米CNNの新型コロナウイルス速報ページより

日本のコメディアン、志村けんが新型コロナウイルスの合併症で死去

Japanese comedian Ken Shimura dies from coronavirus complications - 2020/03/30



日本のコメディアンの志村けん氏が新型コロナウイルスによって引き起こされた肺炎で日曜夜に亡くなったと彼の所属するタレント事務所がCNNに答えた。

志村さん(70歳)は3月17日から体のだるさなどの症状を訴え、発熱や呼吸困難などの症状が出たため3月20日に重度の肺炎で入院、3月23日にウイルス検査で感染が判明した。

「Japan’s Robin Williams(日本のロビン・ウィリアムズ)」と称されてきた志村氏は1970年代から活躍し日本で最も有名なコメディアンの1人だった。



米CNNでアジア地域の新型コロナニュースを担当する特派員 - Will Ripley
#速報  

著名な日本人コメディアンの志村けん氏が日曜夜に新型コロナウイルスによる肺炎と思われる症状で亡くなったと彼の所属事務所であるイザワオフィスがCNNに語った。

志村氏は「日本のロビン・ウィリアムズ」と呼ばれており、日本のテレビ局は同氏の死去の速報で一色になっている。



米CNN International
志村けん氏が日曜夜に新型コロナウイルスによる肺炎で死去した。70歳の志村氏は「日本のロビン・ウィリアムズ」と呼ばれ、1970年代から活躍し日本で最も有名なコメディアンの1人だった。

新型コロナウイルス速報:感染者が世界で721,000人を突破-CNN
日本のコメディアンの志村けん氏が日曜夜に新型コロナウイルスによって引き起こされた肺炎で亡くなったと彼の所属事務所がCNNに答えた。
edition.cnn.com

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米国のエンターテイメント産業専門の業界紙『Variety』より

日本のコメディアン、志村けんが新型コロナウイルスにより死去、享年70歳

Ken Shimura Japanese Comedian Dies of Coronavirus Age 70 - 2020/03/30



日本のテレビで数十年間にわたって欠かせない存在となっていたコメディアンの志村けん氏が日曜夜に新型コロナウイルスにより死去したと日本のメディアが月曜日に報じた。

志村氏は70歳、今年長編映画の主演に初めて抜擢されたが撮影直前になって新型コロナウイルスへの感染が発覚、これを辞退していた。

志村氏は3月20日に発熱や呼吸困難などの症状が出たため東京の病院に入院、3月23日にウイルス検査で感染が発覚した。

志村氏は日本の著名な芸能人としては最初の新型コロナウイルスウイルスによる犠牲者となった。



志村けん、本名『志村康徳』は1950年に東京で生まれ、1974年にコメディ・バンドのドリフターズに参加した。

ドリフターズはすでにバラエティ番組「Hachijidayo Zeninshugo!(八時だよ全員集合!)」で日本のテレビの王様となっていたが、若者らしいエネルギーと厚かましさを持った新メンバーの加入は同グループの人気を急上昇させた。

喜劇王ジェリー・ルイスから影響を受けた彼の "rubber-faced(顔つきがいろいろに変わる/百面相の)" なユーモアは所謂 "繊細なユーモア" からかけ離れたいかにもスラップスティックなものだったが、

 – 彼のキャラクターの1つである "middle-aged pervert(中年の変態)" は笑いために白鳥の頭のペ✕スバンドを着用している –

志村氏はドリフターズの番組が1985年に終了しグループが解散した際もスムーズにそれを切り抜け人気を維持した。



志村氏は初めて主演を務める予定だった山田洋次監督作「キネマの神様」への出演が決まっていたが新型コロナウイルスに感染したことを受けこれを辞退し治療に専念するとしていた。彼はまた2つの番組でレギュラーを務めていた。

クルーズ船「ダイヤモンド・プリンセス」での感染者を除くと、日本では1,884人の新型コロナウイルスへの感染が確認されており、そのうち52人が死亡している。
米国のエンターテインメント業界誌『ハリウッド・リポーター』より

日本のコメディアン、志村けんが新型コロナウイルスにより死去、享年70歳

Japanese Comedian Ken Shimura Dies From Coronavirus at 70 - 2020/03/30

- 1970年代から日本人の誰もが知る存在となっていた志村氏は日本のテレビにほとんどひっきりなしに登場していた -


新型コロナウイルスに感染して先週入院した日本のコメディアン、志村けん氏が亡くなった。享年70歳だった。

1970年代以来日本の " household name(誰もが知る名前)" だった志村氏は日本のテレビでほぼ常に存在感を示していた。

死去時も志村氏は日本のバラエティ番組に定期的に出演、日本の映画スタジオである松竹が100周年記念して制作を始めようとしていた山田洋次監督作「キネマの神様」に主演する予定だった 。

松竹はこの映画を無期限延期にすると発表している。

志村氏は発熱などの症状が出たことから3月20日に東京の病院に入院、重症肺炎と診断され3月23日には新型コロナウイルス検査で感染が確認され日本の著名人初の感染者となっていた。



東京西部の東村山で育った志村氏のキャリアは、日本のロックバンド兼コメディーグループでビートルズが来日した際に前座を務めたことでも知られるザ・ドリフターズに参加したことから始まった。

志村氏は同グループの人気コメディ番組「八時だよ全員集合!」で持ち味となるスラップスティック(ドタバタ喜劇)なユーモア、奇抜なお決まりのしぐさ、ドライユーモアを磨き上げ一躍スターになった。

晩年の回顧録で志村氏はアメリカのコメディアンであるジェリー・ルイスから強い影響を受けたと語っている。

志村氏は後に1980年代の大ヒットバラエティー番組で「Baka Tonosama(foolish lord)/バカ殿様(愚かな領主)」や「Henna Ojisan(weirdo uncle)/変なおじさん(変な叔父)」などの風刺的なキャラクターを演じ全国的な名声を勝ち取ることになる。

日本のコメディを象徴する志村氏の長いキャリアは日本の人々の記憶に刻まれており、彼が出演する予定だった山田洋次監督作「キネマの神様」もそれに大きく依存する形で作られていた。



(ジェリー・ルイスのベストシーンまとめ)
台湾の最も歴史ある英字新聞『Taiwan News』より

日本のコメディアン、志村けんが武漢ウイルスに感染し死亡

Japanese comedian Shimura Ken dies after contracting Wuhan virus - 2020/03/30

"日本の大御所スラップスティック・コメディアンは新型コロナウイルスの症状が出てから11日で死去"


日本で武漢コロナウイルス(COVID-19)の感染を公に発表した最初の有名人の一人である日本のベテランコメディアン、志村けん氏が日曜夜(3月29日)に亡くなった。70歳だった。

NHKによると志村氏は3月19日に発熱と呼吸困難を含む新型コロナウイルスの症状が出たことから東京の病院で治療を受けていたという。

志村氏は入院直後に重度の肺炎と診断されたが3月23日にウイルス検査で新型コロナウイルスへの感染が確認された。



日本のコメディ界を象徴する志村氏の症状はその後も悪化し3月25日には体外式膜型人工肺(ECMO)療法が利用可能な病院に移送されなければならなかった。

志村氏の兄はメディアに対し、志村氏は話す能力を失っており症状は改善に向かっていないと語っていた。

志村氏は1974年にコメディグループ「ドリフターズ」に参加、ドタバタコメディショー「八時だよ全員集合!」で人気を博し一躍スターとなった。

彼の理解しやすいコメディと台本にないアドリブ芸は日本のみならず台湾やタイ、インド、ヨーロッパ、米国で多くのファンを獲得していた。

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