらかと言えば柔らかいセッティングのマツダとは違っている。 ステアリングも再調整されていてマツダ・ロードスターよりいい意味で少し重めで反応が良くない。 マツダ・ロードスターのハンドリングはとても反応が良く正確だ、 こちらはもっと気楽に楽しく操縦できる。

また124スパイダーはマツダ・ロードスターよりも静粛性が優れている。 消音性能に優れた部品を多用しクルーズしている時はより違いが出てくる。 フィアットの方が少し成熟していると言っていいだろう。


フィアットで選べるエンジンは1つだけ、トランスミッションも6速マニュアルのみだが 正確で気持ち良く切り替わりギアを変える行為自体が喜びだ。

2台には違いが多くあるが共通していることが1つ、ハンドリングが素晴らしいことだ。 そのハンドリングにも僅かな違いがあるが共にあなたを笑顔にしてくれるだろう。 運転して5分も経たない内にこの車が 60年代のイギリスのクラシックスポーツカーの現代解釈版であると気付かせてくれる。 きっとあなたを幸せにしてくれるはずだ。


欠点


幸せにはしてくれるが問題がないわけではない。 124スパイダーはあなたの人生を豊かで洗練したものにしてくれるがいくつか難点がある。

問題のひとつがターボにある。 マツダ・ロードスターの1.5NAエンジンと比べてこの車は少し燃費が悪い。 またミッドレンジでターボがうまく機能している間はいいのだが 3000rpmを下回ると加速がすこぶる悪くなる。 たとえば... (踏み込んで1秒ほど)今になってようやく進みだした。

この車でコーナーを曲がるのはとても楽しい。 道をよくグリップし、とてもシャープで思った通りの場所に移動してくれる。 ただマツダ・ロードスターの2リッターと違いリミテッドスリップデフがないので滑りやすい路面では少し手に余る。



最後に、製造品質はほとんどの部分でいいのだが、いくつかイラッとさせる箇所がある。 まずこのサンバイザーだ、風ではためかないよう硬くしなければならないのは分かるが これ以上ないくらい安っぽいプラスチックでできている。



そしてセンターのサイドのパネルがグラグラする。 今まで124スパイダーとマツダ・ロードスターを何度も試乗してきて初めて見つけたのでこれがこの今回試乗している車だけであることを願っている。 この様な低いレベルの品質は20,000ポンド(約290万円)の車には許されない。


総評 4.1 / 5


結論としては124スパイダーはマツダ・ロードスターより少し成熟していて別の個性と美しさを持っていると思う。 どちらを選ぶかは本当に個人の好みによるだろう。

純粋で混じり物のないドライビングエクスペリエンスが欲しいのならマツダ・ロードスター、 もう少し日常での使いやすさを求め洗練されたものが欲しいならるなら124スパイダーがいい。

「所詮はガワだけイタリア仕様なマツダ・ロードスターだろ?」などとグチグチ言う輩もいるが私は気にしない。 手ごろな価格で基本に戻ったロードスターが欲しいと言う人達に、ついに選択肢ができたのだから。

燃費性能 4.4 / 5

124スパイダーは軽量な車なので比較的安く済むはずだ。

ドライビング 4.2 / 5

エンジンの選択は出来ないが十分パワフルでこの車には適切なパワーがある。

インテリア・室内快適性 4.3 / 5

よくデザインされているが少し狭さを感じる。

実用性 2.4 / 5

実用性はあまりない、がロードスターとはそういうものだ。

安全性・信頼性 3.8 / 5

イタリア車のデザインと日本車の信頼性という組み合わせだ、安全性も問題になることはないだろう。

良い点
  • パフォーマンスがいい
  • 魅力的なスタイリング
  • 費用対効果が高い
悪い点
  • トランクが小さい
  • 身長の高い人には向かない
  • エンジンとトランスミッションの選択肢がない

6 件のコメント :

  1. もっと奇抜なデザインでくるかと思ったよ。
    むしろフィアットがイギリス的でマツダがイタリア的な気がする。

    返信削除
  2. 無駄に開発費を使うよりこういった考えの方がいいと思う。
    最初から複数のメーカーが作るのが前提ならもう少し安くなるかな?難しいか…

    返信削除
  3. もっとイタリアンテイスト全開でもいいんじゃよ。
    ケツから見るとロードスターまんまじゃん。

    返信削除
  4. どう見てもマツダの方がむしろアルファっぽく見てるってのが笑えるよな。このフィアットはむしろ先代マツダロードスターに似てる。
    ガワだけ変えてるのだから仕方ないのだとは思うけどね。

    返信削除
  5. 寡占ギリギリのラインを狙って各社には協業をもっと大切にしてほしいね。良い潮流だよ。
    けど、DNAまで侵食されてはいけないし、各国の国益に反する事はしちゃいけない。

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  6. 買わないし文句つけてもしょうがないんだけど、なんでダウンサイズターボなんだろ?

    返信削除

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