エンゼルスVSヤンキース戦を受けての大谷翔平に対する海外メディアの報道の翻訳まとめ

2018/4/30

以下2018年4月27日(日本時間28日)から始まったエンゼルスVSヤンキース戦での大谷翔平に対するニューヨークとその周辺のメディアの記事の翻訳。

ニューヨークのスポーツ専門のデジタルメディア『Elite Sports NY』より

大谷翔平はヤンキースのホームランバッターたちのプライドを傷つけるのを止めて

New York Yankees: Shohei Ohtani needs to stop hurting the Bombers (Video) - By James Kelly - 04/28/2018

- ニューヨーク・ヤンキースのエースであるルイス・セベリーノとの初打席でロサンゼルス・エンゼルスの色男・大谷翔平が飛距離410フィートの特大ホームランを叩き込んだ -


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はいそれまで。もう十分だ。私はもう、大谷翔平がそのひたむきな努力と明確な意図をもって全力でニューヨーク・ヤンキースを傷つけることにうんざりしている。

大谷が嫌いになり始めた理由のリストに "我らがエース、ルイス・セベリーノからムーン・ショット(月に届かんばかりに高いアーチを描いてどこまでも遠く飛んで行くホームラン)を打った" が経った今追加された。

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大谷を獲得するためにヤンキースは2012年からスカウト活動をはじめてきたが、大谷争奪戦ではずっとポスティング先の大本命と呼ばれてきたが、結局面談に進むこともなく一次の書類選考で落とされたことにも、2018シーズンが開幕して以来ヤンキースとエンゼルスが共に活躍すると毎回のように大谷に話題が持っていかれることにもうんざりさせられた。

もちろん野球ファンとしては彼を好きにならなざるを得ない。彼がフィールド上で成し遂げていることは信じがたいとしか言いようがないし誰もが彼の野球に対する情熱を褒め称える。この男は何百万ドルという金を手にすることができたにもかかわらず、少しでも早く世界最高峰のリーグでプレイしたいとその美味しい話を蹴ったのだ。

だがもしこれ以上彼がヤンキースファンの心を砕くならば、大谷翔平は敵であると宣言せざるを得ない。


ニューヨーク近郊のニュージャージー州最大のニュースサイト『NJ.com』より

一目ぼれ! ヤンキースのアーロン・ジャッジはすでにエンゼルスの大谷翔平の大ファン

Love at 1st sight! Yankees' Aaron Judge already big fan of Angels' Shohei Ohtani - April 28, 2018


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金曜日の夜、昨年52本のホームランを放ち歴代1位の新人シーズン本塁打記録を打ち立て2017年のMLB最優秀新人選手賞に輝いたニューヨーク・ヤンキースの右翼外野手であるアーロン・ジャッジの頭上のはるか上を、投手であり指名打者である大谷翔平の打ったボールが飛んで行った。野球界にセンセーションを巻き起こしている二刀流のルーキーはその第一打席で昨季オールスターに選ばれたルイス・セベリーノからホームランを放ったのだ。

彼が今年してきたことは目覚ましいとしか言いようがない。

ジャッジはそう語る。

 「2018シーズンが始まってから彼が見せてきた投手としての、そして打者としての活躍、金曜のホームランを含め、それは実に見るのが楽しい。」

大谷は23歳で母国日本を離れてメジャーリーグにやって来て以来、DHと先発投手の両方で成功を収めている。打者としては12試合46打席で打率 .341、4本塁打12打点を記録し、時速100マイルの速球を投げる投手としてはこれまでに4試合に先発し20と 1/3イニングス投げ2勝1敗、防御率4.43で26個の三振を奪った。
「大谷はこのメジャーリーグでそんなピッチングと打撃をしている。彼はコントロール=ストライクゾーンの "枠" の中に収める能力を持っているだけでなくコマンド=狙ったところにピンポイントで投げる能力を持っていることをこれまでに100球以上投げて証明した。さらに打撃面では打率が良いだけでなくパワーも持っていることを証明した。」

「彼は短くて速くコンパクトなスイングを持っている。それはとても効率的なスイングだ。彼はストライクゾーン入ったボールにだけ反応するような印象を受ける、彼はボール球をあまり追いかけるない。それは見ていてとても面白い。」

「彼を実際にこの目で見たのはこの1試合だけだが、私は彼のこれからを見るのをとても楽しみにしている。」


ニューヨークのロング・アイランド地域の住民を読者とするタブロイド判日刊紙『ニューズデー』より

大谷翔平の怪我にヤンキースの監督アーロン・ブーンは複雑な思いを抱く

Aaron Boone has mixed feelings about injured Shohei Ohtani’s absence - April 28, 2018

大谷が土曜日の夜の試合でエンゼルスのラインナップから消えたことを、ニューヨーク・ヤンキースの監督であるアーロン・ブーンは野球ファンとしてどう思っただろうか。日本の二刀流の天才と田中将大との対決が先延ばしになってしまったことを残念に思っただろうか。

だがヤンキースの監督としてはどうだろう? 昨晩の試合で大谷に強烈なホームランをフェンスの向こうに叩き込まれた記憶は彼の心の中にまだ新鮮残っていたはずだ。
「別に昨晩のスイングを見た後だからというわけじゃないがね。」  彼は大谷との対決が見送られたことはそれほど気にすることではないと笑いながら答えた。

土曜日の夜、印象的なスイングを誇ったのはヤンキースだった、僅か2イニングで10-0のリードを奪った。だがその前夜、大谷はヤンキースのエースであるルイス・セベリーノが放った内角高めの時速97マイルの速球を捉え4号となるホームランを決めた。セベリーノは後にそのピッチングを後悔していないと語った。

「そう、単純に彼は優れていた。それ以上何が言える?」

私はもう彼に対してインコースの球は投げない。私は良い球を投げた。それでも打たれた。彼には脱帽だ。


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その試合の5回、大谷は一塁に向かって走った際に足首をひねり途中退場しその後のヤンキース戦には出場できなかった。大谷は次の火曜にはオリオールズ戦に出場する予定だがエンゼルスの監督であるマイク・ソーシアは現段階ではまだわからないと記者たちに答えている。

「選手が怪我やトラブルで出場できなくなる姿は見たくないものだ、我々の試合にポジティブな注目を集めてくれるような場合は特にそうだ。」

アーロン・ブーン監督はそう語った後に一呼吸おいて大谷の特大打を思い返しながらこう語った。

「もっとも、彼が我々に打ちこんできたあのスイングはかなり印象的だったが。」

「怪我が深刻でないことを祈る。だが今回の怪我は、この特殊な選手の扱いの難しさを再認識させるものだ。野手として毎週バッターボックスに立たせつつも投手としての能力に影響を与えないようにする、そのバランスを考えることにエンゼルスは苦慮しているはずだ。それは贅沢な悩みでもあるが。」


1919年に創刊されたアメリカ合衆国ニューヨーク市の主要なタブロイド紙『デイリーニューズ』より

ヤンキースが初めて大谷翔平を直接見る、その可能性とリスクを。

Yanks get first look at both the potential and the risk of Ohtani - April 28, 2018

大谷翔平はその宣伝文句に見合う、いやそれ以上の活躍をすでに見せている。世間を沸かせる23歳の日本の二刀流は、これまでに私が見てきた野球の中で最も印象的なことの1つをしている。

金曜の夜にはSho-Timeが存分に展開された。この試合大谷はヤンキースのルイス・セベリーノが放った時速97.2マイルの速球を打ちソロホームランを決めた、 セベリーノにもうインコースには投げないとまで言わしめた。

これまでに大谷は昨季サイヤング賞を受賞したコーリー・クルーバーなどから4つのホームランを打ち、時速101マイルの剛速球を投げるなどして4回の先発登板で2勝と4.43の防御率を記録している。
その活躍はヤンキースを含めすべてのメジャーリーグのチームがこの男を欲しがった理由を説明する。だがその特殊な才能にはリスクが伴うことも認識させた。

ホームランの3イニング後に、打つだけでも投げるだけでもなく走っても優れる大谷は内野ゴロを打ち一塁に走った際に左足首を軽く捻挫。7回の第3打席に代打を送られて途中交代した。大谷は土曜日の試合にも出場する予定だったが、太平洋を挟んだ2国が注目した対決は見送られることになる。

「彼はとても特別なことをしていると思う。」

ヤンキースの田中将大はそう語った。

「野球界を見渡してみてください、誰も彼のようなことはしていません。」



エース・ピッチャーが塁に向かって走ることを許すことに付きまとうリスクは誰もが理解しているだろう。優れた投手でありながらも怪我に泣かされた選手は数知れない。すでに大谷は先日のレッドソックス戦でも指の "まめ" で途中降板している。

投手と野手両方で活躍できる大谷翔平は人々を強烈に惹きつける。だが2億〜3億ドルの投資をした選手に対しそのようなリスクのある運用をすることは正しいことなのかという疑問は常に浮上する。

願わくば、彼が大きな怪我をすることなくこのまま2つの役で活躍してほしい。心配は尽きないが、やはり彼の活躍を見ることは単純に楽しいのだ。

「その噂、その神話、その伝説のすべてに興味があった。」

金曜日の試合前にニューヨーク・ヤンキースの監督であるアーロン・ブーンはこう語った。  

「そこに候補者がいるという噂があった。私が2018年からこのチームの監督になった後でさえ、私は彼をずっと追っていった。そして彼は野球界に巨大な波を起こした。打者と投手の両方で成功した。そのパワーは本物で、身体能力も高く、走っても速い。」

「そして投手として彼はこれまでに数試合先発したが、まるで雷のような速球と撃滅的なスプリットを披露してきた。彼がここ南カリフォルニアで大旋風を巻き起こしていることは知っている。それは試合にとって本当に良いことだと思う。ただできればその活躍は我々が去った後に続けてもらいたい。」

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