『クリード3』の監督マイケル・B・ジョーダンが日本のボクシングアニメ『はじめの一歩』にインスパイアされたと明かす
Creed III Director Michael B. Jordan Was Inspired By Boxing Anime Hajime No Ippo- 記事の要約 -
映画『ロッキー』シリーズでシルベスター・スタローン演じる主人公ロッキー・バルボアの意志を受け継ぐ後継者、アドニス・クリードの物語である『クリード』シリーズの最新作で主演と初の監督を務めることになったマイケル・B・ジョーダンが英国の映画雑誌『トータルフィルム』とのインタビューの中で、彼の日本のアニメに対する情熱とそれが『クリード3』にどのような影響を与えたかについて語った。
『クリード』シリーズはすでにアニメでよく見られる "リアリティよりも視覚的なインパクトを優先した表現技法や編集" も利用しているが、ジョーダン氏はそれよりも一歩踏み込んだ描写を取り入れたという。
「『はじめの一歩』のようなボクシングアニメではキャラクターたちが "Inner dialogue (キャラクターの心の声)" を通してリング上で今何が起こっているのか、それぞれが今何を考えているのかを語る、そして私はそれが大好きだ。今作のアポロ・クリードの息子アドニス(マイケル・B・ジョーダン)とそれに立ちふさがるダミアン・アンダーソン(ジョナサン・メジャース)との対決でも彼らの心の声、 "emotional journeys (感情の旅・感情の遍歴)" を特に重視している、アニメはそこに間違いなく大きな役割を果たした」
"Inner dialogue (キャラクターの心の声)" はアニメの古典的な表現技法の1つでありスポーツアニメを特別なものにしている要素でもある (そして私見で言わせてもらうなら、本物を見るよりも心をひきつけられる)。
2人のファイターがボクシングのリングで競い合う姿はそれだけで十分心を躍らすものだ、だが全てのパンチの背後にあるものを感じながら見る戦いは完全に別物だ。
その一発一発に込められた想い、彼らをこの場に立たせるに至った経緯やこの場に立つために繰り返されてきたトレーニングのフラッシュバック、見る者の緊張感を高める戦況を見極める視点、それらはなぜ一瞬一瞬が重要なのかを聴衆に思い出させる。
『クリード III』を前2作や過去の『ロッキー』シリーズとは異なるものにしたいのであれば、アドニスが戦っている間のその心の内面を聴衆に聴かせるのは、確かに確実な方法だろう。
”『はじめの一歩』のようなボクシングアニメではキャラクターたちが "Inner dialogue (キャラクターの心の声)" を通してリング上で今何が起き何が起ころうとしているのかを心の声で語る、私はそれが大好きだ”
Light 「はじめの一歩は名シーンが盛りだくさんだしボクシング映画を作るうえで良いインスピレーションになるだろうね。試合中に声に出さずに心の中で思っていることをきちんと描くって意味で言っているんだと思うけど実際に映画でどう適用するのか見るのが楽しみだ」
HossBoss
Oh shit, part 3 is gonna be awesome!
(おいおいクリードのパート3は素晴らしいものになりそうじゃないか)
Truggler
10/10 movie already.
(もうこの時点で名作になるのは決定ですよ)
John Smith
this keeps sounding better and better. I will be seeing this in theaters
(出てくる情報がどれも期待値を上げてくれるものばかりじゃないか、間違いなく劇場で見るよ)
Nuno Silva
I knew I liked Michael B. Jordan and even more so now!
(もともとマイケル・B・ジョーダンが好きだったけど余計に好きになったわ!)
DookiDenki
He’s a big fan of anime. Not surprised
(マイケル・B・ジョーダンは大のアニメ好きだし、驚くことではないな)
Culturedman1
Who wouldn't be inspired
(むしろはじめの一歩を見て影響を受けない人間なんておらんだろ)
AccurateBooch30
Made me more hyped for the movie since I love Hajime no ippo
(クリード最新作という時点で期待していたけど今はもっとワクワクしてきたよ、私もはじめの一歩は大好きだからな)
NuttyMetallic
Micheal B. good taste in anime!
(はじめの一歩を見ているあたり、マイケル・B・ジョーダンはいい趣味してるで!)
Nitro
Michael got good taste
(はじめの一歩を見ているあたり、マイケル・B・ジョーダンはセンスがいい)
Deus Ex Machina 🤖 A man of culture 👌🔥🔥🔥🔥
2010年に放送された『荒川アンダー ザ ブリッジ』2期9話のセリフ「Ah, I See You're a Man of Culture As Well (お気づきになりましたか、あなたも好事家ですね)」をネタにしたインターネットミーム
「Man of culture」とは本来「教養(のある)人/文化人/ 上品な趣味をしている人/真に良いものを理解している人」を意味する言葉だがネット上ではしばしば "世間一般的にあまり堂々と好きだと言うことができないものに対して堂々と好きだと言う人" に皮肉/自虐/賞賛を込めて使われる。変態紳士のようなニュアンス。単に「お仲間発見」のような意味でも使われる
AashyLarry
It’s pretty interesting how mainstream anime has become, that it’s even inspiring live action American boxing movies now.
(今やハリウッドのボクシング映画すら影響を受けるってんだから日本のアニメの受け入れられっぷりは凄いな、もはや一部の人にだけ人気のマイナージャンルじゃなくて完全にメインストリームですよ)
Purposelygentle
Michael B Jordan is a known weeb. So is Winston Duke. It’s neat.
(マイケル・B・ジョーダンも "weeb (日本オタク)" で有名だしね。同じく黒人俳優のウィンストン・デュークもそうだ。大したもんやで)
TalynRahl
He even based his suit in Black Panther off of Vegeta's outfit. His Anime love is well recorded.
(あの人ブラックパンサーでもベジータのスーツを意識したものを着てたし、アニメ愛が凄い)
my_ashy_paintbox
this^ MBJ always mentions anime whenever he does any media press
(それな。マイケル・B・ジョーダンってインタビューの時は毎回アニメについて言及してる気がする)
FernanditoJr
He did a collaboration with Coach to create some Naruto inspired art.
(COACHとのコラボで「NARUTO –ナルト– 疾風伝」にインスパイアされたカプセルコレクションも発売してたりする)
TizonaBlu
Anime’s been huge among the black community for like two decades now. What’s happening is that the kids who grew up with anime are now starting to make their marks in the world.
(日本のアニメは20年ほど前から黒人コミュニティの間でとても重要な位置を占めている。今目にしているものは、アニメとともに育った子供たちが今世界で活躍し始めているということなのだろう)
For example, Jordan Peele is a huge anime fan, and I was watching Nope the other day and saw a very obvious Akira reference. Came out of nowhere too, and was hilarious.
(たとえば人気コメディアン・映画監督のジョーダン・ピールもアニメの大ファンだ、先日彼の最新作『NOPE/ノープ』を見ていたら明らかにAkiraを意識したシーンを目にした、突然だったんで思わず笑っちゃったよw)
KissShot.sol
all movies are inspired by anime from the 70s till now
(というかどの映画も70年代から今日までのアニメ作品の影響を受けていると思うけどな)
Krisp
I don't need ten minutes of inner dialogue and then one fight is an hour and a half, but I would love some inner dialogue so the fight itself can be more tactical and related to a narrative arc.
(さすがにアニメみたいに1つの試合に1時間半くらいかけたり内面描写を長々とやられても困るぞ...とはいえ心の声を入れることは大歓迎だ、戦いがより戦術的になるだろうし、そこまでの物語の積み重ねを活かした描き方もより良いものを期待できそうだしな)
Andrew Resendez
Well considering Hajime no Ippo probably took a lot of inspiration from the Rocky movies over time it's only right that it comes back full circle.
(はじめの一歩が映画『ロッキー』から多くのインスピレーションを得てきたことを考えると、それが逆にハリウッドに刺激するのも当然と言えば当然な気がする)
OuchYouPokedMyHeart
Donnie about to do the Dempsey Roll in Creed III
(クリードがデンプシーロールをする姿が見える)
FZJavier
better add some jet engines noises while doing it.
(ジェットエンジンの効果音も追加しよう)
Parzival
He fighting a bear ?
(クリードも熊と闘うんです?)
心情描写って自然すぎて日本人では気づかなかったな。言われるとなるほどって期待値上がる。
返信削除確かに。心情描写って言われるまで、 ?どこに一歩要素が?? って感じだった
削除心の声なんて動かない漫画や小説において必要不可欠なだけだと思うが
返信削除洋画じゃ珍しいのか?そもそも向こうは本を映像化すること自体が珍しいとか?
アニメの影響を受けたってのはマトリックス辺りから公言するようになって久しいと思う
洋画だけでなく映像作品ではアニメにおいてさえ、モノローグは低く見られる傾向にあると思う。映像で語れよ、と。そういうのが大好きな自分にとっちゃ「知るか!」だけど。
削除というか漫画は動的な一瞬の出来事を補足説明する事が多くて、それをアニメ化すると解説(ナレーター)→心の声に変換して描写する流れがある
削除アニメに「その間僅か〇秒」みたいな時止まってるだろってのが多いのもそれ
監督個人的にはファンであっても、映画は監督個人のものじゃ無いから、オマージュもインスパイアもすべてがパクリとされてしまう現代、公言したら権利問題になりかねないから映画会社から「公言するな」「聞かれたら否定しろ」と言われてるんじゃ無いかと思う。パーフェクトブルーのあの人もそう。だから、監督個人的にはファンなのに、厚顔無恥な盗作野郎に見えてしまうんじゃないだろうか。
削除70年代からアニメの日本国外での放映権二束三文で売り飛ばしてたから結構テレビで流れてたらしく貧困層から幅広く見てたのが90年代後半くらいからクリエイター側に回ってってのはあるのかね。
削除安く売り飛ばしすぎてマクロスとか権利関係えらいもめたみたいだけど。
クリードは好きなシリーズなので心の声描写がどういう風に表現されるか楽しみですわ
返信削除クリード1も2もめっちゃ好きだから作風変わったら怖い
削除この人本当にアニメ好きだよね。たしか幽遊白書も好きだったはず。
返信削除昭和のスポ根アニメ「巨人の星」なんか一球投げる前にひたすら内面描写が続く
返信削除こういう主張をする人には気を付けてもらいたいね
返信削除アッチの韓国人俳優を使うと必ず日本要素にケチをつけるからね
「日本人設定だが韓国人設定にしろ」だの
「日本料理を食べるシーンを韓国料理に変えろ」だのね
大の親日家だったウォシャウスキー兄弟も韓国人を自身の映画に
キャスティングしてしまったために同様の被害にあった
元々無声映画の時代は背景の説明は文字で上映され生伴奏などで雰囲気づくりをしてたけど、日本にその無声映画が輸入されたときに英語じゃ分からんから活弁(活動弁士)がナレーションする形態になった。また、元々日本は演劇でもナレーションがあったり、落語のように純粋に「話術」の芸能があったから、ナレーションは当たり前だった。
返信削除スターウォーズの A long time ago in a galaxy far, far away のスクロールがアメリカ無声映画のオマージュだね。日本映画だとこれをナレーションでする。
心の声はともかく、スポーツの戦術や読み合いは
返信削除スローモーションにしてひとつひとつを解説しないと素人に伝わらない。
そういう意味でスポーツを題材にした映画は幼稚なものが多い。
今ではギャンブル・マンガに受け継がれている
返信削除欧米だと文章表現と映像表現を厳密に分けるべきだって考えが強いから、
返信削除映像表現であるアニメーションで文章表現に特有のモノローグを入れる事に抵抗がある
日本のアニメは映像表現の見せ場であるアクションシーンにもモノローグを入れるけど、
それは漫画の影響が大きい事と、作画の手間を減らすという理由もある
さらに言うと日本の漫画は欧米のコミックよりもモノローグを多用するけど、
それは少女漫画が独自に発展させた手法だな
前にこの人の動画みたけどめっちゃ良い人だった
返信削除はじめの一歩がロッキーに影響を受けた?
返信削除またリップサービスを信じる奴がいたか
実際はあしたのジョーだな
削除作者本人が明確に発言してるのは
てかベジータスーツの時と全然違って見えてすご
返信削除でも今の一歩はおかしなことになってるよな
返信削除一時期は変だったけど、最近は完全に持ち直してると思う
削除いやぁ……
削除持ち直してはいないと思う……
今でもコミックスは買い続けてるけど、完全に惰性。1試合にどんだけかけるんだよって毎度思うし。JOJOとかもそうだけど、どんどん冗長になっていって、初期の時のテンポの良さは不思議と失われていくんだよな・・・。
削除ウィービングしながら左右のフック入れると反動で動きが止まると思うんだけどデンプシーロールって可能なの? youtube に本物の動画があるけど一歩とは違うような
返信削除言葉での説明は野暮ってのは分かるが、クリードシリーズは感情の盛り上がりの巧みさが売りなので、変な説明会話にはならず、素晴らしい演出になると信じたい。
返信削除レバーに何度も入れられて「もう息が出来ない…このまま倒れてしまいたい…」って感じで喋るのかな
返信削除最初のアニメの影響と言えばAKIRAからブラックレインがインスパイアされてた、内田裕也がバイクに乗って日本刀?を地面にこすって火柱上げるシーンがそれだったはず
返信削除それはAKIRAがどうこうじゃなくて、普通に80年代の暴走族文化としてあったと思うけど。
削除Nopeだと金田バイクのブレーキスライドオマージュもだけど、空飛ぶナニか、のデザインもエヴァンゲリオンの使徒に影響受けたって言ってたね
返信削除漫画は小説の進化系だからね。コミックとは違う。
返信削除日本の実写映画は、逆に、内面の独白描写でダラダラ時間が過ぎるしょうもない映画にしてしまってるのでは・・・。
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